2009年10月23日 (金)

『一澤信三郎帆布物語』という本を読みました。

おはようございます。今朝も寒いです。昨日の朝などは4℃だったようで北海道の旭川並みでしたが、それにくらべればいい方です。でも、この部屋は冬は寒く、今も外に出るような格好をして打っています。(昨日は手袋をしてパソコンに向かっていました。)

町のイチョウの木も黄色くなり見頃を迎えそうです。来週あたりはいいかもれません。カメラ片手に町を歩いてみようかなと思っています。

さて、本の話です。先日に続き、書店でまたも出会った一冊で、『一澤信三郎帆布物語』(菅(すが)聖子著 朝日新書)という本を読みました。

一澤信三郎帆布物語 (朝日新書) 一澤信三郎帆布物語 (朝日新書)

著者:菅 聖子
販売元:朝日新聞出版
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京都の老舗のかばん屋さんが、相続問題で揺れ、店が分裂、裁判などを通して、自らの主張を貫き、信念にのっとって商売を継続することとなった。その顛末を綴ったドキュメンタリー風の読み物です。

僕もその名前を聞いてはいて、「一澤帆布」というブランドの商品はいいらしいということだけは知っていました。現物を見たことがないので、どのような物なのかはちょっとわかりませんが、いいものを大事に使うのがやっぱり大切なのかなと思っています。

この本に書かれている騒動については、なんか相続でもめて、二つの店が近くで営業している、程度のことしか知らなくて、ことの発端や経緯などは全く知らなかったのが現状でした。でも、この本はそこのところをしっかり取材して書いてあり、その経緯がわかってなんかすっきりした感じです。

老舗というのは相続やら屋号の問題やら、いろいろもめることも多いかと。でも、当事者でないとなんともいえず、双方の言い分があってすっきりせずそのまま分裂していくということもあるのでしょう。でも、うやむやにせず、正しいと思うことを貫いていくことが、顧客の信頼を得ていき、必然的に生き残っていくのかもしれません。

この騒動の顛末もさることながら、かばんに込めた思い、物を作っていく志などが伝わって、なかなか読み応えのある本でした。

一度その商品を見てみたいものです。

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2009年10月20日 (火)

『「日帰り登山」を楽しむ本』という本がよかったです。

こんばんは。きょうは快晴ではないにしても、いい天気でした。いい天気と言えばまさに昨日です。雲がほとんどなく、北アルプスも全部くっきり見えました。

昨日山に登った方は最高だったでしょうね。でも、山にはもう白いものがかかっているので、きっと朝は寒かったでしょう。山ももう冬支度です。

僕にとっての山登りのシーズンは終わりです。低山の紅葉めぐりは別として、リュックを背負ってのトレッキングは来年の初夏までお預けです。さてその間は、山の写真を眺めたり、山の本を読んだりしてすごすことにしましょうか。

それで、というわけでもないのですが、先日書店でたまたま見かけた新刊の、『「日帰り登山」を楽しむ本』(今泉忠明著 PHP文庫)という本を衝動で買ってしまって読みました。

「日帰り登山」を楽しむ本 (PHP文庫) 「日帰り登山」を楽しむ本 (PHP文庫)

著者:今泉 忠明
販売元:PHP研究所
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書名を見ると、登山入門書のように見えますが、意外や意外、結構深い内容でした。地図の読み方や、装備、歩き方など、基本的なことはもちろん分かりやすく書いてありますが、なにより面白いのは、動物や虫、植物といった生き物の生態などが詳しく書いてあることです。

著者のご専門が生態学ということもあり、単行本程度の内容はありますね。山というと春から秋に登るものという先入観が僕はありますが、生物にとっては冬も大事な時期で、冬の雪の中での足跡をたどる山歩きなども面白く書いてあります。

ややもすると山頂に立つことが目的になってしまう山登り。頂だけが山ではない、という著者の言葉は、ちょっと響きますね。いい本でした。

超ベストセラーになる本ではないのでしょうけど(今泉さん、PHPさんすみません)、本との出会いを感じさせる一冊でした。それこそ「ベストセラーだけが本ではない」という気分です。これからも書店の棚で、貴重な本との出会いを楽しみたいものです。

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2009年10月15日 (木)

『テレビは見てはいけない』という本を読みました。

おはようございます。今朝は快晴です。秋晴れといったところでしょうか。

ブログなぞを書き始めて、早2年は過ぎました。どうということのない文章を綴って、それも読まれるかどうかも分からず。ネットのソースの無駄になるのかもしれませんが、それでも書き綴っていこうと思うのはなぜでしょうね。たんに文章を書くのが好きなだけかも。せめて、たまたま来ちゃったという方に、不快な思いをさせないことくらいでしょうか。欲を言えば、少しは役に立ちたいものです。

さて、最近読んだ本で、苫米地英人(とまべち・ひでと)さんの『テレビは見てはいけない~脱・奴隷の生き方』(PHP新書)というのが良かったです。

テレビは見てはいけない (PHP新書) テレビは見てはいけない (PHP新書)

著者:苫米地 英人
販売元:PHP研究所
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ビジネス書の棚を見ていると、この著者の本がよく目立ちます。一体どういう方なのだろうと思っていたのですが、たまたま書店でこの本を見て、ちょっと面白そうだったので買って読んでみました。

この方は、脳機能学者、認知心理学者であり、いろいろな企業でも活躍され、脱洗脳にも携わっている、なんだかすごい人ですね。

それでこの本は、昨今のマスコミなどでいかに消費生活や政治・社会にかんする考えなどが洗脳されているかのようになっているかを解き、テレビでの報道やCM、バラエティなどにどっぷりつかっている私たちに警鐘を鳴らしています。

たしかにニュース番組などでコメンテーターの方がいろいろ意見を言われる。そしてそれをややもすると全部鵜呑みにしてしまう。でも、それはひょっとするとテレビ局の思惑なども入っているかもしれない。あるいはお金を出してくれるスポンサーの意向も無視できないかもしれない。そう考えると、まるまるそのまま受け入れるのはどうかな、という感じです。

といっても民放はスポンサーが必要、公共放送は公平さが必要(賛否両論を貫かなければならない)、というわけで結局、どこを見ても同じということになりかねませんね。難しい問題です。

となると、民放も公共放送も新聞も、ただ一つだけでなく、いくつか視聴し、読み、かつ書籍やインターネットなどであらゆる観点から見て、その上で自分で判断する以外になさそうです。

結局はマスコミも大切だけれど、それをそのまま信じるのではなく、違う局面もあるのかもしれないと疑うことも大切なことのようですね。

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2009年10月13日 (火)

『山登りはじめました』という本が面白かったです。

おはようございます。今朝はちょっと曇っています。昨日はほんとに天気に恵まれたと思います。こうして天気に一喜一憂していけはいけませんね。地球温暖化ではありませんが、もしずっと晴ればかりだったどうなることか。

そういえば昨日書いたブログ、”紅葉を見に”なんていいながら、紅葉の写真を載せていませんでした。まずはきれいに写真が撮れなかったからでしょうか。それと2年前に見たときの感動からするとちょっと鮮やかではなかったから、ということがあるかもしれません。

「今年は長雨の影響で紅葉が・・・」とか「朝夕が一気に冷え込んで・・・」などで紅葉の鮮やかさは変わるとか。一年の全体的な気候で決まるのかもしれませんね。さて、全国ではどうでしょうか。これから平地での紅葉が始まります。楽しみですね。

さて、本の話ですが、山がらみで最近買って読んだのですが。『山登りはじめました』(鈴木ともこ著 メディアファクトリー刊)という本が面白かったです。

山登りはじめました 山登りはじめました

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

コミックエッセイの作家である鈴木さんが山登りにチャレンジ。初めての登山から富士山に挑むまでの体験記です。

高尾山、立山、木曽駒ケ岳、富士山・・など人気の山を登り、山登りの楽しさ、(苦しさも)などを可愛いマンガで綴っているところがいいですね。そしてところどころに山登りのワンポイントレッスン的なコーナーもあって、山好きの人にも面白く読めるないようだと思います。

本のジャンルとしては、コミックエッセイや女性エッセイなどになるのでしょうが、ひょっとすると登山のジャンルに含んでもいいかもしれませんね。山の入門書として。

また、関連して、おなじくコッミクエッセイ作家のたがぎなおこさんが、マラソンに挑戦、という『マラソン一年生』(メディアファクトリー刊)もちょっと気になります。機会があったら読みたいです。

最近はコミックエッセイも内容が多岐にわたっていて面白いジャンルになってきた気がします。

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2009年10月12日 (月)

今年の登山は焼岳で終わりかな!(09.10.12)

こんばんは。台風が去ってから、ここ数日天気がいいですね。その代わり随分朝が冷え込むようになりましたが。そう、昨日の朝は北アルプスの山々が白くなっていました。ということは、雪が降ったということ。こりゃ、冬支度も考えなければいけませんか。

さて、そんなこんなで、例年10月くらいで高い山に登るのは終わりです。そこで、今回は最終を飾るにふさわしい焼岳にしました。

例年だと大体10月上旬が焼岳の紅葉が見頃かと、僕は思っていますが、去年は1週間ほど遅れたら紅葉が終わりかけていたので、今年は少し早めにしました。結果は、紅葉はしていましたが、鮮やかさはちょっと薄かったかなという感じです。それと、なんだか台風のためか、肝心の紅葉の葉っぱが少なかったような。でも、きれいにはきれいでした。

ところで今日は祝日なので、登山口の駐車場は混むだろうなと、少し早めに出たのですが、7時前に着いた時は、20台ほどの駐車場は満杯!おまけにその近くの路肩の広いところも車でびっしり。なんとか1台分あったのでぎりぎり留まれました。焼岳も人気なんですね。

近隣の人だけでなく、関東や関西からも。みなさんここまでくること自体が大変でしょう。

・・などと思いつつ7:15頃出発です。

091012norikura ここはもうだいぶ上に上がってから撮った乗鞍岳です。剣ヶ峰とコロナ天文台も見えます。北から見ると乗鞍もこんな風に見えます。

091012hodaka これはもう頂上に着いてから見た穂高です。西穂高、奥穂高、前穂高、明神岳がコンパクトにまとまって見えます。でも、すごい山ですね。

091012nishihookuho これは、先日登った西穂高の全景です。後ろの奥穂高に圧倒されます。ジャンダルムも当然西穂と奥穂の間に、ドドーンと聳えています。僕はとてもじゃないですが、見るだけです。

091012yariho   なんだか似たような写真ばかりですが、ちょっと引いて槍ヶ岳から前穂高岳までを写しました。それほどに穂高を見るのには絶景の場所です。ずっと見ていても飽きることがないのが不思議です。

091012yakedakehunen さて、これは焼岳の噴煙です。そのすぐ下を横切り、頂上はそのすぐ上です。下から見るとちょっと迫力があります。

ついでにおまけの写真を二つ。

091012tsukitoiwayama 今日は下弦の月の一日後、ちょうど岩山のすぐ上におわしました。

091012fujisan 最後は、富士山です。左の山は蓼科山?八ヶ岳の辺だと思いますが、その間の奥に少しうすく顔を覗かしています。ここから富士山が見えるとは思いませんでした。焼岳直下の稜線から見えました。ラッキー!

という感じで登ってきましたが、結局頂上には登り始めて約3時間の10:15頃に着きました。本当に手頃な山です。そして下りは昼食時間を含んで2時間半ほどでした。ゆっくり歩いてこんな感じですから、健脚の方はもっと早く降りてこられるかもしれませんね。

きょうの焼岳登山は天候に恵まれ、良かったです。ただ、やはり人が多くてすれ違いに苦労したり、頂上直下のところでしばらく待ったりと、平日の登山との違いを感じましたね。

まあ、あまり混雑するのも大変ですが、賑やかなのもいいものです。 

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2009年10月 9日 (金)

信州の高ボッチという所に行きました。(09.10.5)

おはようございます。台風も通り過ぎ、まさに「台風一過」で空は晴れています。明日からの三連休は天気に恵まれるかもしれませんね。

雑誌などでは京都特集が増え、いよいよ京都の季節になりました。僕も今年の秋は行けたらいいなと思っています。

さて、先日の西穂高以来、ちょっと山に登ってなくて、むずむずする頃になりました。それに秋も深まり、僕の登山シーズンも終わりに近づいているので、あと1、2回でしょうか。

そこで、登山とは言えませんが、ちょっとした山に行くことにしました。なにしろ車を降りてから15分ほどで山頂という山です。信州の塩尻市の上にある「高ボッチ山」という所に行きました。(ボッチって何でしょうね。)

標高は1665mだそうですが、周囲に遮る山がなく、諏訪湖を眼下に、中央アルプス、八ヶ岳連峰、美ヶ原、そして北には北アルプスと、まさに360度の展望です。

塩尻の国道20号線の途中から山道に入り、15分ほどでしょうか、電波塔のようなものが2つ、そして高ボッチ牧場があるところが終点です。

目指す高ボッチ山は、山というより丘と思えるほどのなだらかな山で、今は一面ススキの高原でした。夏はレンゲツツジがきれいだそうです。おそらく夏なら大草原でしょうね。

美ヶ原がすぐそこ、そしてこれまた大草原の車山高原もすぐ近くに見え、ほんとに眺めのいいところです。

今はススキなのと、ちょっと秋めいているのとで、人はほとんどいなく、柵の道をゆっくり歩くともう山頂。これはやっぱり登山とはいえないですね。

091005takabocchi これが山頂です。ゆったりしています。

091005yarijounen ちょっと遠くに、北アルプスの槍ヶ岳と常念岳が見えました。晴れてはいなかったのですが、それでも周りの山が全部見えたのはラッキーです。

  091005yatsugatake 八ヶ岳ですね。近くに見えました。手前のススキが秋を感じさせます。

美ヶ原と車山は行ったことがあり、とてもいいところですが、この高ボッチ高原もなかなかいいですね。今度は夏に来てみたいです。

・・・というところで。

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2009年9月23日 (水)

西穂高岳には何度登ったでしょうか(09.9.21)

こんばんは。久しぶりの書き込みです。

この連休中に、一日ある休みに恒例の西穂高岳に登りました。なにしろ十何年前に登山を始めて最初に本格的に登った山が、西穂の独標で、それ以来、ほぼ毎年、独標か山頂に登っています。それほど魅力的な山で、一番好きな山と言っていいでしょう。

なにしろ、ロープウェイの駅から3時間ほどで山頂に立てるのですし、山頂からは、奥穂高はもちろん前穂高、槍ヶ岳、笠ヶ岳、焼岳から乗鞍岳と360度の大展望。天気のいい日はこんなにすばらしいところはありません。(実際には何年かに一度しか天気に恵まれず、途中で撤退とか、山頂を目指すも悪天候で独標までということも)

さて、楽しみにしていた今回の西穂高ですが、心配なのは人出。連休中でさぞかし込むだろうな、ロープウェイは何回か待たなければいけないかな・・など。で、実際のところ、登りは幸いなことに始発便に乗れました。下りは2便待ちでしたが、大体20分くらいですみました。

ただ、問題は山です。登りは山頂までそこそこ順調に行けましたが、独標まで下ったら、あの狭い頂上に50人ほどの人。その上どんどん登ってきます。のぼりの人待ちで、降りるに降りられず、このままじゃパンクしてしまいます。

なんとか降りる流れに乗れたものの、数珠繋ぎ、まるで富士山の登りの列のようにひたすら前の人について流れて降りるだけ。途中で休んだら、その流れに乗るのが大変です。

まったく世間の休みの日はこんなんですから、やっぱり静かに登れる平日がいいですね。

・・・・なんてブツブツ言いながらも眺めは抜群で、写真を思いっきり撮ってきました。

090921yake3 (丸山あたりから焼岳と乗鞍岳を撮りました。)

090921kasazenkei (対面の笠ヶ岳の全景です)

090921nishihominami (独標に登る手前、これから石だらけの道を登ります。右から独標、ピラミッドピーク、奥に西穂山頂です)

090921kappabashi (西穂山頂から上高地の河童橋を見下ろしました。かなりのズームです。河童橋も人が多いですね。)

0909210kuhomaeho (最後は、山頂から見た、奥穂高と前穂高とその間を結ぶ吊尾根です。いいですねー。)

と楽しんできました。

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2009年9月15日 (火)

短編小説もいいものです。

こんにちは。きょうは暑くもなく、寒くもなく、天気もいいわけでもなく、悪いわけでもない・・・・なんて思っていたら小雨が降ってきました。すると、やっぱり寒くなるのです。

そんなとき、小学校では運動会をやっていました。この小雨の中で。お父さんお母さんはみな傘をさしての応援です。インフルエンザやらなんやらで、なかなか日程もつかず、やっぱり止むを得なかったのでしょうね。心配なのはそれこそ、子どもたちが風邪を引かないかどうかです。

それはさておいて、月に一度か、あるいはふた月に一度かの楽しみが、カレーチェーン店でカレーを食べること。(家で食べるカレーはもちろんおいしいのですが、そのカレー店のカレーはまた一味違っておいしいのです。)そこで、きょうも遅い昼食としてカレー店に行きました。そのせいか、広い店内に僕一人。なんとも言えず黙々と食べるのでありました。

注文をして待っている間の時間つなぎにと、文庫本を持っていくのですが、今回は、村上龍さんの『空港にて』(文春文庫)という短編集でした。

空港にて (文春文庫) 空港にて (文春文庫)

著者:村上 龍
販売元:文藝春秋
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新刊ではなく、2005年の文庫なんですが、ちょっとしたパンフレットで知り、買ってみました。

いろいろな場所で、主人公が見聞きしたことを書いている小説集(説明になっていませんが)で、まだ、最初の「コンピニ」という作品を読んだところですが、ちょっとユニークな作風ですね。その場に居合わせた人々を観察し、淡々と語ってる。はたから見ると、その人こそが怪しく見える。そういった感じです。「そうか、そういう書き方もあるのだ」と思わせる作品でした。さて、次の作品はどうでしょうね。

それに先立ち、文庫の新刊で『月下の恋人』(浅田次郎著 光文社文庫)というのも先日読んでみました。短編の名手でしょうか、「鉄道員(ポッポヤ)」などは感動する作品でしたが、この短編集は、ちょっと異風な、というか謎めいたというか、終わり方が変わった作品が多かったように思います。それでも、一文一文大切に綴った感じで、味があるものが多いですね。

月下の恋人 (光文社文庫) 月下の恋人 (光文社文庫)

著者:浅田 次郎
販売元:光文社
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避けていたわけではないですが、僕はあまり短編集を読むことが少ないのですが、短編もいいものだと、ちょっと思いはじめました。

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2009年9月14日 (月)

岐阜県の「根尾の滝」に行きました。(09.9.14)

こんにちは。きょうは一日天気が良かったですね。まさしく秋晴れでしょう。

紅葉にはまだ早いですが、その分山は静かで、ある意味いちばん歩きやすいときかもしれません。

今回は、滝シリーズ第2弾という感じです。(先日、立山の称名滝を訪ねたので。)岐阜県の下呂市にある旧小坂町の「根尾の滝」というところに行きました。

なんでも旧小坂町には滝がたくさんあって、滝めぐりのコースもある。そして、この「根尾の滝」は日本の滝100選に選ばれているそうです。

それならばと、ちょっと出かけてみました。調べてみると、巌立(がんだて)という、溶岩でできた岩壁で有名なところから、林道を数キロ登って、終点から往復2時間歩いたところにあるとのことです。

090914gandate これがその巌立です。すごいですね。実際見ると本当に迫力があります。

片道1時間とすれば手頃な散策コースだとは思いましたが、実際歩いてみると、登山という感じで、結構な急坂があり、吊橋があり、道のアップダウンがあり・・で、さすがにスニーカーですたすたというわけにはいかず、ちょっとしたトレッキングの格好が必要ですね。

当方も、普通に山に登る格好で望んだので、ちょっとした山登りを味わうことができ、なかなかいいコースでした。道は整備されているので、安全に歩くことができ、これまた、いい山歩きになるのではないでしょうか。

090914iwanoyama  これは山というには小さい、岩の山です。きょうは天気がよく、青空が映えていますね。心も洗われそうです。

途中ちょっと省いて、いきなり「根尾の滝」に進みます。

090914neonotaki 写真を撮るのが下手なので、実際に自分の目で見たものの方が、迫力があっていいです。でも、大体こんな雰囲気です。

ここまでくるのに、それなりの時間と体力をかけてきた甲斐があります。また、それだけに俗っぽくなってなく、素朴なところなので、さらにいいですね。なにしろ林道でも車とすれ違わなかったし、登山道でも誰にも会わなかった。言ってみれば”秘境の滝”でしょうか。

落差63mとかで、びっくりするほどではないにしろ、こんなところに滝があるというのがいいですね。でも、この先、行くことはできないにしろ、さらに滝があるそうで、いやはや奥深いものです。 

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2009年9月 7日 (月)

香山リカさんの『しがみつかない生き方』を読みました。

こんにちは。きょうも暑かったですね。朝は逆にかなり冷えたのに。

おっちょこちょいなのか、ちょくちょくドジを踏みます。昨日の夜は外食で、スーパーで弁当を買って食べたのですが、オムライスが並んでいて、それもできたばかりのようで、温かくてうまそうなので買いました。でも、ちょっと量が物足りないので、麺類を一つ、そう焼きそばかラーメンか迷って、ミニカップめんにしました。と、そこまではいいのですが、どうも早とちりで、オムライスとばかり思っていたのが、”オム焼きそば”でした。食べてからわかって、確かにシールにはそう書いてあります。でも、「普通オムライスでしょう。」間違ったこちらが悪いのですが、結局焼きそばとラーメンなんていうへんな食べ合わせになってしまいました。もしあのとき焼きそばにしていたら、”オム焼きそばと焼きそば”なんてことになります。ああオムライスが食べたかったのに。

それはさておき、今ベストセラーになっている『しがみつかない生き方』(香山リカ著 幻冬舎新書)を読みました。ベストセラーだからというわけではないのですが、おもしろそうだったので。(それにしても、幻冬舎は宣伝が派手ですね。新聞で全五段、どどーんと打って一気に売ろうという戦略でしょうか。)

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書) しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

著者:香山 リカ
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

香山さんは、精神科医のため、数多くの悩める人に接し、そこから、人が必死になって成功を願ったり、夢を追いかけたり(夢を追いかけるのは悪いわけではないのですが)、悲壮感が漂う人は追い詰められると、自殺に走ったり、うつになったりすることが多い。

またベストセラー本の著者のような成功体験を同じように歩もうとして挫折する。でも香山さんのいうように、たしかに一握りの成功者になりたいわけでもない、ただ”そこそこの”幸せであればいい。

この本は、失敗するかもしれない人生を、いかに受け入れ、どう考えたらいいかを語ったものですね。共感するところも多かったです。

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