書籍・雑誌

2009年10月23日 (金)

『一澤信三郎帆布物語』という本を読みました。

おはようございます。今朝も寒いです。昨日の朝などは4℃だったようで北海道の旭川並みでしたが、それにくらべればいい方です。でも、この部屋は冬は寒く、今も外に出るような格好をして打っています。(昨日は手袋をしてパソコンに向かっていました。)

町のイチョウの木も黄色くなり見頃を迎えそうです。来週あたりはいいかもれません。カメラ片手に町を歩いてみようかなと思っています。

さて、本の話です。先日に続き、書店でまたも出会った一冊で、『一澤信三郎帆布物語』(菅(すが)聖子著 朝日新書)という本を読みました。

一澤信三郎帆布物語 (朝日新書) 一澤信三郎帆布物語 (朝日新書)

著者:菅 聖子
販売元:朝日新聞出版
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京都の老舗のかばん屋さんが、相続問題で揺れ、店が分裂、裁判などを通して、自らの主張を貫き、信念にのっとって商売を継続することとなった。その顛末を綴ったドキュメンタリー風の読み物です。

僕もその名前を聞いてはいて、「一澤帆布」というブランドの商品はいいらしいということだけは知っていました。現物を見たことがないので、どのような物なのかはちょっとわかりませんが、いいものを大事に使うのがやっぱり大切なのかなと思っています。

この本に書かれている騒動については、なんか相続でもめて、二つの店が近くで営業している、程度のことしか知らなくて、ことの発端や経緯などは全く知らなかったのが現状でした。でも、この本はそこのところをしっかり取材して書いてあり、その経緯がわかってなんかすっきりした感じです。

老舗というのは相続やら屋号の問題やら、いろいろもめることも多いかと。でも、当事者でないとなんともいえず、双方の言い分があってすっきりせずそのまま分裂していくということもあるのでしょう。でも、うやむやにせず、正しいと思うことを貫いていくことが、顧客の信頼を得ていき、必然的に生き残っていくのかもしれません。

この騒動の顛末もさることながら、かばんに込めた思い、物を作っていく志などが伝わって、なかなか読み応えのある本でした。

一度その商品を見てみたいものです。

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2009年10月15日 (木)

『テレビは見てはいけない』という本を読みました。

おはようございます。今朝は快晴です。秋晴れといったところでしょうか。

ブログなぞを書き始めて、早2年は過ぎました。どうということのない文章を綴って、それも読まれるかどうかも分からず。ネットのソースの無駄になるのかもしれませんが、それでも書き綴っていこうと思うのはなぜでしょうね。たんに文章を書くのが好きなだけかも。せめて、たまたま来ちゃったという方に、不快な思いをさせないことくらいでしょうか。欲を言えば、少しは役に立ちたいものです。

さて、最近読んだ本で、苫米地英人(とまべち・ひでと)さんの『テレビは見てはいけない~脱・奴隷の生き方』(PHP新書)というのが良かったです。

テレビは見てはいけない (PHP新書) テレビは見てはいけない (PHP新書)

著者:苫米地 英人
販売元:PHP研究所
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ビジネス書の棚を見ていると、この著者の本がよく目立ちます。一体どういう方なのだろうと思っていたのですが、たまたま書店でこの本を見て、ちょっと面白そうだったので買って読んでみました。

この方は、脳機能学者、認知心理学者であり、いろいろな企業でも活躍され、脱洗脳にも携わっている、なんだかすごい人ですね。

それでこの本は、昨今のマスコミなどでいかに消費生活や政治・社会にかんする考えなどが洗脳されているかのようになっているかを解き、テレビでの報道やCM、バラエティなどにどっぷりつかっている私たちに警鐘を鳴らしています。

たしかにニュース番組などでコメンテーターの方がいろいろ意見を言われる。そしてそれをややもすると全部鵜呑みにしてしまう。でも、それはひょっとするとテレビ局の思惑なども入っているかもしれない。あるいはお金を出してくれるスポンサーの意向も無視できないかもしれない。そう考えると、まるまるそのまま受け入れるのはどうかな、という感じです。

といっても民放はスポンサーが必要、公共放送は公平さが必要(賛否両論を貫かなければならない)、というわけで結局、どこを見ても同じということになりかねませんね。難しい問題です。

となると、民放も公共放送も新聞も、ただ一つだけでなく、いくつか視聴し、読み、かつ書籍やインターネットなどであらゆる観点から見て、その上で自分で判断する以外になさそうです。

結局はマスコミも大切だけれど、それをそのまま信じるのではなく、違う局面もあるのかもしれないと疑うことも大切なことのようですね。

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2009年9月15日 (火)

短編小説もいいものです。

こんにちは。きょうは暑くもなく、寒くもなく、天気もいいわけでもなく、悪いわけでもない・・・・なんて思っていたら小雨が降ってきました。すると、やっぱり寒くなるのです。

そんなとき、小学校では運動会をやっていました。この小雨の中で。お父さんお母さんはみな傘をさしての応援です。インフルエンザやらなんやらで、なかなか日程もつかず、やっぱり止むを得なかったのでしょうね。心配なのはそれこそ、子どもたちが風邪を引かないかどうかです。

それはさておいて、月に一度か、あるいはふた月に一度かの楽しみが、カレーチェーン店でカレーを食べること。(家で食べるカレーはもちろんおいしいのですが、そのカレー店のカレーはまた一味違っておいしいのです。)そこで、きょうも遅い昼食としてカレー店に行きました。そのせいか、広い店内に僕一人。なんとも言えず黙々と食べるのでありました。

注文をして待っている間の時間つなぎにと、文庫本を持っていくのですが、今回は、村上龍さんの『空港にて』(文春文庫)という短編集でした。

空港にて (文春文庫) 空港にて (文春文庫)

著者:村上 龍
販売元:文藝春秋
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新刊ではなく、2005年の文庫なんですが、ちょっとしたパンフレットで知り、買ってみました。

いろいろな場所で、主人公が見聞きしたことを書いている小説集(説明になっていませんが)で、まだ、最初の「コンピニ」という作品を読んだところですが、ちょっとユニークな作風ですね。その場に居合わせた人々を観察し、淡々と語ってる。はたから見ると、その人こそが怪しく見える。そういった感じです。「そうか、そういう書き方もあるのだ」と思わせる作品でした。さて、次の作品はどうでしょうね。

それに先立ち、文庫の新刊で『月下の恋人』(浅田次郎著 光文社文庫)というのも先日読んでみました。短編の名手でしょうか、「鉄道員(ポッポヤ)」などは感動する作品でしたが、この短編集は、ちょっと異風な、というか謎めいたというか、終わり方が変わった作品が多かったように思います。それでも、一文一文大切に綴った感じで、味があるものが多いですね。

月下の恋人 (光文社文庫) 月下の恋人 (光文社文庫)

著者:浅田 次郎
販売元:光文社
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避けていたわけではないですが、僕はあまり短編集を読むことが少ないのですが、短編もいいものだと、ちょっと思いはじめました。

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2009年9月 7日 (月)

香山リカさんの『しがみつかない生き方』を読みました。

こんにちは。きょうも暑かったですね。朝は逆にかなり冷えたのに。

おっちょこちょいなのか、ちょくちょくドジを踏みます。昨日の夜は外食で、スーパーで弁当を買って食べたのですが、オムライスが並んでいて、それもできたばかりのようで、温かくてうまそうなので買いました。でも、ちょっと量が物足りないので、麺類を一つ、そう焼きそばかラーメンか迷って、ミニカップめんにしました。と、そこまではいいのですが、どうも早とちりで、オムライスとばかり思っていたのが、”オム焼きそば”でした。食べてからわかって、確かにシールにはそう書いてあります。でも、「普通オムライスでしょう。」間違ったこちらが悪いのですが、結局焼きそばとラーメンなんていうへんな食べ合わせになってしまいました。もしあのとき焼きそばにしていたら、”オム焼きそばと焼きそば”なんてことになります。ああオムライスが食べたかったのに。

それはさておき、今ベストセラーになっている『しがみつかない生き方』(香山リカ著 幻冬舎新書)を読みました。ベストセラーだからというわけではないのですが、おもしろそうだったので。(それにしても、幻冬舎は宣伝が派手ですね。新聞で全五段、どどーんと打って一気に売ろうという戦略でしょうか。)

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書) しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

著者:香山 リカ
販売元:幻冬舎
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香山さんは、精神科医のため、数多くの悩める人に接し、そこから、人が必死になって成功を願ったり、夢を追いかけたり(夢を追いかけるのは悪いわけではないのですが)、悲壮感が漂う人は追い詰められると、自殺に走ったり、うつになったりすることが多い。

またベストセラー本の著者のような成功体験を同じように歩もうとして挫折する。でも香山さんのいうように、たしかに一握りの成功者になりたいわけでもない、ただ”そこそこの”幸せであればいい。

この本は、失敗するかもしれない人生を、いかに受け入れ、どう考えたらいいかを語ったものですね。共感するところも多かったです。

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2009年8月28日 (金)

『週刊東洋経済』の今週号は”アマゾン”の特集でした。

おはようございます。今朝はちょっと曇っています。ここのところは、暑いといってもそんなに極端ではなく、どちらかといえば過ごしやすい方でしょうか。それより朝の涼しいこと。(いやむしろ寒い。)いよいよ秋めいてきましたね。

先日、薬師岳に登ったとき、デジカメを持っていったのですが、ズームコンパクトのデジカメ(キャノンのパワーショット)で、旅先に持っていくものの倍ほどの大きさがあり、ちょっと山にはなぁ、という感じでした。なぜなら山や花をきれいに撮りたくて。

でも、山小屋に泊まられた方は、大体小さなデジカメで、しかも撮った写真を見せていただくと、花などがすごくきれいに撮れていました。むむ、こちとら少しでかいのにまともな写真がない。つまり、がっしりしていればいいというわけではないのだな、と感じ入った次第です。それでも、ある方は、カメラ選びには厳しい目を持っていて、マクロがしっかり撮れるのをといろいろ吟味して買ったそうです。

結局カメラ選びから始まって、技術もあいまってこその写真なんですよね。

さて、話は本題に移って、書店で目に入った『週刊東洋経済 8/29号』が、デカデカと表紙に、「アマゾンの正体 知られざる出版革命」と書いてあり、思わず買ってしまいました。

週刊 東洋経済 2009年 8/29号 [雑誌] 週刊 東洋経済 2009年 8/29号 [雑誌]

販売元:東洋経済新報社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ご覧のような感じです。おまけにこのリンク先がアマゾンになっています。

僕はまだ、アマゾンを利用したことがなく、ほとんどがリアルの書店での購入です。しかし、アマゾンのことはインターネットで検索したりして、知っているつもりではいます。

参入当時はなかなか利益が上がらず、赤字だとは聞いていました。で、今はどうなのか、またこれからどうするのか、などはやはり気になります。

出版業界も現在厳しい状況で、デジタル書籍などとの兼ね合いで、いったい本をめぐる環境はどうなるのか。

そんなことから、この号を読んでみました。結構深い内容でした。

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2009年8月24日 (月)

荻原浩さんの『あの日にドライブ』を読みました。

こんにちは。盆が過ぎて、秋めいてくるかと思えば、結構な残暑です。きょうもやはり暑かったですね。

昨日は一日天気が良くて、しかも空が澄んでいたのか、北アルプスがくっきりと見えました。それも夕方日没頃にも。もし昨日山に登っていたらさぞかし眺めが良かったでしょうね。以前登った乗鞍岳の千町ヶ原の稜線もくっきりで、あのときを思い出しました。もし昨日そこを歩いていたら「こんなだろう」と頭の上に吹き出しが出てきました。

さて、きょうは近くのちょっとした山に登りました。およそ標高900mなので、下からは40分くらいでしょうか。それでも、最近できた登山コースで、何年も住んでいるのですが、初めて登りました。眺めが良くて気分もよかったです。

あいにく晴れでも、北アルプスには雲がかかっていたのですが、穂高連峰から笠ヶ岳、黒部五郎、そして先日の薬師岳も見えるそう。(白山はもちろん剣岳までも)低山ですがロケーションはすごいですね。

090824yakushihoumen 真ん中の奥あたりが北ノ俣岳と薬師岳方面、そしてその左に剣岳がチョロッって感じでしょう。でもきょうは見えませんでした。

090824sora ついでに空もバチリ。

さて、本の話です。荻原浩さんの『あの日にドライブ』(光文社文庫)という本を読みました。

あの日にドライブ (光文社文庫) あの日にドライブ (光文社文庫)

著者:荻原 浩
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

大手の銀行に勤めていた主人公が、ある一言で、支店長ににらまれ、退職に追いやられる。威勢よく辞め、すぐにいい勤めがあると思いきや、条件が折り合わず、ほんの腰掛のつもりでタクシードライバーになる。が、なかなかノルマに達成しない、家族との間もギクシャクする。そんなとき、偶然から青春時代を過ごした土地に行き、いろいろな妄想が始まる。・・・・・

あのとき○○したいたら・・という、誰しも一度は思うであろう空想。人生をやり直せたら、今ごろどうだろう。でも・・・。

荻原さんは僕と年齢が近く、感性が似ているのかもしれません。ストーリーにすすーっと入っていけて、面白く読めました。

ここのところ読む作家は年齢が近い人が多いように感じます。あまり若い方だと、ちょっと入り込めないところがあるようです。自然と自分の方から寄っていくのかもしれませんね。

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2009年8月15日 (土)

『東京番外地』という本はユニークな本でした。

こんばんは。日中はかなり暑かったのに、今は涼しいくらいです。ここらあたりは標高が高いので、真夏でも朝晩は涼しくて、特に早朝は寒いくらいの時もあり、夏風邪を引かないようにしなければなりません。つまり一日の気温差がかなりあるので、体調管理には気を使う地域です。

またもブログの書き込みに間隔が空いてしまいました。できれば2~3日に一度は書きたいのですけど。

そんなこんな言いながら本の話です。先月末の新潮文庫の新刊で、ちょっと気になっていた本がありました。『東京番外地』(森達也著)という本です。

東京番外地 (新潮文庫) 東京番外地 (新潮文庫)

著者:森 達也
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

番外地とは、別に住所や番地がないということではなく、町中にありながら、なんとなく避けているところ、あるいは気づきもしないところを言うようです。

皇居や歌舞伎町、東京拘置所、山谷・・など、もちろんあることは知っていても立ち入ることが殆どない。そんな所を、編集者と一緒に訪ねて歩くルポの本です。

なるほど、たしかに大都会東京でも、そこにはあまり行かないですね。それだけに知らないこともかなりあり、ちょっと別世界に行ったような感覚がします。

それと編集者とのコンビがまたちぐはぐなところが面白く、ちょっと”浮いている”感じが”番外地”だと、解説の重松清さんの言葉と同様、一種異様な感じでいいです。

さらに食肉の市場のところでは、牛や豚などの生産地からスーパーなどの消費地については語られても、中間については語られない。ある意味ブラックボックスになっている話。そして差別問題・・・。

そしてそこから、同著者の『いのちの食べ方』(理論社刊)に飛んで行き、それも買って読んでしまいました。

いのちの食べかた (よりみちパン!セ) いのちの食べかた (よりみちパン!セ)

著者:森 達也
販売元:理論社
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「よりみちパンセ」というシリーズの一冊で、中学生以上を対象にした本で、子どもにも分かるようにやさしく書いてあり、それが大人である僕にも読める深い内容で、とてもよかったです。

書名のごとく、食肉が家庭にくるまでの経緯と、それに携わる人の問題。過去からの日本の差別問題など、考えさせられることが多々ありました。

そんなわけで、一つの本から飛んできて出会った本ということになりますが、そういう本との出会いもいいものです。

両者とも、超ベストセラーになるとは考えにくいですが、読んだ人に伝わるものが大きければ、その使命は達したといえるでしょうね。

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2009年8月 7日 (金)

『差別と日本人』という本を読みました。

おはようございます。今朝はちょっと曇っています。そのぶん幾分かは涼しいかもしれません。こちらは割りに標高が高いので、朝方は夏でも涼しいのは(時として寒いときも)ありがたいですね。

例年だと盆を過ぎると秋風が吹くかのごとく、涼しくなるのですが、最近はちょっと崩れているようにも思えます。気候の変化なのかもしれません。

ところで、本でベストセラーなどが話題になりますが、どうも僕はひねくれ者なのか、ベストセラーだから読む、ということがなく、むしろ敬遠することが多いです。あの『1Q84』もまだ読んでいないし、実のところ読みたいとはまだ思っていません。でもまあ、それでいいのか、結局読書は個人的なものだし、自分がピンと来たものを読むのが一番。なんて。

といいながら、最近読み終わった『差別と日本人』はベストセラーになっています。

差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100) 差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)

著者:辛 淑玉,野中 広務
販売元:角川グループパブリッシング
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元国会議員の野中広務さんと、辛淑玉(シン・スゴク)さんの対談形式になっている本で、お二人とも差別ということについては、身をもって体験されたゆえに、リアルで信じられる内容になっています。

辛さんが野中さんをインタビューし、ところどころにコメントを載せる形になっていて、野中さんが前面に出て主張を述べるという風ではありませんが、僕の知らなかったことがたくさん出てきて、改めて差別の怖さを知りました。

良かったです。

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2009年7月16日 (木)

『レイン・ツリーの国』を読みました。

おはようございます。きょうは快晴です。暑くなりそうですね。

きのう雑誌の『ニューズウィーク(日本版)』が出ましたが、マイケル・ジャクソンさんの表紙で、思わず買ってしまいました。

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 7/22号 [雑誌] Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 7/22号 [雑誌]

販売元:阪急コミュニケーションズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

かく言う僕も、マイケルさんの曲が好きで、CDを8枚持っています。そして、あの「スリラー」のビデオも買って持っています。(VHSなので今はちょっと見るのが難しいですが。)だからどうだというわけではないのですが、やはり今回の急死のニュースにはびっくりしたと同時に残念です。この雑誌にも書いてありましたが、成功のあとにスキャンダル。なんとか起死回生をと願っていたのでしょうが、結局、死でしかそれをかなえることができなかったようです。

さて、『レイン・ツリーの国』(有川浩 新潮文庫)という本を読みました。

 レインツリーの国 World of delight

特にこの方が好きだというわけでもなく、というより勝手に若い男性かと思っていたほどです。なんと女性の作家だったのですね。イメージとして『図書館戦争』などライトノベル専門の方という思いがあって、手が出ることがありませんでした。たまたま新潮文庫の新刊で手にとってみて、内容の紹介を読んで、なんか面白そうだな、と、これまた衝動で買ってしまいました。まあ、注文して買う本もあれば、こうしてたまたま知ったことから買う本もありで、いろいろ。読書の機会としてはどちらもいいかもしれません。

で、内容は、インターネットの中で、「忘れられない本」のページで、たまたま自分と同じ本を選んでいた。ということから若い男女が知り合う。そしてメールの交換に始まり、「会おう」という流れになる。が、相手はなかなか「はい」とは言わない。気心が知れてきたのに。さて、どうしてか・・・・。というのが簡単な導入部分です。

詳しくは書けませんが、そんな理由があったのか、そういう境遇の人がやっぱりいるのだな・・と思うことがありました。知らないことがたくさんある。

ライトノベルか、などど思っていたら、予想を裏切る展開で、こんなオジサンでも、若い二人の展開を追っていました。良かったですよ。

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2009年6月19日 (金)

新堂冬樹さんの『ぼくだけのアイドル』という本を読みました。

おはようございます。今朝は快晴です。梅雨の中での晴れの日というのはなんとなく清々しい気持ちがします。でも、昼からは暑くなるんでしょうね。やっぱり夏は朝です。

昨日新聞の広告を見ていたら、『プレジデント フィフティプラス』が本特集でした。

プレジデント 50 + (フィフティプラス) 2009年 7/15号 [雑誌] プレジデント 50 + (フィフティプラス) 2009年 7/15号 [雑誌]

販売元:プレジデント社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「心と頭のハッピー図書館」というのが特集で、各界の著名人が、「歴史小説」「ノンフィクション」「経済小説」など、ジャンル別に選んで紹介しています。

さすがに『プレジデント』なので、ちょっと”高尚”な感じがして、近寄りがたかったのですが、本の紹介とあらば、なにかしら自分に合った本があるかもしれない、と買ってみました。

やはり僕にはやや難しめの本が多かったのですが、何冊かはちょっと気になる本が出てきたので、買いたい本リストに書いておきました。

本というのは、書店で棚を見ているときに出会うということが多いですが、それ以外は、書評や検索などで知ることも重要で、そういうことがないとその本自体を知らずにいるということがあります。なにかしら釣り糸を垂らして、引っかかるのを待つ、ということもしておかないといけないな、とも思います。

さて、読み終わった本で、新堂冬樹さんの『ぼくだけのアイドル』という本があります。

ぼくだけの☆アイドル (光文社文庫) ぼくだけの☆アイドル (光文社文庫)

著者:新堂 冬樹
販売元:光文社
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光文社文庫の新刊で、単行本としては2006年に出た本です。昆虫ショップで働く”あきお”は27歳。彼女なし、脂肪たっぷり、そして自己陶酔がちな性格。そしてアイドルの”みーちゅん”の大ファン。その性格からドジな失敗の連続。そんな彼の物語です。

新堂冬樹さんは僕の好きな作家で、『ある愛の詩』や『忘れ雪』などの純愛小説がなかなかいいです。(その反面、裏社会を描いたハードな作品も多くて、こちらはちょっと苦手です。)

この『ぼくだけのアイドル』は純愛というより、間の抜けた話がおおく、よくまあ・・と思うところが多いですが、実は意外にそういう人は多そうで、かくいう当方も、はたから見るとドジな失敗も繰り返してきた身です。それゆえ、この”あきおくん”はニクメナイ青年です。いや、応援したくなるほどです。結末が意外な展開で、先行きどうなるか分かりませんが、こういう青年には幸せになってもらいたいですね。

面白かったです。

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2009年5月28日 (木)

アグネス・チャンさんの『東京タワーがピンクに染まった日』を読みました。

おはようございます。今朝は曇り、ちょっと寒いです。昨日は天気が荒れて近くでは雷で停電があった模様。雨雲が早足で通過したのでしょうね。こんな感じて今週は曇りの日が多いです。

歳のせいか、あれよあれよと日が過ぎていくように感じます。もうすぐ5月も終わりです。仕事にしても、私生活にしても、計画をしっかり立てて実行していかないと流されてしまいますね。ただ、旅行に出かけても、計画を立てすぎると時間ばかり気にしすぎて、十分に楽しめないことがあるので、時には何も予定を立てずに過ごすということも大切なような。

さて、先日雑誌でアグネス・チャンさんのインタビュー記事を見て、そこで知った本が『東京タワーがピンクに染まった日』という本です。

東京タワーがピンクに染まった日—今を生きる 東京タワーがピンクに染まった日—今を生きる

著者:アグネス・チャン
販売元:現代人文社
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2008年の10月発行の本なので、決して新しいとはいえませんが、それでも最近の本です。

歌に、バラエティに、そしてボランティア活動と大活躍のアグネスさんですが、僕と同年代で、そのバイタイティには敬服します。明るいながらも真摯な姿がとても印象的で、見習いたいなと思っています。

でも、そんなアグネスさんも乳がんなどの大病を患い、そして闘ってきたとは知ることはありませんでした。そして例の「アグネス論争」(子連れ出勤の是非を争われて2年ほど)。それらの出来事を語った本です。

「東京タワーをピンクに染める」のは、乳がんの早期発見・早期治療の啓発運動である「ピンクリボンの日」にちなんで、10月1日に東京タワーをピンクでライトアップしたことのようです。そして、アグネスさんは、ちょうどその日に乳がんの手術が行われたのがなにか運命のような気がするとのことです。

「子どもが15歳になるまでは生きていたい。」そういうアグネスさんの願いがひしひしと伝わる本でした。

これからも精力的に活動していかれるでしょうし、僕もそれを応援していきたいです。

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2009年4月27日 (月)

『森を歩く』という本を読みました。新緑の季節です。

こんばんは。きょうは晴れたり曇ったり、そしてちょっと肌寒い一日でした。

今週はいよいよゴールデンウィーク突入の週。といっても僕にはちっとも関係ないですが。強いて言えばわが町に人が溢れる(他県から)時期です。ときおり、観光施設のないところにふっと迷い込んでしまう車があり、地図とにらめっこ。その土地の地理が分からないとそういうことってありますね。逆に僕もよそに行って自分がどこにいるかわからなくなるときがあり、エラそうなことはいえません。まあ最近はカーナビのおかげで割りに目的地に早くつけますが、むしろ迷った方が面白いってことがありますね。(ナビは大体がヘディングアップ(進行方向が地図上の上)っていうことが多いので、実際東に向かっているのか南に向かっているのか分からなくなるので、あとから思い出すと、どう進んだのか思い出せないことがあります。本当は地図を見ながら走った方がいいんでしょうね。)

さて、余談はさておき、本の話です。先日衝動買いで買った『森を歩く~森林セラピーへのいざない』(田中淳夫著 角川SSC新書)という本を読み終えました。(飛ばし読みですけど。)

森を歩く―森林セラピーへのいざない (角川SSC新書カラー版) 森を歩く―森林セラピーへのいざない (角川SSC新書カラー版)

著者:田中 淳夫
販売元:角川SSコミュニケーションズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

副題のように、森林セラピーの本です。森の中を歩くと癒される。ストレスがなくなる・・なんていうことで、森林の持つ力を最大限に生かす森林療法について解説している本です。

なんでも森林は”フィトンチッド”と呼ばれる成分を発生し、香りによる清涼効果や生理機能の促進などの優れた効果があるようです。

この本ではそれについて解説し、また全国にある森林セラピー基地を紹介。それぞれの特長をまとめた章もあります。自分にできるだけ身近な基地を選び訪れようというものです。

僕の場合、山に登るので、森には随分お世話になっています。森林地帯を抜け、木のないところに登るのですが、そこまでの樹林帯、森林帯は癒しにつながっているんだといつも実感しています。

これからももっと森や木のことを知っていきたいな、と思うこのごろです。

そして森林セラピーについての本を調べていたら、コミックで『TRACKER 大神冬馬』という作品を知りました。森林ガイドをしている主人公と、それに癒される人との交流を描いた作品で、なかなか良かったです。なんでも”足跡”から動物や人間のことを知る技術があるらしく、それがこの作品の骨にあたる部分です。知らなかったこともあって、これまた面白いです。今3巻までありまして、3巻とも衝動で一気に買ってしまいました。ちょっとおススメかな。

TRACKER大神冬馬 1 (1) (ヤングジャンプコミックス) TRACKER大神冬馬 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)

著者:金成 陽三郎,野間 ろっく
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年4月16日 (木)

『平城京遷都』という本を読みました。いろいろ人が出てきて大変です。

おはようございます。荒れた天気もひと段落して、昨日は青空も見えました。きょうは曇りのようですけど。

朝が本当に眠い!「春眠暁を・・」なんていう中国の古典から来たという言葉がありますが、まさにその通り。朝置きたては目が開きません。うっすらとブラインドの間から手でちょっと外を見るような感じで、朝は始まります。皆さんの中で、朝起き立てにいきなりパッと目を開ける人っていらっしゃるのでしょうか。そんな人は「偉い!」。

さて、ちょっと難しめの本を一冊。でもそれは僕だけかもしれませんが。以前奈良・飛鳥に旅に出かけて、奈良時代・飛鳥時代を疑似体験したのですが、おりしも来年は平城遷都1300年の年で、奈良では一大イベントが行われる模様ですね。そこで、去年発行された『平城京遷都』(千田稔著 中公新書)という本を買って読みました。

平城京遷都―女帝・皇后と「ヤマトの時代」 (中公新書) 平城京遷都―女帝・皇后と「ヤマトの時代」 (中公新書)

著者:千田 稔
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

平城京を作ったのは聖武天皇かと、実は思っていたのですが、元明天皇という女帝の時に作ったそうですね。まったく、知らないということは恐ろしいことです。この本では、飛鳥時代のころから書き綴っていて、ある意味飛鳥時代史の本といえるかもしれませんね。

聖徳太子や大化の改新など今の日本の基礎を作った時代の話で、興味がますます湧きます。ただ、天皇とか皇子とか、次々いろいろな方の名前が出てきて、僕の頭では消化しきれないほどです。あとから説明しろといわれてもおそらく無理でしょうね。(歴史好きの方はおそらくわけもないことでしょうけど)

でもまあ細かいところは見なかったことにして、大体の流れが分かればいいやという感じで読みました。(これでは日本史のテストは通らないでしょう。)

飛鳥時代の大化の改新(乙巳(いっし)の変)も、後の壬申の乱もまた、平安末期の保元・平治の乱も、後継者問題から端を発したもので、(そういえばNHKの大河ドラマ「天・地・人」も上杉謙信の後の後継者争いから内乱が起こったのですね。)ひょっとすると(ひょっとしなくても?)政権の後継者問題はずっとその国の争いの元になるのでしょうね。もちろん、民主主義の現在はないでしょうけど。(断言できないところが政治の恐いところ)

古代の政治の難しいところももっと勉強しなくちゃいけないんでしょうが、さしあたり、来年の平城遷都1300年のイベントは見たいですね。

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2009年4月10日 (金)

『新・井沢式 日本史集中講座』を読みました。歴史は奥が深いです。

おはようございます。今朝も快晴。暖かい一日になりそうです。でも、我が家の部屋には陽が当たらず、ストーブをつけています。この対照的なこと。我が家で一番いい場所は台所で、朝、一番暖かい場所です。

昨夜は満月がとてもきれいでした。雲もなく、字が読めるくらい(実際読めるかどうかはわかりませんが)明るくて、月もまぶしいくらいです。ただ、目が悪いので、目を細めても二重に見えてしまうのが難点です。情けないですね。宇宙ステーションは肉眼でも見ることができると聞いたことがありますが(本当?)、月の周りをまわっている「かぐや」は当然見えないでしょう。一生懸命頑張っているんでしょうね。

ところで花粉症、ご多分にもれず、僕もなんですが、朝、目が覚めると目がかゆい。当然鼻もむずむずなんですが、不思議ですね、目をつむっているのにかゆいとは。目を開けていて花粉が目に入ってというなら分かりますが。ということは、鼻から入った花粉が目に入るのか、それともアレルギー反応が目に伝わるのか、どちらかでしょう。ま、いずれも鼻からでしょうから、マスクをして寝るのがいいのでしょうか。

さて、本の話ですが、最近、特に歴史に興味を持つようになって、テレビの歴史番組とか歴史の本とかを読む機会が増えました。それにしても、日本史だけをとっても、知らないことがたくさんあります。先日は上杉謙信のことをテレビでやっていました。名前だけ知っていて、新潟県の武将か位しか知らなかったのですが、武田信玄との関係とか、関東出兵とか、「義」を重んじていたとか、いろいろなことがわかり、これはそれぞれの地方にそれぞれの名武将がいて、日本史のなかの戦国時代をとっただけでも、まだまだ知らないことがあるな、と感じ入りました。いかに高校の日本史が教科書だけだっか。(実は教科書のことすら入っていなかったりして。)

そんななか、目に付いたのが『新・井沢式 日本史集中講座 1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府編』(井沢元彦著 徳間書店 1575円)という本でした。

新・井沢式日本史集中講座―1192作ろう鎌倉幕府編 新・井沢式日本史集中講座―1192作ろう鎌倉幕府編

著者:井沢 元彦
販売元:徳間書店
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平安末期はいま特に僕が力を入れている時代なんですが、平安時代が終わって鎌倉時代に入り、源氏3代が終わり、北条執権時代・・なんていうころの話です。

実は鎌倉幕府は源頼朝が打ち立てて、そのまま行っているのかと思っていたら、知らぬ間に北条時宗になったりして、なんだか将軍が京都にいて、鎌倉に執権がいて、なんていうちょっとややこしい時代。(ちっともややこしくないって?)

天皇と武士の関係やら、日本人の特殊な文化とか、いろいろな観点から、この鎌倉時代を語っていて、面白かったですね。

まだまだ勉強です。

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2009年4月 9日 (木)

『最後のパレード』を読みました。

おはようございます。今朝も快晴。本当に春らしい日が続きます。山の雪もどんどん融けていくかな。5月くらいになったら、低い山から登山を始めようかと、今から考えています。

新聞で、たまたま見た記事で、週末にETCでの高速利用が1000円に・・・ということが書いてありました。気になるのはその中身ではなく「週末」という言葉です。土・日と祝日が1000円なのですが、確かに週末といえば土・日というイメージがわきます。でも、金曜日と土曜日が週末で、日曜日は週の始まりでは・・という思いもします。もちろん土・日を週末といっても違和感はないのですが、いままで僕は日曜日を週の始めだと思っていたので、はてさて、日曜日は週末に含むのかという疑問もわきます。

カレンダーは日曜日が左に来ているのがしっくりするし、例えば日曜日に「来週の火曜日」といった場合に、2日後の火曜日なのか、9日後の火曜日なのか。そのあたりはしっかり確認しないといけないでしょうね。そのため、大事な予定の場合は「次の次の火曜日」とか「○日」と誤解のないように言うようにしています。

まあ些細なことなんでしょうが、日曜日が週末なのか週の始めなのかは、改めて思うと疑問ですね。(ネットでみると、本来は日曜日は週の始めだそうで。ひょっとすると、実務上では日曜日は週の始まりで、それ以外は週の終わり、なんてね。)

さて、『最後のパレード』という本がベストセラーになっていますね。僕がこの本を知ったのも、そんなランキングからなんですが、本の内容がよさそうだったということもあって、買って読んでみました。

ディズニーランドには僕も一度行ったことがありますが、子どもだけでなく大人、そして中高年でも楽しめ、心がリッチになる場所だな、とたしかに思います。それこそ自分が王子様や(見た目はおじさま)や王女さまになったような気にさせてくれる。そこは現実から飛びたした別の世界のよう。何度も行きたいと思うのも分かりますね。

この本に書いてある話は、キャスト(スタッフ)にとっては何でもないこと(そういう思いを常に抱いて仕事をするようにしているのがディズニーランドなんでしょうね。)かもしれません。でもそれが人にとっては一生の宝物になるのでしょう。

ときおりウルウルしながらも、楽しく読めました。心温まる話が少ない今、そんなことがあるのだ、と思いながら、仕事の大切さも感じている次第です。

<追記>このあと、この本はちょっとした騒ぎになりまして、回収になりました。本の内容はいいのでちょっと残念ですね。でも、それとは関係なく、ディズニーランドのキャストの方は最高の出迎えをしているのではと思います。これからさらに暑くなる夏、頑張ってくださいね。・・090512・・

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2009年3月19日 (木)

『サライ』2009.4.2号は「平家物語」の特集でした。

おはようございます。きょうは曇り時々晴れって感じですか。ちょっと用があって、自転車で町に出かけました。まだ朝も早いのか人はさほど多くなく、どちらかといえば静かな感じてした。なんということなく自転車で散策するのも悪くないですね。

ついこの前テレビで「さくら道」というドラマをやりまして、録画していたのを見ました。

名古屋と金沢を桜の道にしよう。桜は日本人の心。みんなに喜んでもらいたい。その一心で桜を植え続けた、旧国鉄のバスの車掌、佐藤良二さんが桜とともに歩んだ道を、ドラマ化したものです。

話には聞いていて、今でもその意思を引き継ぎ、「さくら道国際ネイチャーラン」というマラソン大会があることも知っています。でも、そこまでにいたる佐藤さんの生きてきた道までは知りませんでした。そして、今、桜の季節にこのドラマを見て、あらためてすごい人だと思いました。なにしろ自分自身に何も得がないのですから。(結果的には自分や家族、周りの人の心を幸せで満たしたのですけど。)そういうことができる人って、今の時代、少ないですよね。

果たして、自分は何ができるだろうか、なんて考えてしまいました。ほんとうにいいドラマでした。主演の緒形直人さん、薬師丸ひろ子さんも、とてもすばらしい。心に残る演技でした。

さて、話題は変わって、今週発売になった雑誌『サライ』(4/2号)は「平家物語」の特集であると新聞広告で見ました。平安末期かマイブームだ、なんていっている僕は、これを買わなければいけません。で、早速買って見ました。

サライ 2009年 4/2号 [雑誌] サライ 2009年 4/2号 [雑誌]

販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

まだ、最初の方しか見ていませんが、読み応えのある特集です。大まかなストーリーや登場人物の紹介、ゆかりの地のガイド、など。そして付録にはNHKの松平さんによるの名場面の朗読CD。これはいいですね。

今年はできれば京都に行って、待賢門院の菩提寺の法金剛院や平清盛の館があったそうな「六波羅」あたりを見てみたいな、と思っているので、参考になりそうです。

その前に宮尾登美子さんの『平家物語』を読んでおこうか、などと思ってはいます。(できるかな?)

 宮尾本平家物語 1 青竜之巻 宮尾本平家物語 1 青竜之巻
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

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2009年3月 9日 (月)

『浄土の帝』という本を読みました。後白河上皇のお話です。

こんにちは。春間近という季節になりましたね。なんか久しぶりにこのブログを書くような気がします。先週は何だかんだあって、パソコンに向かうことがありませんでした。といっても待ってみえる方が殆どいないというこのブログ、マイペースですね。

通勤に使っている自転車も、もう何年使っているでしょうか。雪道を転んだり、釘を踏んでパンクしたり、前カゴは何度も変えたし、そしてタイヤは磨り減って交換したり・・・と、かなり年季がいっています。そんな自転車もチェーンがゆるゆるになってしまって、いつ外れても仕方ない状態になりました。そこで、近所の自転車屋さんで修理をしてもらうことにしました。

どうも手入れが悪いようで、やはり適時に油を差しておかないといけないようです。まあそれで直してもらったのですが、お金が少し要るのかな、と思ったら600円。なんか拍子抜けのようなありがたいような。でも、やっていけるのかなと心配になります。安くて言うことではないのですが、町の自転車屋さんというのが減っているようで、ホームセンターなどで買う人も多く、そうそう売れるという風でもないし。エコの時代、もっと自転車が増え、交通環境も変わっていくといいな、などと思います。

  ◇     ◇     ◇

さて、本を集中して読むことがなかなかできず、ついきょう読み終わったのが『浄土の帝』(安部龍太郎著 角川文庫)という本です。

浄土の帝 (角川文庫) 浄土の帝 (角川文庫)

著者:安部 龍太郎
販売元:角川グループパブリッシング
発売日:2008/12/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

マイブームが平安末期だ、なんて書きましたが、そのひとつで、西行が生きていた頃の都の話で、主人公は後白河上皇です。鳥羽天皇の子で崇徳天皇の弟という位置ですね。

院政があって、天皇から上皇、そして出家して法皇なんていう風になるのでちょっとややこしいです。そして藤原家や平氏、源氏といろいろな人が出てきて、どちらが天皇側か上皇側かなんてのが難しく、歴史に疎い僕にはちょっと大変でした。でも、物語として読んでいくと、後白河上皇の気持ちもわかり、一般の印象としてずるがしこいというイメージばかりでもないな、と思える話でした。とても面白かったです。(歴史が覚わったかどうかは?ですけど。)

この当時の歴史についても、やはり日本史の教科書程度のことでは分からないものだなと感じます。物語形式に進んでいくと、割合理解しやすいので、これからも機会があればいろいろ歴史物も読んでいきたいと思います。

それにしても、いつの時代でも、政変が起きるのは世継ぎの問題からだなと思いますね。兄弟ならやはり長男か次男かとか。たまたま今NHKの大河ドラマでも上杉謙信の後継者の問題で争いが起こっているところです。そして今はというと、自民党、(そしてひょっとすると民主党も?)、北朝鮮では次を担うのは誰かが最大の関心事。いつでも、どこでもやはり重要な問題ですね。

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2009年2月26日 (木)

西行と平安末期が、今”マイブーム”です。

おはようございます。昨日は時ならぬ大雨、合羽を着て通勤する位の降りでした。そのおかげで、少ないながらも残っていた町の雪が全部解けてしまいました。それにしても、この冬は本当に雪が降りませんでした。菜の花や梅の話題が少しずつ出始めたきょうこの頃、どんどんと春が近づいているのを感じます。

グーグルアースというグーグルのサービス(衛星写真で世界を網羅しているサービスですね。)をちょっと見て見ました。先ずは東京から、ぐぐーっと地球の大きさから車が見えるほどの大きさまで迫ってきます。まるで宇宙から大気圏を突入して地上に降り立ったような気分です。といっても操作方法を知らないので、あれこれいじっていると、方角がぐるぐる回って、ビルの屋上に立って360度回ってみているようだったり、上下の角度が変わって、空が見えたり・・あんまり早くやると目が回りそうです。これもよく使い方を知れば結構使えるのでしょうね。まるでテレビゲームの感覚で空を飛んでいるようです。

で、ちょっと国外に目を転じて、台湾の台北などを見てみました。台湾の博物館なども、ちょっと上から見ているような雰囲気、なかなか面白いです。そしてズームアウトしてみると日本が見えてくる(当然)。すると与那国島が小さく出てきて八重山諸島とか沖縄とかが出てきますが、なんと与那国島から隣の日本の島より台湾の方が近いんですよね。さすがに近いとは聞いていましたが、衛星写真を見ると本当に近い。なんか不思議な感じがします。

なんてことをやっていて波照間島とかが出てきて、そこに関するホームページを見たりしているうちに、今年の皆既日食(7月22日だそうで)のツアーのページにいったり、そうか皆既日食はトカラ列島の変が日本では一番いいらしい、なんてことになる。(見に行こうとは思っていませんが。)

  ◇     ◇      ◇

話はがらーっと変わって、本の話です。以前、『西行 月に恋する』という本を読んで、良かったと書きましたが、それ以来、西行やら平安末期の日本のことが、”マイブーム”になってしまったようです。学生時代、日本史の勉強は通り一遍のことしかやらず、もっぱら試験のための勉強でした。いついつに何があって、なになにの乱があって平家が滅亡して・・なんていうのみで、どうしてそういうことになったのかなどということをちっとも考えていなかった。だから日本史が面白くなく、理解もできない。そうこうしているうちにオジサンになってしまいました。最近ようやくいろいろな本を読むことで、ちょっとづついろいろな出来事の背景が分かってきて、面白くなってきました。

西行といえば、元武士で、あるとき出家をして西行と名乗るようになった、そして全国を行脚し、歌を残した、程度しか知りませんでした。が、先の本を読んで、当時の公家社会や、平清盛など平家との関わりなど(西行と平清盛が同時代の人だと初めて知ったほどです)、おぼろげながら見えてきたようです。

で、西行のことをもっと知りたくて、『白道(びゃくどう)』(瀬戸内寂聴著 講談社文庫)という本を読みました。

白道 (講談社文庫) 白道 (講談社文庫)

著者:瀬戸内 寂聴
販売元:講談社
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この本は瀬戸内さんが、西行が恋したといわれる女院のゆかりの寺・法金剛院や、西行が歩いた地などを実際に訪ねがら、西行の生きた道を語る、そんな感じの本です。そして崇徳上皇の晩年の地など、当時の都の政治状況なども振り返りながら訪ねる、小説というか歴史の旅の書というか、二つを掛け合わせたような本で、とても面白かったです。

歴史に疎い僕がはてさて少しは日本史の事がわかるようになるかな。まだまだ先は長そうです。

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2009年2月24日 (火)

『進化するグーグル』という本を読みました。グーグルはやはりすごいです。

おはようございます。天気はよくないですね。ただ、気温が割りに高くてどちらかといえば心地よい朝です。

新聞・テレビなどでは「おくりびと」「つみきのいえ」の受賞のニュースでもちっきり、やはり快挙ですね。そんななか、北アルプスの北穂高岳の稜線で突風にあおられ転落、お亡くなりになったというニュースも目に入りました。なんと26歳の男性で、700mも落ちたということ。なんていうことでしょう。もちろん厳冬の北アルプス、それなりの覚悟を持って登っていらっしゃったとはいえ、ほんの直前までは、わが身が落ちるなんて考えしなかったでしょうに。無事に戻ればまたまた普段の仕事に戻り、家族に囲まれ笑顔に包まれる日常があったはず。ご冥福を祈りますとしかいえないです。

そして僕はといえば、炬燵に入ってこの文章を打っています。平穏ながらもしっかり生きていかなければ。で、今はレンタルショップで借りてきた、倉木麻衣さんの『touch me!』というCDを聞いています。

touch Me! touch Me!

アーティスト:倉木麻衣
販売元:ノーザンミュージック
発売日:2009/01/21
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もう大学は卒業されたのでしょうか。倉木さんの独特な歌声とリズム、僕には合っているようです。年の差を考えると、我が子のようなアーチストなのに、不思議です。なことをいいながらも、SPEEPさんや宇多田ヒカルさんを好んで聞いてるのですから、いったい精神年齢はいくつだ?といわれそうです。正直、レンタルショップでCDを差し出すのもちょっと恥ずかしいような。(なんていいつつ結構あっけらかんと借りてきてます。)

◇      ◇      ◇

さてもさても本の話です。『進化するグーグル』(林信行著 青春新書)とい本を先日書店で見かけて、衝動買いしたのですが、それを読み終わりました。こういう種類の本は、わりあいとザザーっと読む感じで速く読めますね。(頭に入っているかは別問題。)

進化するグーグル (青春新書INTELLIGENCE) 進化するグーグル (青春新書INTELLIGENCE)

著者:林 信行
販売元:青春出版社
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言わずと知れたグーグル、検索ではいつもお世話になっています。また、その他僕たちの知らないところでもその恩恵にあずかっているようです。そのグーグルという会社がいったい何を目指しているのかや、リアルな話として、社員はどうしているのか、といったことが書かれています。世界一の福利厚生とか、自由な社風とか、ちょっと僕には想像しにくいことが書いてあり、なかなか面白いです。

グーグルに関する本はたくさんあり、これからもどんどん出ると思います。まあグーグルに限らずIT関係の状況はスピードが速いので、新しくて正確な情報が大切だし、それを活かすのも利用者なので、つねに見ておかないといけないでしょうね。

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2009年2月20日 (金)

『本日、サービスデー』という本が面白かったです。

おはようございます。きょうは暖かいのか朝から雨です。朝方雨どいから落ちる雨粒が、フェンスの上にポタポタと落ち、その音が太鼓のようにリズムを打って、目が冴えました。なにかの要因でしょうが、応急処置としては、そこに雑巾でも置いておくくらいでしょうか。

ドラマ『ありふれた奇跡』も7回目を見ました。話がどんどん展開していきます。(あたりまえですけど。)親やおじいちゃん、おばあちゃんが子や孫を心配するのはどこも同じ、でも当人とは関係ないところで話が別のほうにいったりして、ややこしくなる。なんてこともあるのでしょうか。
そんなこんなでこのドラマも、これからいろいろありそうな感じです。

◇    ◇     ◇

さて、月初めの『ダ・ヴィンチ』を見て、(どらかといえば若い人向けに、コミックやミステリーの特集が多いのですが、)面白そうな本が紹介されていたので読んだ本があります。『本日、サービスデー』(朱川湊人著 光文社刊)という本です。

ダ・ヴィンチ 2009年 03月号 [雑誌] ダ・ヴィンチ 2009年 03月号 [雑誌]

販売元:メディアファクトリー
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本日、サービスデー 本日、サービスデー

著者:朱川湊人
販売元:光文社
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いつもよくいく食べ物屋には「本日、サビスデー」と書かれたのぼりが立っており、なんてこなく卵がつくだけなんですが、毎日やっている。リストラされそうになっている主人公の前に、あるときトイレの鏡から悪魔だか妖精だか分からないものが飛び出してきて、今日は「サービスデー」だという。それは一生に一回だけ訪れる日で、望みが何でもかなうらしい。しかし、当人には知らされない。ただし今回あなただけに教えます、とのこと。はてさて彼はどんな願いを出すのでしょう。そしてその結末は・・・。というようなストーリーです。

「全肯定」のストーリーということで、前向きなのがいい、なんていうことが紹介記事にあったので、どうせ読むのなら明るいほうがいいと思い読んでみたしだいです。で、読んでみて、なるほどこれはユニークな発想だなと感心しました。よくある日常を描いたシーンと主人公のつぶやきやぼやきなどを途中くすくす笑いながら読みました。

僕はこの朱川さんの小説ははじめて読みました。年齢を見ると昭和40年世代なのかな、感性が若いけれど、世代的に近い。オジサンにも読める文体は、僕にも入っていけそうです。もちろん重いテーマではないので速く読めました。こういう、リアルである”日常”と突拍子もない”非日常”が同居している本というのも面白いですね。

関係ないけどいつも「SALE」って貼ってあったり、「閉店セール」ののぼりがあったり(いつ閉店すんの?)、毎日「開店」のパチンコ屋さんがあったり、いろいろありますね。

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2009年2月19日 (木)

ノート活用術の本が売れてますね。

おはようございます。今朝は晴れています。それでも寒いには違いありませんが。

今年一番の名言(迷言)になるのではないかという言葉、それはあの財務大臣の釈明会見での、「飲んだのをゴックンと言うのであれば、ゴックンはしていません。」というような発言です。「何かなそれは?」というのが僕の感じです。なんだかわけがわかりません。「ゴックン」でなく喉をワインが通るのだとすれば、「サラサラ」と流れ落ちるのでしょうか。あるいは「ヒタヒタ」と入るのでしょうか。まあどっちでもいいですけど。もう少し重みのある言葉であってほしいですね。

今週出た『ダイム 3/3号』では、ノート術のちょっとした特集がありました。いま『東大合格生のノートはかならず美しい』(太田あや著 文藝春秋刊)という本が売れていて、ちょっとしたノートブームでしょうか。(先日行った書店では、その本と一緒にドットの入ったノートも積んでいました。)に受験生に限らず、ビジネスマンでも情報の整理の必要性を感じているようです。集めた情報をいかに活かすかが大切なのは言うまでもなく、集めただけでは意味がありませんね。僕なども本当に、試行錯誤しながら、それでも確立していない情報整理。まったく右から入って左から抜ける、そんな感じです。そういえばどこかにメモしたような、とか、どこかで聞いたような、なんてことばかり。

東大合格生のノートはかならず美しい 東大合格生のノートはかならず美しい

著者:太田 あや
販売元:文藝春秋
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この『ダイム』には、その太田あやさんや、ベストセラーになった『情報は一冊のノートにまとめなさい』の著者、奥野宣之さんなどもそれぞれのノート活用術を明かしていました。それにしてもやっぱりプロはすごいですね。はてさて、どのやり方がいいのやら。でも、なによりやってみなければね。

情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス) 情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

著者:奥野 宣之
販売元:ナナ・コーポレート・コミュニケーション
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2009年2月17日 (火)

ちょっと息抜きに『ないもの、あります』という本はよかったです。

おはようございます。きょうは昨日と打って変わっての晴天です。昨日の雪もこれで解けてしまいそうですね。今月もあと半月、3月まであと少しになりました。この調子で冬も終わってくれればと思っています。

昨晩のニュースには驚かされました。あの財務大臣の記者会見の模様を見て、「なんじゃこれ!」っていう感じです。風邪薬を普段の倍飲んだといいますが、言い訳をすればするほど信頼が失われる気がします。政治家は潔さと覚悟が必要なのではと感じされられました。と同時に本人の問題もそうですが、同行した人はなぜあの事態を防げなかったのかとも。

それに対して、今朝のテレビでも取り上げられましたが、イスラエルの文学賞を受賞した村上春樹さんのあの講演は見事でした。受賞辞退を求める声が多いのも認識し、熟慮の上の出席、そして率直な考えを述べた姿は、日本人が誇れるものだとも思います。

同じ日に入ってきたこの二つの出来事は本当に対照的ですね。

   ◇     ◇     ◇

さてさて、本の話ですが、この休みに衝動買い本を一冊。『ないもの、あります』(クラフト・エヴィング商会著 ちくま文庫)です。

ないもの、あります (ちくま文庫) ないもの、あります (ちくま文庫)

著者:クラフト・エヴィング商會
販売元:筑摩書房
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よく耳にするけど、一度としてその現物をみたことがない。たとえば「左うちわ」「先輩風」「地獄耳」「転ばぬ先の杖」・・・などなど、ありそうで(なさそうか)でないものを紹介した本です。

「左うちわ」はやはり左手でずっと扇いでいないといけなくて、やめると「左前」になってしまう、とか鋭い突っ込みで「商品」を紹介、商品の絵までついているところがユニークでした。

26個の「商品」が取り上げられていますが、まだまだ身の回りには「なさそうなもの」がありそうで、それを想像するのも楽しいひと時でしょうか。

ちょっと息抜きにはいい本でした。(ちくま文庫だけに945円はちょっと僕には響く値段でしたが)

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2009年2月16日 (月)

こりゃ”ツン読”状態か。読む本があってうれしい反面、後が詰まって追われる気持ち。

こんばんは。きょうは荒れた一日でした。天気予報どおり雪。それもいきなりの積雪。でも、それが2月の本当の姿なので、許せますが。

先日出た雑誌の『一個人(いっこじん)』3月号は、本の特集でした。今年が松本清張さんの生誕100年ということもあり、清張さんの特集もあり、カリスマ書店員(この呼び名は?ですけどね)によるお勧め本のシャンル別ランキングなど、読み応えがありました。大人向けの雑誌だけあって、ちょっと渋い本が紹介されていますが、僕らの世代にはちょうどいいです。本もどんどん出るので、何を読んだらいいか分からなくなるときがあります。そんな時、こういう特集を組んでくれるとうれしいですね。

一個人 (いっこじん) 2009年 03月号 [雑誌] 一個人 (いっこじん) 2009年 03月号 [雑誌]

販売元:ベストセラーズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

さて、この休みは、久しぶりの遠出でした。といっても北陸ですけど。普段休みといっても田舎の町なので、レンタルショップでDVDを借りるだけです。そんなわけで、たまの遠出はショッピングモールに行ってぶらぶらしたり、大型の書店に行ってゆっくり本を見たりできるので、楽しみの一つです。(些細なたのしみですが。)

書店に行くと読みたくなる本が数多くあってうれしいやら、悩ましいやら。結局4冊も衝動買いしてしまいました。いいの?まだ読まなければいけない本があるのに。今並べてみたら10冊を越えてしまいました。こりゃ大丈夫かな。

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2009年2月12日 (木)

芥川賞『ポトスライムの舟』を読みました。「ありふれた奇跡」ならぬ「ありうる日常」でしょうか。

おはようございます。きょうは曇りながらも落ち着いた天気になりそうです。なにせ昨日は午後から突然の嵐、久しぶりの雪が舞い、夜もベタ雪。雪が降るのが、いつもなら当たり前の光景ですが、今年は珍しいです。さすがにあのまま春になるということはないのでしょうね。

訳合ってブログサービスを探すことになり、あれこれ無料のブログサービスを探していました。容量やらなんやら比較しながら決めていくことになります。(僕自身はこの「ココログ」で満足しているので、別段問題はありませんが。)調べてみるとかなりの数のブログサービスがあるのですね。いったいどこが使い勝手がいいのか分かりませんが、いずれも競争のため機能を高めていき、大手どころは大体どこも遜色はなさそうです。無料というところは、広告がどのように表示されるかがひとつのポイントになるかもしれません。

とはいえ、肝心なのは中身なのは言うまでもないのでしょうね。翻ってこの僕のブログ、中身は「ハテサテ」。恥ずかしい限りです。

  ◇   ◇    ◇

さて、芥川賞が決まって1ヶ月あまり。受賞作『ポトスライムの舟』も本が出て、直木賞の『悼む人』と『利休にたずねよ』と並んで、受賞作がベストセラーになっていますね。そして、今週出た『文藝春秋』に、『ポトスライム~』の全文が掲載されるということで、買ってきて読みました。

ポトスライムの舟 ポトスライムの舟

著者:津村 記久子
販売元:講談社
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(アマゾンで「ポトスライム」で検索したら、観葉植物のポトスライムの商品が出てきましたが、売り切れでした。この作品の影響でしょうか?)

文藝春秋 2009年 03月号 [雑誌] 文藝春秋 2009年 03月号 [雑誌]

販売元:文藝春秋
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単行本を買わずに、雑誌の方を買って読むのは、ちょっとその作品の評価が分からないということもあって、先ずはそちらから読んでみる事にしました。

『文藝春秋』は雑誌なので、思い切って、自分の読みたいところだけをちぎって持ち歩くことにしました。その中で、『ポトスライム~』の部分は50頁ほど、そして2段組なので、実際には100頁ほどの作品でした。これならバッグに入れて職場にもって行き、休憩時間を使って読むことができます。

作品の内容は改めて書きませんが、工場に契約社員として働く30歳前後の独身女性が、身の回りで起きたことを、ありのままに書いていく。という、簡単に書けばそのままの話です。そのなかに「ポトスライム」という観葉植物があり、世界一周のクルージングの夢があり、・・・といろいろ取り混ぜて進んでいきます。

言ってみれば「よくある日常」なのかもしれません。が、その日常と主人公ナガセとその友人と職場の上司・・との人間関係が作る世界を表したものですね。とはいっても、自分のささやかな夢のために必死に働く、そして周りの環境など、そんなに「ありふれている」わけでもなく、むしろ「ありうる」日常のひとコマかも。

すごい展開があるわけではないのですが、主人公が感性のまま、淡々としかし懸命に生活していく、そんな姿は、ちょっと面白いかもしれません。

芥川賞決定の選評が載っていますが、文学とか小説を書くこととは、本当に難しいものですね。

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2009年2月 4日 (水)

『太郎が恋をする頃までには・・・』という本を読みました。

こんばんは。寒いと言えどそれでも2月にしては異常に暖かい日が続きます。やっぱり暖冬ですか。去年も割りに雪が少なかったし、地球温暖化の表れかどうか、このままこれからも暖かい冬になるような予感もします。

きょうは空が澄んで、北アルプスがよく見えました。そして夜もまた月がきれいに見えました。半月ほどの月なので星もよく見え、冬の夜空もいいもんだと、改めて思います。

ここのところ結構忙しくて、パソコンに向かうこともなく、帰って寝て、起きて仕事に出かけ、なんていう日々が続きました。そのせいか本もなかなか読めず、読書のスピードは落ち気味。読みかけの本があって、それが5冊ほど途中の状態です。それでも少しずつ進めばいいのですが、なかなか進まず、内容を忘れてしまいそうです。これはあまりいいことではないですね。やっぱり読書はある程度は早く読まないと。例えば1冊の本は3日くらいとかね。

辞典や勉強の本は、少しずつ進んでいくというのがいいでしょうが、フィクションはもちろん、ノンフィクションやエッセイもある程度早くないといけないな、と感じます。

 ◇   ◇   ◇

さて、そこで久しぶりに読了した本を一冊。『太郎が恋をする頃までには・・・』(栗原美和子著 幻冬舎刊)という本です。

太郎が恋をする頃までには… 太郎が恋をする頃までには…

著者:栗原 美和子
販売元:幻冬舎
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バリバリのキャリアウーマンだった著者が私小説風に書いたストーリーで、それが現代の『破壊』か、というちょっと重いテーマです。「被差別部落」出身ということで、今でも差別されている人がいる、という現状。それが当然本人の責任でもなく、江戸時代の頃の身分制度の負の遺産とも言うべきか。

日常も回りにそういう話を聞かず、何かの読み物で、就職や結婚などでいわれのない差別をされるということが依然としてあるということを知るのですが。やっぱり根深い問題なのでしょうね。

考えさせられる本でした。

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2009年1月23日 (金)

ことばの語源を知るのって面白いですね。

おはようごさいます。きょうも暖かい朝です。またも昨夜の雨には驚きました。(小雨に驚くのですから、いかに暖かいか)

ここのところ、歳のせいか、人の名前を思い出さないことが多くなって困ります。いつも○○さん、と言っているのに、ある時ふと、「あれ、なんて名前だったっけ」っていうことになり、それだけならいいのですが、その相手に名前をいう必要になって大慌て。頭の中をフル回転させても出てこない。たしかカ行だったとかナ行だったとか、そんなことから思い出そうとする。まさか、「なんて名前でしたっけ?」なんて、恐ろしくて聞けない。

スナックのママさんやチーママさんが多くのお客さんの名前を覚えていて、ボトルをさっと出す。(ここ何十年もスナックというところに行っていませんので、今でもボトルキープなんてことしているのかわかりませんが。)また、ホテルのドアマンの方も何百人の顔と名前を覚えているとのこと。尊敬します。

なにかコツがあるのでしょうか。人の顔から名前を思い出さないのに、逆に名前からは顔がさっと出てきます。また、何十年も会っていない人の名前がすっと出てきたり、ホント摩訶不思議です。どこかの回路の問題なのでしょうかね。

話は変わって、昨日のドラマ「ありふれた奇跡」、3話目も面白く見ました。内容はもちろんいいとして、改めて感心したのは夕日の美しさ。二人が夕方、手すりにもたれて語り合うシーン。絵になりますね。それと同時に、都会のほうでは、というより平地では、夕日が地平線、あるいは水平線に落ちていき、角度的にかなり下に沈む。そのため夕日が大きく見えたり、夕焼けがかなり赤くなります。たまに海の近くの町に行って、夕暮れになると、ほぼ真横から夕日があたり、大きな太陽に驚きます。(まるで小さな子供のように。)

どうしてかというと、山国では、当然山に囲まれていて、極端な話、空が平地より狭い。朝日は山から出て、夕日は山に沈む。そのため、夕日は角度的に高い位置で沈むことになり、横から夕日があたるということが余りありません。なので平地の夕日の美しさにはかないませんね。(もちろん山国ならではの夕日も味わえますが。)

  ◇     ◇     ◇

さて、だらだらと書いてしまいました。本の話です。最近ちょっと奮発して買った本があります。『暮らしのことば 新語源辞典』(講談社刊)という辞典です。

暮らしのことば 新 語源辞典 暮らしのことば 新 語源辞典

販売元:講談社
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ときおり、普段なにげなく使っていることばが、どうしてそのように言うのだろうか、とか思ったりすることがあって、国語辞典を引くのですが、意味しか載っていなかったりして、できればその経緯も知りたい。そこでこの本を買いました。

どうでもいいといえばそうですし、知ったからといってどうなるわけでもない。でも、ことばの面白さが味わえていいですね。役に立たないことを知るというのもまたよし、です。

例えは「相棒」ということばは、籠などを二人で担いで人を乗せたりする。その際の担ぎ手の合い方のことを言うようですね。そこで二人で共同作業を行う際の相手のことを言うようになったとか。また「片棒」ということばもその関連語ですね。改めて知ると面白いです。

「調べる」というより「読む」方がいいかもしれません。

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2009年1月22日 (木)

今週発売の『サライ』は良寛の特集でした。

おはようございます。朝方は冷え込みました。でもそれでも暖かいほうなのかもしれません。1月もあと10日、僕にはもっとも厳しい2月を過ぎれば春が待っている。あと一月半の辛抱か、そんな時期です。

ぼくの勝手な思い込みですが、今、本の中でノンフィクションのジャンルでは、『読めそうで読めない間違いやすい漢字』というのと、『オバマ演説集』という2冊が飛びぬけて話題になっているような気がします。

生声CD付き [対訳] オバマ演説集 生声CD付き [対訳] オバマ演説集

著者:CNN English Express編
販売元:朝日出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『オバマ演説集』はテレビなどでもいくつか取り上げられているので、今最もホットな本かもしれませんね。オバマさんといえば熱弁というか雄弁というか、演説をかなり勉強して、それを実行してきたとも聞きます。言ってみれば演説でここまで登りあがったっていう感がありますね。言葉の重みというものを感じます。

読めそうで読めない間違いやすい漢字 読めそうで読めない間違いやすい漢字

著者:出口 宗和
販売元:二見書房
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対する『間違いやすい漢字』は、あの首相の誤読連発の話題も一役買っているのか、せめて間違えて読んで恥をかきたくないな、という心理もあるのでしょうか。よく売れていますね。もちろん漢字検定受験や各種試験の漢字問題に対する勉強には役に立ちそうですけど。(国会で民主党の議員さんが漢字のボードを作ってきて、「首相、これが読めますか?」などと挑発するのもどうかなとも。)

この2冊は同じ”ことば”の問題ということでは共通しますね。でも、日本の首相、アメリカの大統領、ちょっと言葉ということではアメリカに差がつけられましたね。漢字が読めるか読めないか、ということと、人に訴える言葉を発することができるか、ということではレベルが異なりそうです。(漢字が読めればいいという問題ではないでしょうけどね。)

     ◇      ◇      ◇

さて、今週発売の『サライ』2/5号では、良寛の特集でした。新聞広告で見て、ちょっと面白そうなので買ってきました。

「良寛を旅する」という特集で、新潟県を中心に、各地の良寛ゆかりの地を紹介してありました。読んでみると、あの西行の生き方にも共感して、その足跡をたどったようなことも書いてあり、なかなか面白いです。

良寛といっても書家なのかお坊さんなのか、よく分からなかったのですが、だいぶ前に、新潟県を旅した折、弥彦神社と、良寛の庵跡(五号庵っていうようです)を訪ねたことがあります。そのときは、気ままな一人旅で、地図を見ながら、そのときに面白そうなところを訪ね、たまたま地図に載っていたので立ち寄ったのですが、ちっちゃな庵で、質素な感じがよかったですね。こんな生活も悪くないか。健康であれば、こんな感じの家で、昼は軒で本を読み、夜は早く寝て・・・なんてことを考えた思い出があります。

今の大河ドラマも新潟が舞台で、良寛も新潟が主。また新潟に行ってみたくなりました。

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2009年1月20日 (火)

『源氏物語』つながりで『井沢式「日本史入門」講座』という本を読みました。

おはようございます。きょうは二十四節気の「大寒」のようですね。一年で最も寒くなる頃だそうです。でも、今年は比較的暖かいです。といっても2月末までは油断ができませんが。

テレビで山岳ミステリーなどをやっていて、山に登っているのを見たりすると、「あー、早く登りたいなぁ!」などと思ってしまいます。春が待ち遠しい今日この頃。

2~3日前の新聞で「缶蹴り」の話があって、昔の子供たちは遊びの中で、仲間を助けるということを自然に学んだ、というようなことが書いてありました。そういえば僕も昔は(当然小学生の頃です)よくやったなぁ。あと「だるまさんがころんだ」という遊びとか、ドッジボールとか・・・思いは尽きません。その流れで、なんという遊びかは忘れましたが、グラウンドに大きな四角を書いて、四隅の一つの角に親指を当て、コンパスのように4分の1の円を手で書き、そこを自分の陣地とする。そして、石っころをおはじきのようにそこから弾き飛ばして、5回ほどで戻ってくる。そしてその軌跡を線で結び自分の陣地として増やす・・・。(字だけで分かるかな)そんなことを思い出しました。ゲーム機もなかった時代なので、そんなことしかしていませんでした。

で、たまたま昨日書いた『1番街の奇跡』という映画の中で、地上げ屋が子供たちとその陣取りゲームをやっているのを見て、韓国でも同じ遊びをやっていたのか、と感心しました。

     ◇     ◇     ◇

さて、本の話です。図書館で『井沢式「日本史入門」講座4~「怨霊鎮魂の日本史」の巻』(徳間書店刊)という本を借りてきて、読みました。

井沢式「日本史入門」講座〈4〉「怨霊鎮魂の日本史」の巻 井沢式「日本史入門」講座〈4〉「怨霊鎮魂の日本史」の巻

著者:井沢 元彦
販売元:徳間書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

それによると、日本史は「怨霊の歴史」だということです。古代の出雲と大和の戦いやら、菅原道真の左遷やら、なんやら、すべてそれが背後にある。

また、『源氏物語』は当時栄華を誇った藤原氏に対抗する光源氏を称えた物語なのに、なぜ書くのを許したのか、とか。平安末期、朝廷は自前の軍隊を持たず武士に丸投げしたのはなぜか・・・また「弥生人」と「縄文人」の争いが鎌倉時代まであったとか、「へぇー」と思うことがたくさん書かれており、面白く読めました。

もちろん「井沢式」なので、教科書で学ぶ日本史とは視点が違いますが、いろいろな見方があって、それも一つかな、と思える本でした。

井沢さんの歴史の本はユニークな発想で書かれているので面白いですね。また何かあれば読んでみたいです。

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2009年1月12日 (月)

『ルポ中国「欲望大国」』という本を読みました。今年はノンフィクションをもっと読もうかな。

こんばんは。天気が晴れたり曇ったりでちょっと不安定な一日でした。ただし、気温は上がらず、真冬日ではないかと思うくらいです。昨日、おとといなどは特に寒く、外に出る人も気のせいか少なかったような。せめてもの救いは雪が少ないことです。

昨年の冬も全般に暖かかったのですが、そのせいかどうか、屋根の庇にできるツララがかなり大きくなって、1m位になって太さも5cmほど。危ないからと下から少しずつ叩いて落とそうと思ったら根元から一気に落ちて「どどーん」と大きな音が。失敗でした。昔あったマジックハンドのようなもので(電車のパンタグラフのようになっている感じ)、ポキッと取れたらいいのですが。(といってもそのくらいの大きいのになると重さもありますから、これまた失敗するかも。)

いま「ウルトラPC」とか「ネットブック」とかいって小さくてネットやちょっとしたことができるノートPCが人気ですね。ネット契約条件で0円のもあり、そうでなくても5万円程で買えそうです。確かに魅力的ですよね。でも、わがWinMeノートが叫んでいます。「僕はどうなるの?!」と。2001年に買ったものなので、8年は使っていますね。問題はセキュリティの関係でネットができない(実際はできるのですが、やっちゃいけないと盛んに言われるので)ことでしょうか。まあそれ以外は音楽も聴けるし、Word、Excelもデジカメも年賀状もできるので、それこそサブノートとして使えそう。なんとか寿命を全うするまでは使いたいと、いまも電源コードをコンセントに差しています。OSの都合でできないなんてちょっとかわいそうですもんね。

さて、長々とつまらない話を書きました。本の話です。今年は年始に『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』という本を読みましたが、それに続いてか、先日『ルポ中国「欲望大国」』という本を読み終えました。言ってみればアメリカから中国へ移動した感じです。

ルポ 中国「欲望大国」 (小学館101新書) ルポ 中国「欲望大国」 (小学館101新書)

著者:富坂 聰
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

経済成長著しい中国ですが、急成長の影には「暗部」もありますよね。よく聞かれるのは内陸部と都市部の経済格差、そして食品偽装や環境汚染、粉ミルクの問題とかもあります。でも、そればかりではないようです。「ネット中毒」や「替え玉受験」、「汚職」・・本当にさまざまな問題を抱えているようです。

この本はそういった中国の「裏」事情に迫ったルポです。アメリカの場合もそうでしたが、どこの国でも表にはあまり出ない話もあり、やっぱり行ってみないとわからないことってたくさんあるのですね。と言っても観光で一週間くらいホテルに滞在し、観光地をめぐっても見えてくるものは数少ない。ある程度踏み入ってみないと分かりません。

僕たちがそれを知ることができるのは、それを見聞きした人の話から得るのがやはり一番でしょうね。良かったです。

今年は、今まで以上に世界各地のルポやドキュメントを読みたいな、と思っている次第です。

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2009年1月 6日 (火)

『「源氏物語』と「枕草子」』という本を読みました。ナナメ読みですけど。

おはようございます。今朝はいい天気です。太陽が山から出て、ちょうど日差しが窓に当たって、障子を通した間接照明って感じでいいですね。雪は3cmほど積もっていましたが、それでもなんだか暖冬のような気がします。例年だと1、2月に雪が多いので、あと2ヶ月。このまま行くなんてことはないでしょうけど、できれば雪の少ない冬であってほしいです。(地球温暖化は考え物ですが。)

ちょっと前に書いたように、自分のブログを印刷してみました。すると、一月分で15頁を超えてしまいました。字の数はなんと1万7千。そんなに書いたのですね。それも、どうでもいいことをだらだらと。皆さんにとって何の価値もない言葉を作ったものです。(自分にとっては”記録”になってそれなりに意味はあるのですが。)よく見ると1日の字の数が多い。ひょっとすると冗長になっているのでは。あんまり長いと読んでももらえませんもんね。考え直さなければ・・・なんてってまた長かったりして。

CDレンタルで、井上陽水さんの新しいアルバム『ベストバラード』というのを借りてきました。今、それを聞きながらキーボードを打っています。

BEST BALLADE BEST BALLADE

アーティスト:井上陽水
販売元:FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT,INC(BMG)(M)
発売日:2008/12/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「ワインレッドの心」とか「いっそセレナード」とか入っていて、いいです。EXlLEさんのベストバードもいいですけど、陽水さん世代の僕には、これまたいいです。

さて、やっぱり長くなってしまいました。本の話です。『「源氏物語」と「枕草子」』(小池清治著 PHP新書)という本を、やや端折りましたが読みました。(「枕草子」の章は、ちょっとすっ飛ばしたので、これで読んだといえるのかなぁ。)

『源氏物語』と『枕草子』 (PHP新書) 『源氏物語』と『枕草子』 (PHP新書)

著者:小池 清治
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『源氏物語』と『枕草子』は平安の同時期に、一条天皇の中宮・彰子と同じく中宮・定子に仕えた紫式部と清少納言が書いた、「小説」と「随筆」で、ともに有名な作品ですが、やはり宮中に仕える女官が書いただけに、ぼかさなければならないことも多く、大変だったでしょうね。

著者によると『源氏物語』は「父親非在型の人物と母親非在型の人物たちが織りなす物語」であるとのこと。清少納言との比較では、「忘れられたくない」か「忘れられたい」かのどちらかで対照的とも。(紫式部は、目立つことを恐れ「物忘れ草」を人に送り続け、清少納言は、忘れられるのを恐れ、「人忍び草」を送り続けた。とか)

これはなかなかユニークな視点でした。まだまだ読みが足りませんが、さっと読んだ印象です。

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2009年1月 2日 (金)

『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』という本を読みました。

明けましておめでとうございます。みなさん年越しはいかがだったでしょう。また、初夢は?僕の場合、初夢を見たといえば見たのですが、起きたそばから忘れてしまいました。たいした夢ではなかったのでしょうね。

2008年も終わり、ブログの総括として、印刷して取っておこうか、などと思い(日記とはいえ公開されたものなので、別段他の人に見られても構わないし、かつ、自分の歴史の記録でもあるので。なにか創造するという仕事はすばらしいと思うのですが、僕にはそれがない。せめて同じ創造物であるブログをと思った次第です。)、コピーしてワードに貼り付けてみました。そしていざ読んでみると、結構誤字がありました。書くとき読み直しているつもりなんですけど。

ブログを本にするサービスがあるようですが、僕は単にプリンターで印刷するだけです。でも”生きた証”の一つでもありますよね。

さて、今年最初に読んだ本は、『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(町山智浩著 文藝春秋)です。

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks) アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

著者:町山 智浩
販売元:文藝春秋
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「暴走する宗教。デタラメな戦争。広がる経済格差。腐った政治にウソだらけのメディア・・・。こんなアメリカを誰が救えるのか?」と表紙には書いてあります。

アメリカに在住する著者が、アメリカの虚と実を赤裸々に綴ったものです。日本にいて、新聞やテレビでは知らされないことが、住んでみると見えるものがある。そんな感じです。

確かにどの国でもそうでしょうが、行ってみなければ分からないことって沢山ありますね。それを知るには、マスコミだけでなく、本やインターネットなどでのその国のホームページなどで知る必要があるなぁ、と感じます。もちろん住むのが一番ですけど。

・・・なんていいながら、実はこの日本のことも裏の部分がいっぱいあるのに、やはりマスコミからの情報では表の部分しか知ることができない。やっぱりいろいろなところから情報を得て、真実を一つでも知るようにしなければ・・などと思いました。

この本はペーパーバックのような本で、「ふむふむ」と言いながら面白く読めました。

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2008年12月30日 (火)

『読書は1冊のノートにまとめなさい』という本を読みました。やってみようかな。

おはようございます。今朝もぐっと冷え込みました。今、外は青空がちらほら見えます。

今年もあと二日。あしたになると夕方6時頃には町には殆ど人が歩いていなくて、シーンとした夜を迎えます。そんなときは大晦日って実感がします。みなさん家族で食卓を囲む頃ですよね。このブログ、たいした内容でもなく、世の中に出すだけのものか、と思いますが、それでも読んでいただける方が、「ちらり」とでもあれば励みになります。ありがとうございます。今年はこれで終わりになります。来年はどんなブログにできるか、あれこれ模索しながらもマイペースでやっていこうかと思います。

そんななかレンタルで借りてきたCDが、平原綾香さんの『Path of Independece』というアルバムです。

Path of Independence Path of Independence

アーティスト:平原綾香
販売元:DREAMUSIC( C)(M)
発売日:2008/12/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する

なんでも、ドラマ『風のガーデン』の主題歌の『ノクターン』という曲が入っています。(僕はそのドラマを見ていないので、なんとも言えないのですが。)

今、このアルバムを聞きながら書いています。いい曲が集まっています。なかでも3曲目の『星つむぎの歌』と4曲目の『孤独の向こう』という曲がいいですね。

さて、本の話です。今年も少ないながらいろいろな本を読みましたが、時々思うのが、あれこれ読んだけど覚えていない、とか、あれはどこに書いてあったんだろう、などです。となると、読んだことにならないのではないか、とも。何を読んだということだけは綴っていて、それなりに「よかった」「面白かった」とは思うのですが、だいぶ後になってから、じゃあどこが、といわれて説明できない。

そこで新刊で見つけたのが『読書は1冊のノートにまとめなさい』(奥野宣之著 ナナ・コーポレート・コミュニケーション)という本でした。

読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング 読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング

著者:奥野宣之
販売元:ナナ・コーポレート・コミュニケーション
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そこでは読書を”インストール・リーディング”として、頭に入れることを念頭に読むことを勧めています。そして”ねぎま式読書ノート”(ねぎまのように肉と野菜を挟むようにして、本の引用と感想を分けて書くことからそう名づけたようです。)を書くことで、後からでも大事なことを確認することができ、それが”実になる”、つまり無駄な読書をしないということのようです。

そしてその読書ノートは大学ノート一冊に収め、時系列でどんどん書き綴っていくことでそれを達成する。大事なのは”続けること”だと。確かにあれこれ分類していると、しまいに億劫になってやめてしまう。僕などのように飽きやすい人間は長続きしません。どんなに簡単でもいいから続けること、それできっと成果が現れる。

ちょうどいろいろ思っていたところなので、ちょっとやってみようかなと思います。(さて、効果はいかに)

というわけで、今年も終わりです。みなさん良いお年をお迎えください。

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2008年12月19日 (金)

『年収防衛』という本を読みました。節約は大事です。

おはようございます。今朝は晴れです。寒いといいながら日光が当たるところは比較的暖かいです。車の中だったら暖房はいらないかも。

今年は雪が降るのが遅いような気がします。近隣のスキー場はまだ雪がなくて、スキー場開きをしてもまだすべるところがないとか。町中に住んでいるものとしては、雪はできるだけ降らない方がありがたい。でも温暖化問題とかウィンタースポーツ関連の仕事をしている人にとって、また暖房器具などの売れ行きにも関わり、一概に雪が降らなくていいとは言えないところが難しいですね。

きょうは月がほぼ半月、下弦の月でしょうか。今の時間で西の空に見えました。

081219tsuki だからどうしたといえばそれまでですが、たまに日中に月を見るのも悪くないかな。(ちなみにきょうは月の入りは午前11すぎころだそうで。)

16日の新聞で、新潟の上越市が地名問題で揺れているとか(本当に揺れているのかは知りませんが)。なんでも上越新幹線という名前があるのに、上越市とは関係ないところを走っている。また上越国際スキー場は上越市から50キロほど離れていて、よく間違えられる・・らしいです。合併する前の直江津市と高田市など旧名はどうだ、ということです。もちろんこれは当事者たちの話ですから、「いいようにして。」としか言えませんね。

僕などはまだ直江津市ってあるのかと思いました。なんという不勉強でしょう。まあ、それはそれとして、地名問題は全国にたくさんあるのでしょうね。

さて、不景気、不景気といわれ、もはやそれを通り越した感がある今ですが、嘆いてばかりもいられず、『年収防衛』(森永卓郎著 角川SSC新書)という本を読みました。なんとかせねばっていう気持ちです。

年収防衛―大恐慌時代に「自分防衛力」をつける (角川SSC新書) 年収防衛―大恐慌時代に「自分防衛力」をつける (角川SSC新書)

著者:森永 卓郎
販売元:角川SSコミュニケーションズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

副題は「大恐慌時代に『自分防衛力』をつける」で、帯には、「金融資本主義の終焉で、『年収崩壊』は新たなステージへ」と書いてあります。

森永さんはテレビなどにもよく出られ、この経済オンチのぼくでもお名前は知っています。ハッキリものを言われ、分かりやすい分析だな、と思います。(その程度の理解力ですけど。)

この『年収防衛』はベストセラーになっているのですが、なぜ売れているのかと思うと、やっぱり不景気を実感している人が多いからではないでしょうか。経済分析の本や論調は多いけれど、じゃあ庶民である自分たちはどうすればいいのか。それをやはり知りたい。そんな気がします。

それで、この本は、現状の経済を分かりやすく解いてあり、いまの株式は本来の目的と離れ、マネーゲームになっている、その他、お金儲けに走った結果、金融危機になったとのことです。確かに異常でよね。何のために株を買ったり売ったりしているのか疑問に思うことがあります。

が、それはそれとして現実の生活は何とか守って生きたい。そこで、できることをいくつか挙げています。森永さんというと随分贅沢に暮らしているのかな、などと思ったら、実に堅実、そしていい意味で「セコイ」。これは見習わなければいけないと思いました。

僕も、もっと賢く、もっと「セコく」生活しなくちゃ。

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2008年12月16日 (火)

僕も「今年の本」の決算かな。

こんにちは。きょうはとてもよく晴れました。この部屋を除いては暖かいです。すっきり晴れて、北アルプスがよく見えそう。となると矢も盾もたまらず、近くの山に登ってじっくり眺めてきました。

081216hodaka(これまた、いつも変わらぬ写真ですが、穂高連峰です。またも書きますが、左から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳です。(西穂高は奥穂高の前です。))

081216yari(槍ヶ岳のズームです。穂には雪は張り付いていないようです。小屋が見えるのではないかと思えるほどアップです。今登っている人がいるのでしょうか。さすがに人は見えません。)

081216ontake   (御岳です。太陽がだいぶ西に行きましたので、影が出来てきれいに見えます。左から、継子岳、摩利支天山、剣ヶ峰、継母岳でしょうか。たぶん。)

さて、話は変わって、言葉を一つ。

「さもしい」・・・・○○首相が国会で、定額支給金の件で、「一億円もらっている人が1万2000円をもらうのは”さもしい”」といった旨のことを語ったそうです。おそらく「そんなケチナことを言わないで」というようなつもりだったのでしょうね。でもひょっとすると勘違いだか、用法に少し問題があるかもしれません。(わかりませんが。)一言一言、揚げ足を取ることはないですが、ふだんあまり使わない言葉ですね。そういえば「さもしい」なんていう言葉があったのだなぁ。と思うのみです。早くも流行語候補?

なんてこと書きながら、本題に入ります。今年も残り少なくなってきて、あちこち今年の総決算と「今年のベスト○○」という話題が増えますね。本のほうでも、『このミステリーがすごい』とか「週刊文春傑作ミステリーベスト」・・・などが発表されました。

僕自身はミステリーを殆ど読みませんし、ひねくれものなのかな、ベストセラーというものをあまり読みません。『A型自分の~』とか『夢をかなえるゾウ』とか・・読んだことがありません。どちらかといえば、自分の読みたいと思う本を、心の向くまま選んでいくことが多いですね。(おそらく来年も、ランキングや新しい古いに関係なく読んでいくのでしょう。)

といいながらも、書評などで衝動的に読みたくなることがあるので、新聞の書評などは大いに参考にしています。

そんななか『今年最高の本』(マガジンハウス)という本が出たので、買って見ました。なにか心に引っかかるものがあるもかもしれませんので。

ダカーポ特別編集 今年最高の本 2008 (マガジンハウスムック) ダカーポ特別編集 今年最高の本 2008 (マガジンハウスムック)

販売元:マガジンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

パラパラよんで、(ミステリーのところは飛ばし、と、)数冊マークをつけました。

でも、読めるかな。

そこで今年の総括。読書の記録を見ますと、今年の正月から今まで読んだ本は44冊でした。結構読んだつもりでしたが、週に一冊はいっていないんですね。(もちろん数が大事ではなくて中身なんでしょうけど。)来年はもう少しは増やしたいですね。

ちなみに今年読んだ本のベスト3は

<小説>

1.『西行』(三田誠広) 2.『永遠の0』(百田尚樹) 3.『聖域』(大倉崇裕)

<ノンフィクション>

1.『新宿駅最後の小さなお店ベルク』(井野朋也) 2.『富士山を汚すのは誰か』(野口健) 3.『読書進化論』(勝間和代)

でした。大して読んでいない中のベスト3。重みはありません。

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2008年12月15日 (月)

川端康成さんの『古都』を読みました。京都再発見でしょうか。

こんばんは。きょうは特に寒くなく過ごしやすい一日でした。山はあまり見えませんでしたが、そこそこ晴れ。何をするわけでもないのですが、時があっという間に過ぎ、きょうも終わりかっていう感じです。今年もあと半月ですね。年賀状の受付開始と、クリスマス目前のあわただしさで来週になれは年末モードに突入ですか。

今年の漢字は「変」でしたね。「変化」の「変」ということらしいですが、僕には「なんか変」の「変」にも思えます。そういえば、「薬子の変」「桜田門外の変」「本能寺の変」の「変」もありますね。漢字一字にもいろいろ意味があって面白いです。さて、気が早いですが、来年の漢字は何になるでしょう。

さて、本も読むときは並行して読んで、たくさん読むときと、なかなか読めなくてペースが落ちるときがありますね。で、なんか久しぶりだなという感じで読み終わった本が、川端康成さんの『古都』(新潮文庫)です。

古都 (新潮文庫) 古都 (新潮文庫)

著者:川端 康成
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

こりゃまた、古い本をと思われるでしょうね。この作品は昭和37年に刊行されて、いまあるこの文庫でも初版は昭和43年のものです。

NHKのテレビ小説で『だんだん』っていうのをやっていますね。僕は見てはいないのですが、双子の話で、幼いときに別れ別れになって、ひとりは島根、ひとりは京都で成長する。そして再開する。そして物語が進む話のようです。それと関係あるのか、たまたまこの『古都』のことを知って、これも双子の姉妹の話でした。

こちらはやはり生まれてすぐ離れ離れなって、ひとりは京都の町なかの呉服問屋の娘として成長し、ひとりは同じ京都でも北山杉の村で杉の仕事に携わる娘として成長する。そして偶然、引き寄せられるようにこれまた再会する。はて、それから二人の運命は・・・という話です。

川端康成さんといえば、ノーベル文学賞を受賞した方で、『雪国』で有名ですね。(僕は○十年前に読みましたが、忘れてしまいました。「駒子」さんという人が主人公で「国境の長いトンネルを抜けると・・・」は受験で覚えました。)

そんなわけでふとしたきっかけから読んでみたくなって、この『古都』を読むことになりました。まずは、やはり文章がきれい(日本が美しい)という印象です。そして、京都弁が随所に出て(京都が舞台なら当然でしょけど)、これまた自然な感じです。(川端さんは京都の方かと思ったら大阪生まれとか。あとがきを読むと京都の人に直してもらったとか。なら自然なのは当たり前か。)

それと、文庫の解説にも書いてありましたが、京都の名所旧跡や、年中行事をふんだんに取り入れていて、ちょっとした京都ガイド風です。京都という町の中での二人の関係がうまく絡み合っているような気がします。

小説が発行された時点での京都の姿も垣間見られて、なかなか面白いです。ちょっと最近京都づいているので、僕にとってはタイムリーだったかもしれません。

*ところで双子のどっちが姉(兄)でどっちが妹(弟)なのか、しっかり分からないので、調べてみたら、以前は先に生まれたほうを妹(弟)としていたそうですが、明治以降は、先に生まれたほうが姉(兄)とするように決められたとか。そしてそれが決められた12月13日を”双子の日”とするようになったとか。「へぇー」です。(ネットで調べたので確かかどうかはわかりませんが。)

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2008年12月 3日 (水)

三田誠広さんの『西行』という本を読みました。

こんばんは。きょうは暖かかったですね。晴れて北アルプスもきれいに見えました。

パソコンに取りためている音楽を聞くのに、Windows Media Playerを使ったり、Beat Jamを使ったりしていますが、先日、SonyのSonic Stageがバージョンアップしたようなので、ダウンロードをしてみました。今までのバージョンはなんかしっくり来なかったのですが、最新バージョンでは、かなりパワーアップしているようで、視覚的にも優れたものがあります。音楽サイトとの連携もいいし、ウォークマンとも当然つながる。結構気に入っています。(Sony のホームページのウォークマンの情報のところからダウンロードできます。)

さて、本の話題です。『西行』(三田誠広著 河出書房新社 )という本を新聞の書評で知って、面白そうなので買って読みました。

西行 月に恋する 西行 月に恋する

著者:三田 誠広
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

平安末期の歌人・西行の話です。副題に「月に恋する」とあるように、西行のかなわぬ淡い恋を綴ったもので、歴史を学びつつも、その心も感じることが出来る話でした。

武道に長けた佐藤義清(のりきよ)は、北面の武士として帝に仕えていたが、白川院の養女にして孫の鳥羽院の中宮となった璋子(たまこ)が後、待賢門院となるに際し、その警備を命じられる。武道のみならず和歌・楽器の心得もある義清は、璋子に気に入られるようになる。そしてほのかな恋心が。しかし身分の違いはいかんともせず、苦悩の日々であった。そんななか読んだ歌が、「嘆けとて月やは物をおもわする かこち顔なるわがなみだかな」。月に恋する・・・・。

じつは待賢門院璋子は白川院の養女でありながら関係を結び、院の孫(鳥羽天皇)の中宮となる。しかも子(のちの崇徳天皇)ができ・・という複雑な人間関係の只中にいるのでした。

そんな宮中で義清は職務に励むが、あることを機に急遽出家し、西行と名を変える。出家することによって、一切を超えた立場になり、自由に生きることが出来る。そして政治は天皇の跡継ぎ問題と武士の力関係のなかで激動の時を迎える。・・・

*間違っていたらごめんなさい。

というような話ですが、ちょっとややこしいので何回も振り返ってみました。が、話の展開が面白くて、どんどん読み進みました。

西行と言えば放浪の歌人なんていう勝手なイメージを抱いていたのですが、そういった背景などが分かると、とても魅力的な人物だと改めて思います。

西行のことをもっと知りたくなりました。

あと「落胤」という言葉もはじめて知りました。高貴な身分の人が正妻のほかの人に生ませた子、という意味のようです。あの平清盛も白川院の落胤だとか。

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2008年11月28日 (金)

源氏物語千年紀。『寂聴源氏塾』を読んでいます。これは面白い!

おはようございます。今朝もやっぱり寒いです。毛布を腰に巻いてノートPCに向かっています。

ブログを書くのに結構体力を使いますね。なんだかんだ考えながら打っているので、30分くらいはかかることがあります。どうしてそこまでして書くのかなぁ。なんて通勤途中の自転車で思ったりします。でもね、週に4回ほどだし、文を考えながら書くっていうのは、(これが”文”なのかな?)何度も言いますが、頭の鍛錬になるのでは、と思い、悪戦苦闘しています。とはいっても、自己満足で終わらないようにはしたいですね。

人が言葉を話したり、書いたりするのは、一種の創造であるとは思います。今まで生きてきて知った言葉や語彙、使い方などをあれこれ考えながら作り出す。作家などはとくにそのプロですね。また、そうでなくても周りの人と話すときも、瞬時に言い回しを判断して、適切な言葉を発しなければいけない。それは言葉を持つ人間だけの特権かとも思います。

でも、○○首相はどうも失言が多いですね。言って次の日には訂正。もともと失言癖がある方だったそうなので、それを承知で選ばれたのだから、選んだ方にも責任はあるかもしれません。「本意ではなく、言葉不足だった」とかは、はて。政治家はやはり言葉のプロでしょうから、先々まで考えて発言しなきゃね。また、思いつきで言われても困りますし。

・・・なんて昨今の失言のニュースを聞いて思いました。というこの僕も、うっかり変なことをいって、あとから後悔することが何度もあって、聞こえていなければいいけれど、なんて思うことがあります。失敗だらけです。(政治とは全然レベルが違いますが。)

さて、今年は源氏物語千年紀ということで、『源氏物語』に関する本がたくさん出ました。また、テレビなどでも特集をやったりしました。そんななか、『源氏物語』といえば、瀬戸内寂聴さんで、文庫になった『寂聴源氏塾』(集英社文庫)という本を今読んでいます。

寂聴源氏塾 (集英社文庫) 寂聴源氏塾 (集英社文庫)

著者:瀬戸内 寂聴
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

寂聴さんは、皆さんご存知のように、『源氏物語』の全訳を出しており、これがかなり評判で、いま『源氏』の訳といえば寂聴さんか、というほどですね。(寂聴さん以外に、与謝野晶子さん、谷崎潤一郎さん、円地文子さん、田辺聖子さんなどの全訳があり、みな高い評価を得ていて、いまも人気があります。)

僕はといえば、かつて原文に忠実な訳ということで定評の谷崎潤一郎さんのを読もうとしたのですが、挫折。書棚に眠っています。そして寂聴さんの訳が新装版で出たときに、気を引き締めて、毎月買って、なんとか全10巻読み終えました。

なにしろ全54帖、登場人物430人で、人間関係がややこしい。おまけに、そのときの地位によって名前が変わる・・などで、読み始めはちょっと大変でしたが、途中からぐんぐん引き込まれて、次はどうなるのかと楽しみになり、ひとつの連続ドラマを見ているようでした。

現に当時は宮中で、声のきれいな人が読んでいくという、一種のラジオドラマ風に進んでいき、人気を博したとの事。分かる気がします。

それで、この『寂聴源氏塾』は『源氏物語』の背景やら紫式部のこと、光源氏と多くの姫君のことをわかりやすく書いてあり、格好の入門書になると思います。僕などは一度読んでも、頭の中で整理しきれず、誰がどうだったのかわからなくなっているので、復習している感じです。ああ、そうだったな。とい風に。

もう2章ほどで読み終えそうです。これを読んだら、また『源氏物語』の全訳を読み直してみたいな、なんて思うほどです。

ちなみに、筑摩書房から文庫で、大塚ひかりさんが全訳の刊行を始めました。ちょっとそれにも興味が出てきました。

源氏物語 第1巻 (1) (ちくま文庫 お 39-4) 源氏物語 第1巻 (1) (ちくま文庫 お 39-4)

著者:紫式部
販売元:筑摩書房
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2008年11月21日 (金)

『マトリクス勉強法』を読みました。ん~勉強しなくちゃ。

おはようございます。今朝はかなり冷え込みました。体が凍るんじゃないかと。1月2月はこんなもんじゃないと思いながらも、蒲団の中と外では大違い、抜け出すのが大変です。

中国語の勉強、来年の干支ではないですが牛歩のごとく、です。かろうじてNHKの「まいにち中国語」にはついていっています。(頭に入っているのだか。)今回の講座は文法が主で、わかりやすいです。いままでなんとなく覚えていた表現の理屈を丁寧に説明していただけるので、知らなかったことがたくさんあって、これは役に立ちます。問題は、このまま継続していけるか、また単に聞くだけに終わらず、しっかり復習していけるか、でしょうね。

いま、首相の漢字の読み間違いがちょっとした話題になっていますね。たしかにそんなに難しい熟語じゃないのに極端に読み間違えている。政治とは関係ないところで取り上げられていますが、もちろん当方も知らない漢字がたくさんあるのでエラそうなことは言えません。ただ、ご自分で考えて書かれた文章ではないことは確かかもしれません。

さて、竹中平蔵さんの新刊で『マトリクス勉強法』(幻冬舎という本を読みました。ビジネス書の中でベストセラーになっています。

僕は文芸書でもビジネス書でもベストセラーだからということで買うことはあまりなく、どちらかといえば、てにとって「ああ読みたいな」と思う本を買うのですが、今回ちょうど「こりゃ面白そうだ」と思い、買って読みました。

竹中式マトリクス勉強法 竹中式マトリクス勉強法

著者:竹中 平蔵
販売元:幻冬舎
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帯には「1の努力で10の成果」と書いてあります。実際そうなのかは分かりませんが、この歳になってもやっぱり勉強はしておかないと、と思います。それが実益か、仕事に役立つかは未知数ですが。

マトリクスというのは行列のことで、「行と列」いわば升目ですね。竹中さんは、行2つ列2つの升目で説明してみえますが、列として「天井のある勉強」「天井のない勉強」すなわち、資格を取ったりして結果があるものと、ずーっと続くもの。そして行として「武器としての勉強」「人と人とを結ぶ勉強」に分けました。そのどれに当てはまるかによっていろいろな勉強法がある。とのことです。

「こりゃ頑張らねば」と思わせる一冊でした。

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2008年11月18日 (火)

『大人の時間はなぜ短いのか』という本を読みました。僕にはちょっと難しいかな。

おはようございます。天気予報の通り、今朝は寒いです。足元がスースーする感じで、毛布を膝にかけてもちょっと効き目は薄いですね。こりゃ動き回ったほうがよさそうです。

このブログに、ブログパーツをまたいくつか貼り付けてみました。旧暦がわかる日めくりと月齢のカレンダーをためしに。味気ないブログが少し華やかになったかな、なんて一人喜んでいます。(みなさんのお役に立つかどうかは不明ですが。)

このあいだ、どなたかのブログを見ていたら、一日500人ほどアクセスがあって・・なんていうことが書いてありました。もうびくっりです。なにせ当方とは桁が違うのですから。もちろんアクセスの数を競っているわけでもなく、一喜一憂していてはやっていけませんね。でも、それだけ人気があるのはどこかが違うのでしょう。(違うどころではないって? )とはいえマイペース。「文章を書くことは頭の鍛錬になっていい。」なんていうのを慰めにして、きょうもキーボードを打っています。いつも寄ってくださる方、ありがとうございます。逆にうっかり立ち寄ってしまった方、時間の無駄にならないことを祈ります。

ところで、昨今聞こえてくるニュースは、景気の悪い話ばかり。僕たち一般庶民も財布の紐は固くなる一方で、無駄なお金を使いたくないという意識で、節約ブームにもなっているようですね。実際この僕も、財布の中のお札がなかなか出てきません。(そもそも大して入っていないのですが。)そんな中、恒例の年賀状シーズン。年賀状ソフトがこのパソコンに入っていなくて、(前のパソコンに入っているのはかなり古いので、移行するのも考え物。)買わなきゃいけないのですが、5000円前後と高い!

折も折で、書店に並んでいる年賀状CDROMブックを見てみると、「宛名職人MOOK版」とか「筆まめBasic」など市販品と遜色ないものが付いてます。そこで、どのみちCDROMブックを買うのですから、それでいいや、てなことになります。それでちょっとその分は浮くかな。あとは実際使ってみてどうか、でしょうね。もし満足がいかなければ製品版を買えばいいのだし。

筆まめでつくるかんたん年賀状(2009) 筆まめでつくるかんたん年賀状(2009)

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さて、話は本題に行かなければ。新刊で『大人の時間はなぜ短いのか』(一川誠著 集英社新書)という本を読みました。

大人の時間はなぜ短いのか 大人の時間はなぜ短いのか

販売元:楽天ブックス
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大人になると、時があっという間に過ぎる気がしますね。それはどうしてでしょう。それは、例えば50歳の人には一年は、今まで生きた人生の50分の1の長さだし、10歳の子にとっては10分の1になるので、大人のほうがより短く感じられる。のではないか、と僕も思っていました。どうもこれは「ジャネーの法則」という名前がついているくらい有名な説のようです。

でも、この本によると、そうとばかりもいえない。人間には心的時計もあって、加齢とともに心的時計が遅くなるということもあるようです。歳をとると身体的代謝が鈍り、それが心的時計にも及ぶ。また、それ以外にも、人が時間を錯覚する要因として、感情とか興奮度とかいろいろあって、自分の中の時間を遅くしたり早くしたりする。・・・・・・

以前、雪道でスリップして車が2回転ほどして、運よく対向車もなく、車一台分の支柱と支柱の間にすっぽりはまって突っ込んだ時があります。そのときの時間は、なんだかビデオのスローモーションのように、ゆっくり進んでいきました。そういうことってやっぱりあるんですね。

そのほか目の錯覚の論理とかそういったことも科学的に論じている本で、真剣に読むと(いつも真剣に読んでいないのかって?)結構難しいので、僕はちょっと飛ばし読みをし、「ふーん、大体そんなものなのか」とか「へぇー、初めて聞いた」程度の理解度です。でも、全般的にはよかったですね。

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2008年11月13日 (木)

『新宿駅最後の小さなお店ベルク』という本を読みました。

おはようございます。今朝は晴れています。でも、この部屋はとても寒いです。きょうもパパッと片付けて暖かいほうの部屋に行こうっと。

きのうも天気がよく、青空の中に浮き出るような北アルプスの山々。もはや真っ白の穂高を道すがら見ながら、西穂高の稜線を歩いている自分の姿を思い浮かべ、山々の眺めを想像しつつ、「いいなあ~」なんて思い、自転車をえっちらおっちら漕いでいました。

昨晩は月がよく見え、満月かと思ったのですが、今晩みたいですね。また、家路につくとき見えるといいですが。

それはそうと日本語って面白いなと時々思います。例えばブログなどで「今日」「昨日」のことを書くのに、漢字で「今日」「明日」「昨日」と書くか、ひらがなで「きょう」「あした」「きのう」と書くかで悩んだりします。作家などは、とくにことばを生業にしているだけに、それぞれのこだわりがあって、漢字で書くかひらがなで書くかは決めている人が多いでしょうね。僕の場合、熟語を音読みで読む場合はなるべく漢字で、訓読みともいえず、”あて読み”(逆に言えば当て字)のときはひらがなで、などとしようかな、なんて思っているのですが、ひらがなばかりつづくと分からなくなりそうなときは漢字で書くこともあり、ちょっと統一感に欠けます。(なんていいながら、早速文頭では”今朝”と書いています。)

なんでも、校正をやる人は、その作家の全部に統一感が出るように一字一句チェックしているとか。大変ですね。

中国語は漢字ばかりで、当然すべて音読み、しかも基本的に一つの漢字は一つしか読み方がない、表意文字ですね。また、韓国語はハングルで一つの文字は音を表すもので、表音文字、文字そのものには意味がない。いってみれば全部ひらがなで書いているようなもの。(韓国の方には文字はどう映っているのでしょう。ハングル文字そのものが意味を持つように見えるのでしょうか。それは是非知りたいです。)そして日本語は表意文字の漢字と、表音文字のひらがな(おまけにカタカナ)の2種類の文字を使っています。これはとても珍しいのではないでしょうか。そのために「心」を「こころ」とも「ココロ」とも書いたりして、ニュアンスの違いを使い分けることが出来る。・・・・・・・むむ、奥が深い!

さて、話がぶっ飛んでしまいましたが、本の話です。新聞の記事の中で面白そうな本を知って、早速買った本があります。『新宿駅最後のお店ベルク』(井野朋也著 ブルース・インターアクションズ)と言います。

新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks) 新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)

著者:井野朋也(ベルク店長)
販売元:ブルース・インターアクションズ
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僕は新宿にはほんの数回行ったことがありますが、”おのぼりさん”なので、新宿のことは殆ど知りません。どうやら新宿駅にある個人営業の「ベルク」というお店は、狭いながらもすごい数のお客さんで賑わっているそうです。でも、まわりはどんどん大手の企業やチェーン店になり、個人店では唯一になってしまったようです。

この本では、繁盛しているわけや、開店までの道のり、飲食店への思い、接客の極意などを余すことなく書いている本です。

安いのが売りだけども、安いだけではない、美味くなければお客様は離れる。そういう思いが、食材への強い気持ちに表れます。なるほどと思うことがたくさんあって、飲食店に限らず、他のサービス業にも当てはまることがありそうです。

面白くて一気に読んでしまいました。東京へはめったに行けませんが、新宿に行くことがあれば是非立ち寄ってみたいですね。

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2008年11月11日 (火)

『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』という本を読みました。

おはようございます。今朝はいい天気で暖かいです。(ただこの部屋は寒いですけど。)晴れた日はなるべくストーブをつけないようにして、パパッとやることを済まし、日の当たる部屋で本を読むか、音楽を聴くかして過ごしたいですね。そのほうが結果的には能率が上がっていいのかもしれません。(省エネにもなるし。)これは仕事にも当てはまるかもしれませんね。ある程度時間を決めて密度を濃くする。・・・なんて、実際は途中で仕事が入るので、「あれま、もうこんな時間?」てな事になるのですが。

生活支援定額給付金の所得制限の問題で首相は、「(高額所得者は)自主的に辞退していただく」ことで所得制限なしに・・・の考えを示されましたが。はて、自主的に辞退する人っているのでしょうか。いかにも日本的なあいまいな方法のように思えますね。例の論文問題の元幕僚長の退職金問題も、「自主的に返還してくれるといい」みたいな考えも、これまた???です。いいか悪いかは別として、スパッといかないところが今の政治のように見えます。国民が納得いくような方法ですべていくといいのですが。・・・・とブツブツ言っています。

さて、ここのところ本をよく読むようになって(読書家の方とは比較にもなりませんが)、『本は10冊同時に読め!』(成家眞著 知的生き方文庫)ではないですけど、同時に4冊並行して読んでいました。(会社での休憩時間に一冊、居間で2冊、ベッドで1冊なんて)あげくに図書館で本を借りてきて、なんてやっていましたが、返却期限が近づいてきて、あえなく撃沈。途中で止まってしまいました。(『「本能寺の変」はなぜ起こったか』(津本陽著 角川ワンテーマ新書)という本でしたが、知らないことが結構あって面白かったです。こりゃ是非続きを読みたいところです。)

本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1) 本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1)

著者:成毛 眞
販売元:三笠書房
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「本能寺の変」はなぜ起こったか―信長暗殺の真実 (角川oneテーマ21 B 103) 「本能寺の変」はなぜ起こったか―信長暗殺の真実 (角川oneテーマ21 B 103)

著者:津本 陽
販売元:角川書店
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以前読んだ勝間和代さんは月に50~100冊読んでいらっしゃるそうで、トイレなど家のいたるところに本を置いているとか。それほどでないとそこまではいきませんよね。

で、僕はというと気張って並行して読んでいても、結局読むスピードは1冊集中して読んだほうが早かったりして。なにをやっているのだか。でも、仕事の休憩時間にはどちらかといえば細切れでも読めるビジネス書など。居間では肩の凝らないエッセイ、集中して読むときは小説・・・なんていう具合に読みわけしたい気分ですね。みなさんはどうやって読んでいらっしゃるのでしょう。

さて、その勝間和代さんが共著として書いていらっしゃる『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』(神田昌典+勝間和代著 ダイヤモンド社)という本を書店の本棚で見つけ(大きさがB5判で目立ったということもあるのでしょうか)、パラパラめくって面白そうだったので買いました。

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100 10年後あなたの本棚に残るビジネス書100

著者:神田 昌典,勝間 和代
販売元:ダイヤモンド社
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変化のいじるしいビジネス界、またそれに呼応するビジネス書。新鮮な内容が求められる中でも、普遍的な内容で何年たっても棚に残るだろうという本をお二人がピックアップし紹介したものです。と同時にどうやって溢れる本から自分にあった本を選び読んでいくかについても語っていて、とても参考になります。

僕がそれらの中から選んで読んで、バリバリのビジネスマンに、なんていうことは天と地がひっくり返ってもないのでしょうが、これからの仕事に何らかの指針になるものが得られるかも、という期待が持てそうです。(それもいかに内容を理解し実践するかでしょうけど)

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2008年10月23日 (木)

『読書進化論』という本を読みました。参考になります。

おはようございます。きょうは朝方雨が降っていましたが、今は晴れ間が見えます。きょう一日どうでしょうね。

先日の焼岳登山、中腹の紅葉が印象的でしっかり目に焼き付けてきました。登山口を少し登ったところで太陽が山から出てきて、ちょうど強い朝日が峠の紅葉に当たり、輝くような美しさでした。今までにあまり見たことがないものです。朝は太陽が刻一刻と上がり、ほんの数分で雰囲気が変わることがありますね。その時点より10分ほど後から見ると、先ほどのような輝かしさが消え、普通の朝の景色になったりします。

写真家などが朝早くからずーっとその一瞬を待っているという気持ちが分かりました。ところが、その瞬間に「きれいだ!」と思い、デジカメを出しファインダーを覗くと、それほどでもない。肉眼ではこんなにきれいなのに。これはカメラのせい?露出やその他をカメラ任せにしているせい?こんなに悔しいことはありません。この感動を残したい。やっぱり肉眼には勝らないのでしょうか。プロのカメラマンの写真があんなにきれいなのは、シャッターチャンスと、切り取る眺めと、機材と、そして技術・・など、僕のような素人ではない力があるからでしょうね。

まったくそれとは関係ないですが、レンタルショップで島谷ひとみさんの『Flare』というCDを借りてきました。

Flare Flare

アーティスト:島谷ひとみ
販売元:エイベックス・エンタテインメント
発売日:2008/07/16
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今年の7月の新譜なのですごく新しいというわけではないのですが、好きなアーチストなので、年甲斐もなく借りて聞きました。澄んだ歌声とPOPなリズムが好きです。このアルバムも耳に優しい曲が多くてなかなかいいです。

さて、本の話ですが、小学館から新しく出た新書の第一弾として出た中の『読書進化論』(勝間和代著 777円)を買って読みました。

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1) 読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)

著者:勝間 和代
販売元:小学館
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『お金は銀行に預けるな』などがベストセラーになっている勝間さんの新刊です。ホームページやブログなど新しい時代の情報収集法がある現代、それでも本という媒体は欠かせないといいます。書店でもネット書店、いままでの形態のリアル書店があり、それをいかに使い分けるか、勝間さんの情報収集法を語っています。また、単に情報を集めるだけでなく、アウトプットも必要とのこと。

その一つのブログという形態も大いに勧めていますが、僕のように単に書き綴っていてそこから広がっていないブログはどうでしょう。(文章力をつけるため、とか頭の体操とかいろいろ理由はつけていますけど。)でも、まあそれもありか。

これからの読書の方法を探るためにも大いに参考になりました。

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2008年10月17日 (金)

コミックの『孤高の人』を読みました。面白いです。が、ちょっと早とちりだったかな。

おはようございます。今朝は晴れ、またも肌寒い朝です。ストーブが恋しくなりました。でも昼になると暑くなってくるんですよね。風邪を引きやすい時期です。

近くの学校のイチョウ並木も少しずつ色づいてきました。そのうち真っ黄色になって、道路は落ち葉だらけになります。季節を感じることができる並木です。

ところで、最近は株のニュースが賑わいを見せています。(もちろん当事者は死活問題だし、そのうち庶民の暮らしにも響いてくるのでしょう。)そこでよくテレビに映る、ニューヨーク商品取引所の風景ですが、木槌を持った人と、周りを取り囲んでこちら側を向いている人たち。拍手をしながら”ドン”と木槌を打って終わり、という場面がありますね。あれはいったいどういう意味なんでしょう。取引終了の合図なのでしょうか。でも、株が大幅に下がった日でも、ニコニコ笑って拍手をしています。(もちろん、ショボンとしてうなだれながら木槌を打つというのもおかしいですが。)どうもよくわかりません。それと、いつも顔ぶれが違うように見えるのですが、どういう人があの場に立っているのでしょうね。・・・・なんて、どうでもいいことを思いながらニュースを見ています。

さて、本の話です。ある日書店で偶然『孤高の人』というコミックを見つけまして、思わず手にとってしまいました。『孤高の人』といえば、新田次郎さんのあの名作です。主人公の加藤文太郎さんは実在の登山家で、単独登山がスタイルでしたが、槍ヶ岳の北鎌尾根には単独ではない登山で、そこで遭難した。そんな方の生き様を綴った山岳小説で僕の好きな作品の一つです。

孤高の人 1 (1) (ヤングジャンプコミックス) 孤高の人 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)

著者:坂本 眞一
販売元:集英社
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コミックを見ると、”原案 新田次郎『孤高の人』”と書いてあるので、こりゃ是非読まなきゃと買いました。現在3巻まで出ているので3冊まとめてです。

しかし・・・読んでみたら、現代の若者のクライミングの物語でした。高校のクライミングクラブの話から始まって、ロッククライミングにのめりこんでいく若者の格闘を描いています。さすがに「うざい」とか「べつに・・」とか、今風のツッパリ言葉が出てきて、ちょっと戸惑いました。「しまった!『孤高の人』のコミック版じゃなかったのか!」とそのとき分かりました。ちゃんと本の裏の内容紹介を読まないからですよね。ちょっとぬかったかな。

とはいえ3巻まで買ったのだから、一通り読んでおこうと思い、読みました。すると、なぜかストーリーに入っていけるではないですか。話は全然違っていても、内容は面白いです。ただ、岩登りやらフリークライミングの話なので、同じ山でも、登山道をのそのそ歩く僕とは違い、用語がわからないので、ときおり下の用語解説を見ながら読んでいます。

4巻がまた出るようなので、その時は買おうと思います。でも、これを読んでも、絶対岩登りはする気はありません。(地に足がついていないのは遠慮しときます。)そう、今思い出しました。西穂高岳の頂上の直下は岩稜で、ロープは必要ないのですが、四つんばいになってしがみついて登っていきます。そんなところは下りが怖いですね。片方の足が地面に着くまで必死です。なにせ、切れたった斜面は何十メートル下までないのですから。

原案 『孤高の人』と「原案」と書いてあるので偽りはないので、こちらの早とちりでした。でも、結果面白かったのですからそれで良しですね。

孤高の人 (上巻) (新潮文庫) 孤高の人 (上巻) (新潮文庫)

著者:新田 次郎
販売元:新潮社
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(ちなみに、”元祖”『孤高の人』はこれです。とても面白いです。)

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2008年10月 2日 (木)

『オンリーワンは創意である』という本を読みました。

おはようございます。今朝は晴れです。ようやく秋晴れというのを実感できるのでしょうか。でも予報を見ると、どうも今週末までのようで、今度の休みはよくなさそう。またも山には行けないのでしょうか。天気には見放されているような。

ならばと、今まで行った山の写真でも眺めて、登った気分を味わっています。

今よりもう少し若かったころ、ちょっとアウトドアに凝ったときがあって、春から秋は山、冬はスキー、なんていう時がありました。でもスキーはもともと下手で、なおかつウエアやスキーの板なども時代についていけず、行かなくなりました。スキーは面白くて気持ちよくていいんですが。そんなわけでスキー関連のものは処分し、全く持っていません。山のシーズンが終わったら熊のように冬眠でしょうか。スキーウエアや板(なんて今言うのでしょうか)、靴など一式レンタルとリフト券で、なんていうことも可能でしょうが、予算的にはちときつそうです。それでも、ゆるい傾斜の長いゲレンデをすーっと滑っていくのは本当に気持ちいいですよね。そのうえ気の合う仲間とワイワイ滑るのは、なお楽しいでしょうね。

さて、本の話ですが、『オンリーワンは創意である』(町田勝彦著 文春新書 735円)という本を読みました。

オンリーワンは創意である (文春新書 653) オンリーワンは創意である (文春新書 653)

著者:町田 勝彦
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

家電メーカーのシャープの会長である著者が、シャープの歴史、そして基本理念などについて一般の人向けに書いた本です。

シャープといえば”液晶”というイメージが定着していますね。それは家電業界の2番手以降のメーカーが生き残っていくための戦略であるようです。総合家電メーカーとして同じ土俵の上で戦っていれば、いずれ価格競争になることは必至。同じ性能なら一流ブランドに手が伸びる。だとすれば自社の製品を選んでもらうには”安い”ことを武器にするしかなく、そのためには人件費を抑えるために中国などで生産して輸入して販売する、ということになります。でも、その結果は利益率を下げることにつながる。

そういったことを避け、一流ブランドしての地位を築くのにはどうしたらいいのか、またどうしてきたのか、について語った本です。

これは家電メーカーだけの話ではなく、他の業界、また販売業などでも他との差別化をはかって生き残っていくためのヒントがあるような気がします。

成功したシャープだからこそ書ける本でしょうね。

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2008年9月19日 (金)

『偽善エコロジー』という本を読みました。リサイクルについても考えさせられました。

おはようございます。今朝はちょっと寒いです。台風が近づいているので天気が悪いのは止むを得ませんが。

私事ですが、カレーとラーメンが好物で(嫌いな人はいないでしょうね)、どこかにうまいラーメン屋があるとか、カレーがおいしい店があるとかいう話をきくと、じゃあ行ってみるか、という気になります。休みの日には気に入ったカレー専門店で、ちょっと辛めで汗をふきふき食べるのが楽しみで、先日も知人にその話をしたら、牛丼チェーンでのカレーもうまい、ということ。一度味わってみたらというわけで、挑戦してみました。

牛丼屋さんでカレー?と思いましたが、店の看板には”牛丼・カレー”とでかでかと書いてあります。そこまで言うのなら相当の自信なんだな。では、と入って注文してみました。値段はカナリ安い。で味は?うーん、美味い。でもちょっと僕には独特の味がちらり。好みなんでしょうね。この味がすきという人もいれば、それほどでもという人もいる。けっしてけなしているわけではないんですよ。ただ、「またいつものカレーが食べたいな」と、ちらりと思った次第です。さて、次なるカレーはどんな味かな。

『A型自分の説明書』など血液型の本がよく売れていますね。同じ作者の血液型4つの本がノンフィクションのベスト10に全部入っています。びっくりです。それはそれですごいことですが、はたして、出版界としてはどうでしょう。この本は、著者の方からの企画から出版されたと聞きます。今の時流にぴったり合い、世の中を見る目があったということでしょうね。ただ、それとは別に、しっかりした(この本がしっかりしていないということではないですよ)ノンフィクションが苦戦しているのは、昨今の出版不況のなか、残念ですね。

書店に行くと、若い女の人たちが「あった!これこれ!」と、これらの血液型の本を手に取って読んでいました。やっぱり人気なんでしょうね。

もちろんベストセラーになることがその出版物の評価になるというわけではないですが、とがった頂がすーっとあって、裾野が狭い山より、そんなに高くなくても裾野が広い山のほうが面白いような。そんな気がします。

さて、本題ですが、『偽善エコロジー』(武田邦彦著 幻冬舎新書 777円)という本を読みました。今新書の中でベストセラーになっていますね。(さっきベストセラーばかりが本ではないと言っておきながら。)「地球温暖化」「CO2削減!」などが叫ばれて、エコロジーに気を配らなきゃ、なんて思いつつ、その根拠もなく、疑いもなくゴミの分別をしているわが身としては、「ん?」という気持ちから読んでみました。

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1)) 偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))

著者:武田 邦彦
販売元:幻冬舎
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ちょうどこの秋から、こちらの食品スーパーなどでもレジ袋が有料になることになり、マイバッグ持参を推奨されています。おのずと、資源の有効利用を実感させられますが、この本によると、レジ袋の廃止はあまり意味がなく、マイバッグや新たに有料袋を買うために業者が儲けたり、資源を使ったりする、ということです。

その他、牛乳パックのリサイクル、紙のリサイクル、ダイオキシン・・・等々、マスコミで言われていることや行政が勧めることが、必ずしも正しいとは言えない、と。

ゴミは減らさなければいけないことは確かだし、リサイクルできるものはリサイクルすべきだと思います。が、リサイクルに回したものがそのあとどうなっているのかまでは見ておらず、行政が「やっています」ということだけで、まかせっきりにしているのも反省しなければいけないですね。なんでもそうでしょうが、疑いも持たず、鵜呑みにして流れに乗っているだけではいけないのだな、と感じました。

著者によれば、リサイクルもいいけれど、まずは物を大切に使うことだということです。昔の日本人の暮らしには当たり前のことだったんでしょうね。リサイクルは目的ではなく結果だと。

いや、単に、「この紙もリサイクルにまわるからいいや」などと、どんどん紙を使うのではなく、できるだけ自分の中で何度も使ったり、紙の量を減らすことを考えなければ。

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2008年9月18日 (木)

雑誌『ダイム』はカードリーダーが付録でした。びっくり。

あはようございます。今朝は雨模様です。でもその分涼しくていいです。

中国では粉ミルクに有毒な化学物質が含まれていたため、幼児に健康被害が多く出ていて、大混乱だとか。有害ギョーザ事件に次ぐ食品問題です。「中国っていうところはどんなところだ!」などといってはおれません、日本だって汚染米問題で揺れています。どこもかしこもという感じですね。「そんなばかな」という問題が次から次へと出てきて、何を信じていいのやら。

これらの殆どは人の問題で、金のためなら偽装でもなんでもやって儲けたい。人の生命や財産がどうなってもいい。そんな考えから来ているのでしょうね。偽装問題だけでなく、振り込め詐欺や年金記録の改ざん・・・・上げればキリがなさそうです。でも、もっと些事でも、空き缶やゴミのポイ捨て、電車でのマナー、携帯電話での運転・・など、自分だけよければいいという考えがあることが下地になっているような気もします。

性善説とか性悪説とか、むかし習ったような気がしますが、人を信じたい、けれどやっぱり疑ってかからないと国民の生命や財産を守っていけない。いやなことですが、そこをピッチリやることで安心に暮らせる世の中になるのかもしれませんね。

・・なんてえらそうなことを言っています。

さて、雑誌『ダイム』の今出た号に、なんとSDカードリーダーが付いていました。おまけにMicroSDのアダプターも付いて。びっくりですね。

デジカメのデータや各種ドキュメントのバックアップのために、カードリーダーは必要ですが、持ち歩くにはちょっと大きいものが多く、この付録のようにUSBメモリーのような小さなカードリーダーはバッグに入れて持ち歩くのにはいいですね。

この付録が付くためにちょっと雑誌の値段が特別定価になっていました。まあ仕方ないですか。肝心の本誌の方ですが、関連して、パソコンのデータの整理術などの特集、そして今話題の5万円パソコンの特集など、結構面白く読めました。

うちのパソコンのデータもちょっと整理してみようかな。

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2008年9月11日 (木)

やっぱり本を読まないと

おはようございます。きょうは晴れ。部屋からは青空が見えます。ここのところぐんぐんと秋めいてきて、朝晩は寒いくらいです。特に朝方は冷え込んで、布団を夏物から秋冬物に変えたくらいです。だんだん冬に近づいているのを感じます。なんだか寂しいような。

ただ、山歩きにはいい季節ですね。10月下旬までは涼しくきれいな山を楽しめそうです。

全然関係ないですが、車のナビが突如壊れて、現在地が実際より数キロはなれたところを差し、おまけに方角まで狂ってきました。これではナビの役目を果たしません。車自体が10年を超えていて、純正ナビなので、それだけ経っているので止むを得ませんが、それにしてもある日突然とは。

ただでさえ厳しい折、新しいものを買うのではなく、元の状態に戻す修理にお金を掛けるというのは、なんともつらいことです。この車をいつまで乗るかということとも関係するので、修理すべきか、はたまた別の選択肢か、悩みどころです。

さて、本の話です。読書の秋、とはいいますが、個人的にはここのところちょっと読書が滞ってきていて、雑誌や新聞を読むところで時間が終わり、本まで回ってきません。読書の時間は人によって違うのでしょうが、ほんとに本好きの人は、いつでもどこでも読むのでしょうね。全く空いた時間がないわけではないはずなので、寝る前の30分とか、早起きして出勤前の30分を作るとか、テレビを消して時間を作るとか、いろいろ考えることはありそうです。

そんなか、雑誌で『一個人(いっこじん)』というのの10月号で、本特集をしていました。『ダ・ヴィンチ』はどちらかというと、若い人向け、それにコミック・ミステリー好きの人向けの雑誌ですが、今回の『一個人』は中高年の男性向け雑誌なので、おのずと対象は限られますが、この秋本をじっくり読みたい、それも、心に残る本をという人に贈る特集のようです。タイトルは「大人の読書案内」「2008年度上半期 人生、最高に面白い本」で、各界の著名人が、「心に残る3冊」を挙げるコーナーとか、カリスマ書店員がすすめる本コーナーとか、結構読み応えがありました。

一個人 (いっこじん) 2008年 10月号 [雑誌] 一個人 (いっこじん) 2008年 10月号 [雑誌]

販売元:ベストセラーズ
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新刊に限らず、自分にあった”いい本”にめぐり合うべく、本探しをしなければと思いますね。

それにしても”カリスマ書店員”とはね。忙しいのによく読めますね。昨今は書店員が薦める本が売れたりするので、出版社の広告などにもよく○○書店の○○さん「~がすごくいい。」なんていうのが出ます。確かに本をよく知る人だからゆえの効果かもしれませんね。でも、人間は万能ではないので、すべてのジャンルを読むなんてことはできませんね。やっぱりそれぞれのジャンルのファンの読書量は他の人に勝ります。蔵書も、特定のジャンルでは一書店よりも多いということがありますから、そういった読者の声を反映できる情報があると面白いですね。

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2008年9月 4日 (木)

青春小説『流れ星が消えないうちに』、よかったです。

おはようございます。秋らしくなってきました。涼しい日が多くなりましたが、雨の日はまだジメジメして汗ばむことがあります。きょうはどうでしょう。

雑誌の『サライ』が出て、京都特集のようです。これからまたいろんな雑誌で京都の特集を組むのでしょうね。恒例の特集になりました。みなさん秋になると京都に行きたくなるのですね。(僕もですが)

先日の旅行、かなりメジャーな観光地で、びっくりしたのは外国の方が多いこと。それも中国の方の団体(大陸か台湾かわかりませんが)が多くて、ケーブルカーの車内なんかでは、大半が中国の方で、日本人がほんの数人。団体ということもあって、よくしゃべること。広東語だかなんだかでとにかくにぎやかでした。ぱっと見日本人か中国人か分からないので、黙って静かに乗っているのが日本人か、という感じです。「ここはどこの国だ!」、日本人が小さくなっているようにすら見えます。何をそんなに話すことがあるのだろうか・・・と思います。(日本人のオジサンオバサンの団体も、数が多いときはそうなんでしょうけど)

案内表示は日本語はもちろん、英語、韓国語、中国語(繁体字、簡体字)の5つ書いてあることがあるので、それだけ多いのでしょうね。

さて、本の話です。その旅行の最中に読み終わった本で、『流れ星が消えないうちに』(橋本紡著 新潮文庫 540円)という小説です。

流れ星が消えないうちに (新潮文庫 は 43-1) 流れ星が消えないうちに (新潮文庫 は 43-1)

著者:橋本 紡
販売元:新潮社
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幼馴染の三人のある種の三角関係がテーマですが、ひとりはすでに亡くなっている。残りの二人がそれぞれその人と深く関わっていて、その思い出から逃れられず、日々悶々と生きている。そして残された二人が恋愛関係に発展する。・・・というお話です。

登場人物が若くて、初々しい。青春小説と言ってもいいかもしれませんね。ただ、他の作品とちょっと違うのは、亡くなった少年が今も生きていて、三角関係の一つの頂点であり続けている、ということでしょうか。

時も、遡ったり今に戻ったりで、現在と過去が混在している。残された二人の心の中ではその過去も現在なんだ、という思いなのでしょうね。

僕のようなオジサンがこういった初々しい”若い”小説に接するのもいいもんだ、と思った次第です。 

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2008年8月18日 (月)

新刊ではないですが、『永遠の0』という本を読みました。

こんにちは。夕日が部屋に差し込んできました。日没まではまだ時間があります。夏の午後は3時過ぎから夕日に変わっていくような気がします。日差しが強いのはまだまだ太陽が高いからでしょうね、そしてだんだん西から真横に当たるようになり、暑さが夜まで残る。結構これがきついです。商店などで西向きの建物のところはその対策が必要になりますね。西日を少しでも遮ることができれば、夜から室内の暑さを下げることも出るのではないでしょうか。

ときおりヒグラシの鳴き声を聞くようになりました。カナカナゼミって言っていたような気がします。なんだか秋に近づいてきたな、という気持ちになります。

さて、ちょっとしたきっかけで『永遠の0(ゼロ)』(百田尚樹<ひゃくた・なおき> 大田出版 1680円)という本を読むことになりました。15日が期限だったのですが、間に合わず、昨日読み終えました。

 永遠の0  

時は現代、ある姉と弟は、自分の亡き祖父のことを何も知らないことがわかり、あるきっかけで調べるようになる。祖父は海軍の飛行機乗りで、太平洋戦争が終わるほんの数日前に特攻で亡くなったことが分かる。祖父を知る人物を探し出し、数人から話を聞くことができた。ある人は「臆病者だ」と言い、ある人は「命の恩人だ」と言う。そこを紡いでいくうちに、祖父の真の姿が見えてきた。そして最期も。という話です。

出会う人から聞く祖父の姿、徐々に生き様が分かってくる。あの太平洋戦争での兵士たちの過酷な運命、国のためといい、次々に突っ込んでいく若き男たち。人の命を軽んじる軍上層部・・・・。はじめはよかったものの、アメリカの強大な力に、日本は消耗していく、そして勝ち目のない戦略をとる。

僕は、あの戦争のことを本当は何も知らないのではないか。そんな思いになりました。『永遠の0』の0は零戦の事です。世界一の戦闘機だと言われつつも、改良がなされず、ついには旧式の戦闘機になってしまった。熟練パイロットがつぎづきと戦地に果て、帰りのない飛行のために、にわか仕立ての飛行士を養成する。・・・あまりに悲惨です。

戦後十数年たっても、テレビでは戦争ドラマが流れ、僕は零戦のプラモデルを作って無邪気に過ごしていました。何も知らずに。

いや、今でも本当のことは知らないのだと思います。あの戦争がどうして起こり、どういうものだったのか、まだまだ知っていかなければならない。まずそこからはじめないと、「平和を」と叫べないような気がします。

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2008年8月12日 (火)

山岳ミステリー『聖域』を読み終えました。

おはようございます。きょうも晴れ。でも雲は少し多いです。この地は標高が高いので、朝晩は涼しく、特に朝は寒いくらいです。その分温度差があるので夏風邪というのを引かないように注意しなければ。この暑さも、例年通りならあと一週間です。今年はどうでしょう。

山好きの身には、天気がいいのはいいですが、あまりの暑さで高い山はちょっと敬遠。樹林帯や森の中なら、涼しくていいかもしれませんが、そこを通り越して低木になると、日光を遮るものがなくて大変です。山の眺めを楽しむにはやはり2500~3000mの山がいいのでしょうが。悩ましいところです。高山植物もぼちぼち落ち着いたころでしょうか、あとは秋山に近づいて、暑さが和らいだころがいいかもしれません。(それでは「山好き」なんていう資格はないかもしれませんね)

さて、山関連で、山岳ミステリー『聖域』(大倉崇裕<たかひろ> 東京創元社 1890円)という本を読み終えました。

聖域

一気に読まず、時間の合間に読んでいたので、結構日にちがかかりましたが、面白くなかったわけでなく、引き込まれるように読んでいきました。

登山技術を競い合ってきた親友・安西が、塩尻岳という山で滑落した。彼にとって難しくもない山で。その一報を聞いて疑問がわく草庭。事故ではなく、もしや・・、疑問を払拭するために調べを始める。すると思わぬところでつながっていく・・・というお話です。(ブックレビューがネット上にたくさんあり、みんなすごいです。僕などにはせいぜいこの程度です。)

山岳ミステリーは、事件の現場が”山”ということで、下界での人間関係の清算を山で、とかいう話が多いですが、加害者・被害者どちらかが山に登る人でないと起きない現場ではあります。なぜなら、わざわざ不便な山まで登って事を起こすのですから。この『聖域』はちょっとそういう感じではなく、”山に起因し、山に終わる”ストーリーかな。ちょっと面白い展開です。

僕はあまり、というより殆どミステリーを読まず、謎解きは苦手です。でも、山岳ミステリーだけは読むことが多いです。とくに北アルプスなどが舞台だと、やはり山の姿が想像できて、「ああ、あのあたりか」などと思いながら、実際そこにいる感じがしていいからです。で、この本の舞台の塩尻岳という山は実際にあるのかどうか(あるみたいです)、わからないまま読んでいたので、実感としては沸かなかったですね。

といってもやはり山が舞台。ストーリー展開もさることながら、山を登っている感じも起きてきて、山に登らない日を読書で過ごす。それもいいですね。

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2008年7月25日 (金)

書店を舞台にしたミステリー『平台がおまちかね』を読みました。

おはようございます。今朝も晴れ、無風ですが、爽やかな朝です。(家の中は)

みなさんと同じく、土用の丑ということで、うなぎを食べました。暑い夏に力が出てきそうです。国産と外国産では値段がかなり違いますが、いろいろ問題があった今、国産を買い求める人が多かったみたいですね。我が家も国産物でした。

話はぶっとんで、中国語をパソコンで打つのに、Microsoftの中国語IMEを使いますが、ピンイン(発音記号)で入力するのに、Uウムラウトと言うんでしたか、uのうえに点々のつく発音記号を打つとき、どうしたらいいのかわかりませんでした。ヘルプを見てもわからないので、もう、いろいろ打ちました。例えば旅遊(旅行)と打つとき、lu:(便宜上uウムラウトとします)youですが、それができない。何か子音の文字を打つのかと思ってやると、熟語が出てくる。(lhだと良好になるのでlianghaoの頭文字をとるようです。)だとすれば、あれこれ考えると、発音記号として使っていない子音は「V」です。で、「lv」と打ったら「旅」と出ました。ばんざーい!ちょっとした謎解きができた感じです。でもおかげで熟語を打つとき、それぞれの漢字の頭文字を打つだけで出てくることがわかったので、収穫あり、でした。

・・と中国語になんの興味もない方には面白くもない話でした。

さて、本の話ですが、今月の『ダ・ヴィンチ』で紹介されていた本で『平台がおまちかね』(大崎梢著 東京創元社 1575円)という本を読みました。

出版社の営業マンである主人公が、営業先の書店で起こるさまざまなミステリーを解いていく、ちょっとユニークな本です。例えば、自社本をたくさん売ってくれる書店があったので、御礼を兼ねてと訪ねたら、冷たくあしらわれる。何かいけないことを言ったのだろうか。とか、文学賞の受賞発表式に当事者が現れず大騒ぎ、そのわけは・・・といったショートストーリーが5編。

著者の方が元書店員ということもあって、書店や出版社を舞台にした小説なんですね。出版社っていうと、雑誌の編集部などが華やかな仕事として取り上げられることが多いですが、書籍にしても編集部だけではなく、書店に本を売り込みに行く営業という仕事は欠かせません。超大手出版社はほとんど大書店だけを回り、地方には電話をかけて済ますか、それすらもない、ということが多いですが、中小の出版社は、まめに書店に足を運び棚に並べてもらう努力をしないといけません。なかなか大変な仕事だと思います。

ミステリーといっても、血生臭い事件が起こるわけでもなく、ささやかな”事件”なんですが、そのどれをとっても当事者たちの思いが伝わる人間模様(なんていうと大げさ?)を見ることができます。僕自身そういった血生臭いミステリーはほとんど読まないので、ちょっとした謎解きのミステリーはいいですね。ほのぼのとする小説でした。

ひょっとすると、地方の小さな書店でも”事件”は起きているかもしれませんね。

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2008年7月15日 (火)

『地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本』(長い書名!)という本を読みました。

あはようございます。今朝は曇り。でも降りそうではありません。きょうも暑くなるのでしょうか。今の時間帯は過ごしやすいです。(頭はフル回転まではいっていませんが)

今朝の新聞で、国語学者の大野晋(すすむ)先生がお亡くなりになられたと知りました。日本語の勉強をする人にとっては、日本を代表する国語学者として尊敬されていますね。本棚を見たら、『日本語練習帳』(岩波新書)と『日本語の起源』(岩波新書)の2冊がありました。内容をしっかり覚えていませんが、日本語の難しさ、楽しさを知り、日本語のことをずっと興味を持っていこういう気持ちにさせてくれた本のひとつのように思います。先生はまだまだ研究意欲が旺盛だったとのことです。ご冥福をお祈りします。

それと関連し、例の”KY”(空気が読めない)なることばのことが載っていました。学生さんや若い人の間での隠語としてならいいですが、外の世界で使うのはどうでしょう。そもそもそれでは意思が通じません。それを言ったらどんな言葉ても略語にできます。単に頭文字を並べればいいのですから。まぁ、そう目くじらを立てても仕方がないですが、大人が一般社会で、若者言葉や流行語をあえて使うのは避けたほうがいいでしょうね。

さて、本の話ですが、書名につられて買った『地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本』(デュラン・れい子 講談社+α新書 880円)という本を読みました。

東京生まれの日本人の著者がスウェーデン人と結婚し、ヨーロッパに住むことになって、日本を外から見るとなにやら不思議!という話を本にしたものです。

地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本 (講談社+α新書 358-2C) 地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本 (講談社+α新書 358-2C)

著者:デュラン れい子
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

書名の「地震がくると~」ということから建築や地震の本かと一瞬思いましたが、本の帯にあるように「ヨーロッパ人が意外にとまどう日本のアタリマエ」についての本であることがわかり、おもしろそうじゃん、と思わず買ってしまった次第です。

確かに首都圏に直下型の大地震が数年内に襲う確率が○%なんていいながら、首都移転するでもなく、どんどん高層ビルを作り、再開発をする。なぜだろうと思いますね。また、もっと身近なところでは、ウォシュレット。海外にはあまりなく、日本に来てびっくりするようです。(逆に僕は、アメリカに旅行に行ったときのトイレが忘れられません。トイレの仕切りの下の部分がなくて、中には大きな便器、そして冷たい便座。おまけに座ったら足が下に届かずぶらぶらしている状態で用をたす。思わず、和式便器を探しました。)

日本は島国なのでとくにその中だけの”アタリマエ”というのに慣れていますが、外国人からみたら不思議な事がいっぱいあるのでしょうね。

この本、さらりと読めて面白かったです。

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2008年6月30日 (月)

アグネス・チャンさんの新刊を読みました。

こんにちは。きょうは一日曇っていました。雨にはならなかったけれど、梅雨らしくちょっと湿った感じの空気です。

なかなか晴れる日が来なくて、山に登ることができません。ぼちぼち足がなまってきそうです。来週は晴れるといいですね。

梅雨時には本を読んで過ごそう。なんていいながらもなかなか読めず、ちょっと滞りがち。でも、そんななかでも、つい最近読み終わった本を一冊。アグネス・チャンさんの『そこには幸せがもう生まれているから』(潮出版社刊 1200円)です。

みなさんご存知のアグネス・チャンさんですが、ユニセフの大使としてもおなじみで、世界各地の紛争地帯を訪れ、その実態を紹介したり、子どもたちと触れ合ったり、戦争の悲惨さ、平和の尊さを訴える活動をつつけていらっしゃいます。もちろん歌手ですので、日本のみならず中国でも歌い、日中友好の架け橋として奮闘していらっしゃいます。

と、ここまでは大体ですが、よく知られていることです。でもその裏には病気と闘い克服してきたということがあったようです。いつも笑顔で明るいアグネスさんに、本当に苦しんだ時期があったのだと思うと、その心の強さには感服します。

中国・香港・台湾・日本・・といろいろな国の狭間で、中国と香港の関係、台湾と中国、そして日本と中国の過去のこと・・、その両方で活動することのつらさというのがあることもわかりました。

日本でのデビュー当時のあのあどけなさ、僕もファンの一人として応援していましたが、結婚、出産、「アグネス論争」・・と続き北京でのコンサートの成功。ユニセフ大使としての活動などを時おり見聞きしながらも、ちょっと離れてしまっていた感があります。でも、生身の人間として、こんにちまで悩み、喜びしたことを綴った話は、あらためて知ったこともあり、平和ということ、健康とうことをの大切さを実感しました。

世界の紛争地域の現状から見れば、日本はまだ恵まれているのでしょう。ニュースで見聞きしただけの知識では、本当に知ることはできないのかもしれません。自らがもっと知りたい、という意思で情報を収集し、自分には何ができるかを考えなければいけないな、と感じました。

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2008年5月27日 (火)

野口健さんの『富士山を汚すのは誰か』という本を読みました。

おはようございます。今日は快晴です。昨日よりも青空が広がっています。日中は暑くなるのでしょうね。

上高地散策では何キロ歩いたのでしょうか。あっちこっちぐるぐる回って結構歩いたような気がします。とはいえ本格的な山登りに比べたらかわいいものですが。心配していた足のほうもどうやらなんともなく、普通に仕事に行けそうです。

さて、上高地といえば、日本を代表する自然保護地区ですが、なんといっても富士山は日本人の心でもあります。そんな富士山が世界遺産になれない、っていう話を以前聞きました。理由はゴミだらけだからだそうです。麓からは雄大な山しか見えないのですが、登ってみると、まさにゴミだらけ。そんなことでいいのか、単に世界遺産に選ばれるとかそうでないとかいうことではなく、やっぱりよくはないでしょうね。最終的に困るのは人間ですから。

というのも、最近出た本で、アルピニストの野口健さんの『富士山を汚すのは誰か ~清掃登山と環境問題』(角川ワンテーマ21 720円)を読んだことから、そんな事を思ったわけです。

富士山を汚すのは誰か    ――清掃登山と環境問題 (角川oneテーマ21 A 82) 7大陸最高峰世界最年少登頂記録を樹立した野口さんですが、エベレスト清掃登山などの活動でもよく知られています。僕もちょっと見聞きした程度で、そのいきさつと現在の考えなどがよくわからないので、それを知りたくて本を読んでみました。

文面からはそのまじめさ、正直さがよく伝わってきました。ご自分も最初は決して環境保護のことを考えていたわけではなかったけれど、過去の登山隊が残した数々のゴミを目の当たりにして、自分をも含み、いかに自然を傷つけていたか。その思いから活動を起こした。・・・そんなことを読みながら、それこそわが身のことも考えてしまいました。自分には何ができるのか、またしなければいけないのかと。

日々の生活の中で、どうしてこんなところに空き缶がとか、ゴミがこんなにあるのかとか思うこともしばしば。ゴミを減らすにはまずは一人一人が「捨てないこと」でしょうが、一歩進んでごみを「拾うこと」がいかに大事かと思いますね。

ことは富士山だけにとどまらず、近辺の山、海、川、そして街中。一人でも多くの人が、「捨てない」「拾う」ことによって、環境を守っていけるようにしたいものです。

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2008年5月 6日 (火)

『本棚』という本を買ってみました。

今日は、昨日とうって変わって快晴、暖かくなるんでしょうね。でも、部屋の中は寒いくらいです。

今年もぼちぼち山登りを始めようかと思っています。今度の休みが晴れなら、軽めの山に登って足慣らしをしようか、あれこれ考えるのもまた楽しいです。山がらみといえば、日帰り登山にも必要なヘッドランプを買い換えようかと思っています。いまあるのは、かなり前にホームセンターで買ったもので、もちろん使えるのですが、大きくて重いのです。去年、山小屋で登山者が持っていたものは小さくて軽そう。そんな話を聞いていて、これはぜひとも買わなければと思っていた次第です。(まあ何千円もするわけでもなさそうだしね)

さて、『本棚』(ヒヨコ舎編 アスペクト刊 1575円)という本を見つけまして、買って読みました。

本棚 といってもぱらぱらめくったという感じですが。人の本棚を見るのは面白いですね。その人の個性が出てきて、なんか頭の中を見ているようです。逆に考えれば、自分の本棚を見られるのは、ちと恥ずかしい。文庫本や山の本やなんやとごっちゃで雑然としている。きっちり整理された本棚をみると尊敬してしまいます。

昨今あまり本を買わなくなった人も多く、たくさん読む人でも溜め込まずどんどん処分する人も多いようで、著名な方でも、本に埋もれて、などということはないみたいですね。なにしろこの時代インターネットもあるし、パソコンに取り込んだりもできるしで、必要なときにすぐ探せるのかもしませんね。

とはいえ、物としての本もまた捨てがたく、本当に気に入ったものはずっと手元においておきたいもの。そのためには、自分にあった本を選ぶことが大切なことだ、などと思っています。なにしろ物価高、消費の中で最終的に後回しにされる書籍・雑誌購入費。ネットや携帯電話代には負けますから。

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2007年11月 9日 (金)

『日本語でどづぞ』という本は、「激おも」(なんて言葉はないでしょうが)

おはようございます。寒くなりましたね。朝晩は手袋をして自転車に乗らないといけなくなりました。

このブログもちょっと間があいてしまいました。これといったイベントもなく、映画を見ても書くほどのことはなし、ということでちょっと休んでいました。とはいえ、待っている方もいらっしゃらないので気は楽です。(でも、それでいいのかな!)ブログを通していろいろ交流がはかれればいいのですが、どうも書きっぱなしが多くていけません。まあ僕にすごい特技や、誰にも負けない趣味でもあれば違うのでしょうが、ごく平凡な中年のおじさんなので、趣味の輪っていうのも無理かな。なんだかんだいいながら、インターネットをする時間がなくて、他の方のブログを読み歩くことができず、それゆえこちらからコメントを書くなどのアクションを起こせないのが辛いですね。でも、そうはいいながらもマイペースでいくのでしょうね。

さて、きょうは本の話です。日本語関連とはいわないまでも、日本語の面白さを書いた『日本語でどづぞ』(柳沢有紀夫著 中経文庫 520円)という本を読みました。

日本語でどづぞ―世界で見つけた爆笑「ニホン」誤集 (中経の文庫 や 2-1) 海外で日本料理店や日本人観光客向けの店で看板やメニューに日本語が書かれていますが、なかには変なものもあって、本書はそれを集めました。

たとえば香港のマッサージやさんの看板で、「エレベーターで二階へどうぞ」というのを、「エしペーターで一階へどラざ」と書いてあるものとか、ソウルの居酒屋での看板で、「いらっしゃいませ。ありがとうございます。」(これも少しヘンですが)が「いらつしゃませわりがとらございます」となっていたり・・・。

こんな言葉のオンパレードです。考えてみれば外国の肩から見れば、ひらがなやカタカナは絵のように見えて、「ラ」も「う」も同じだったり、「レ」と「し」が区別できなかったりするかもしれませんね。

それにしても、日本人向けに看板なりポスターなりを書くときに、それなりに日本語を知っている人が書くのでしょうが、それを日本人に見てもらってチェックしないのでしょうか。それほどアバウトな性格なのでしょうね。

まさに抱腹絶倒の一冊です。

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2007年10月30日 (火)

新堂冬樹さんの『百年恋人』を読みました。

おはようございます。秋も深まってきましたね。きょうは曇り、あまり寒くはありません。この前の日曜日は天気がとてもよくて、町からは北アルプスがくっきりと見え、青空に映えてなんて綺麗なんだと、見入ってしまいました。山はもう真っ白、登ることは叶いません。下から眺めて堪能するということになります。

町の紅葉も少しずつ進み、この休みには近くの公園でお昼を食べることにしました。町を見下ろせるちょっとした山なので、木々も少しずつ色づいてきています。

紅葉も枝の端から徐々に色づくのか、と感心したり、葉が舞い始め、落ち葉が敷いてあるかの様な小道を歩いたりと、それなりに秋を満喫しました。

071029kouyou (綺麗な写真と言えませんが、紅葉の途中経過が分かる、ちょっと気に入った木です。)

071029kouyou2 (整備が良くされていて、時折散策します。いろいろな木があり、心和むスポットです。)

さて、本の話です。僕が好きな作家の新堂冬樹さんの本で、『百年恋人』(双葉社 1470円)という本を読みました。

百年恋人 今年の4月の新刊なので、けっして新しいとはいえませんが(もちろん古くはないです)、なかなか買えないでいてずっと気にしていた本です。図書館で見つけて、ようやく読むことができました。新堂さんは『忘れ雪』とか『ある愛の詩』など純愛物と、『溝鼠』や『炎と氷』などのちょっとした裏社会物の二系統があるようです。が、僕はちょっと暗黒物は苦手で、そちらには手が行きません。それでファンと言えるのかとお叱りを受けそうですが、映画でもラブコメディやヒューマンストーリー、アクションなどが主で、ホラー、ミステリー類は苦手なのと同様、自然と偏りますね。(当然といえば当然でしょうけど。)

この『百年恋人』は題材としては『ロミオとジュリエット』のごとく、敵対しあうの間で迷う二人。約百年前の出来事が、子から孫へと続き今に到る、ちょっと現実には考えにくい設定です。(もちろん小説ですからそれも本の中ではありえますね。)

帯には「女子高生の愛子は、ある日ひとりの少年・透と出会う。次第にひかれあう2人。しかしそれは、決して許されない恋だった・・・。」と書いてあります。「あなたは、この物語のラスト1行を涙なしに読めますか?」とも。(実際、ラスト1行は、最後のページをめくって1行だけのページでした。心憎いですね。さすがにラスト1行で涙は出ませんでしたが、その前のページでは、思わずグッときました。)

『ロミオとジュリエット』と『忘れ雪』とそして主人公の病気・・いろんな要素を盛り込んでうまく味付けをした感じ、それでいて、ハラハラドキドキさせる面白いストーリーでした。

ちなみに、愛子の学校でちょっと○○な少女の名前がエリカ。むむ、なんとも。

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2007年10月16日 (火)

遅まきながら、文庫になった『見えないドアと鶴の空』を読みました。

おはようございます。きょうはいい天気とはいきません。朝がめっぽう寒くて、ついに居間のストーブをつけました。でも、今からストーブに頼っていたら、冬になったらどうなるか。省エネのためにも何とか他の方法で暖まるようにしなければ。

焼岳登山も終わり、きょうはちょっと太股が痛いです。でも膝は痛くないので助かります。さて、本の話です。長編小説をしばらく読んでいなくて、なかなか集中して読むことができないためだなんて言っておりますが、それは言い訳でしょうね。その気になればどこででも(寝床でも)読めますよね。本好きの皆さんから怒られそうです。で、やっと読み終えた本は、『見えないドアと鶴の空』(白石一文著 光文社文庫 650円)です。

今年の7月に文庫本として出て、早速買ったのですが、なかなか読み始められなくて、ようやく読みかけたのが9月の中旬。その上、なんだかんだといって理由をつけて、ペースが上がらずやっと読み終えました。

見えないドアと鶴の空 (光文社文庫 し 30-3) (単行本と違い、ひまわりのカバー。それがどういう意味を表すのか、ぼくには不明です。)カバーの説明には「結婚して6年。繁村昂一(しげむらこういち)は、2年前に出版社を辞め、失業中の身。いまは大手代理店に勤める妻の絹子が家計を支えている。ある日、昂一が、絹子の幼なじみ由香里(ゆかり)の出産に立ち会ったことから際どい三角関係が始まる。・・・・・」とあります。

主人公の昂一は、何か目的があるようにも見えず、主夫をしており、覇気を感じさせられない男の設定。流されるまま三角関係になってしまう。それが結局のところ三人が単なる三角関係ではないストーリーの始まりです。・・・このあとどうなるかはもちろん書けません。

僕は読んでみて、物語の半分くらいまで、なんとはなく、主人公と同じく、何がなんやらわからず、話にぐぐっとは入っていけませんでした。こちらも戸惑っているのでしょうね。普通の三角関係の物語だったらどうしよう、などと思いつつ、ここまま読み進めるか、あるいはもう少し待ってみようか。そんな感じでした。

でも、半ばくらいから、徐々に隠された秘密が明らかになり、読むペースが早くなってきました。これは、面白くなってきた証拠です。

恋愛だけでない、ミステリアスな、また心霊的なストーリーで、僕が読んだうちではちょっと異例の小説になりました。(描写のリアルな部分が、想像力を引き上げ、映像化されてもいい感じです。)

著者の白石一文さんは、1958年生まれで、バリバリの中堅作家ですね。これまで作品を読んだことがなかったのですが、数多くのベストセラーや話題の本を書いていらっしゃって、こりゃなかなかの人だと、初めて知りました。勉強不足です。他の作品も読んでみたくなりました。

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2007年10月 4日 (木)

今週出た『サライ』は奈良特集です。読み応えがありそう。

おはようございます。今朝は快晴です。肌寒いものの気持ちのいい朝です。このまま天気も続いてくれればいいのですが、そうとはならず今度の休みは微妙な感じです。

秋もこれからですが、来年の手帳・ダイアリーが店に並び始めました。えっ!もう?という気分ですが、それでも12月から記入できる手帳も多く、また、2ヶ月先の予定ができるという方もこれまた多いのでしょう。なんだか年々出るのが早くなるような気がしますが、妥当なとこなのでしょうか。といっても、あまり早く買って、ちょっと使いにくいなと思うより、全部出揃ってからじっくり選んだ方がよさそうですね。でも、また逆に遅くなるといいものからなくなるので、これまた時期が大切です。

さて、秋といえば京都、などと先日書いたかと思えば、奈良もあるよねっていう話です。今週出た『サライ』は奈良特集でした。この春、奈良・飛鳥を旅したということもあり、奈良にはちょっと親近感が沸きます。

サライ 2007年 10/18号 [雑誌] 特集は“「あおによし」奈良へ”で全126ページ、丸ごと1冊大特集となっています。

飛鳥のこと、法隆寺のこと、そして飛鳥・奈良時代の歴史など、盛り沢山の内容です。(詳細は小学館か「サライ」のホームページを見てくださいね。)

710年に平城京遷都ということで、2010年は平城京1300年の記念行事が行われるようです。ここ1~2年、奈良は特に注目されるでしょうね。僕個人としてもまた行きたいと思います。

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2007年9月28日 (金)

『超実践!セカンドライフ』という本を読みました。仮想世界はこれからどう発展するのでしょう。

おはようございます。今朝はちょっと曇っています。朝夕は寒いのに日中は暑い、その温度差が体にはこたえますね。風邪をひかないようにしなければね。

昨夜は月がきれいでした。満月だったようですね。晴れとはいかないまでも、しっかり見える空でした。あの月探査衛星「かぐや」は今どこにいるのでしょう。なんでも、打ち上げから数日はかなり細長い楕円周回をして、そののち月に向かっていくとのことでした。それが今日から明日にかけてだそうで(JAXAのホームページによると)、いよいよ向っていくんですね。順調に行ってほしいです。この「かぐや」はリレー衛星を2機引き連れていて、親子で月を探索に行くという感じです。

さて、全然関係ないですが、本の話です。『超実践!セカンドライフ』(三淵啓自著 角川ワンテーマ新書 720円)という本を読みました。

超実践!セカンドライフ (角川oneテーマ21 B 99) 初めて“セカンドライフ”という言葉を聴いたとき、そのまんま「第2の人生」、つまり、定年後の人生のことをいうのだと思いました。「それがどうしたの?」っていう感じです。でも、よくよく聞くと、インターネット上の仮想世界のことを指すそうで、いまこれがすごい勢いで世界に広まっているようです。

ネットゲームなどをやる方は抵抗なく入れるのでしょう。インターネットの世界に入ってその中で自分の分身をつくってそこで生活する。現実の世界にもあるような町があり会社があり、そしてそれぞれその世界に入っている“人”がいてコミュニケーションを図る。なんだか不思議な気がしますね。

ここのところ雑誌や書籍で「セカンドライフ」に関するものが出ています。そのなかのひとつがこの『超実践!セカンドライフ』ですが、僕のようにネットゲームやチャットもしない人間でも、その概要がわかっていいです。この仮想世界が、単にインターネットの中にある世界だけでなく、現実とも繋がっていて、現実の企業もそこに会社を作る。セカンドライフで使われている通貨が現実の通過に換金できる。セカンドライフ内でものが売買される。・・・など、今までにない世界であることに驚きました。

「セカンドライフ」以外に、新しい東京を作ろうという「meet-me」という世界も誕生するようで、これからまたいくつかの仮想世界が誕生する気もします。もしこれが相互に連携したら?・・・宇宙のワープ、あるいは映画の「マトリックス」的な、それこそ仮想的な話になりそうです。

僕はまだ「セカンドライフ」を見たことも体験したこともないので分かりませんが、自分がネットにつないでいる(つまり、セカンドライフに入った)ときだけ、その分身は活動しているとすれば、人にとって時間はひとつで、一度に二つのことはできない。仕事もしなきゃいけない、遊びにもいかなければいけない、音楽を聴いたり、雑誌を読んだり・・・。それをやっている時間があるのでしょうか。現代人はますます忙しくなり、大変ですね。そのうち、自分が現実世界で生活している時にも、仮想世界でその分身が自由に生活していたりして、ちょっと怖い気もします。これからどうなるのでしょう。

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2007年9月27日 (木)

『カボチャの冒険』というコミックを読みました。ほのぼのストーリーです。

おはようございます。おとといあたりから急に冷え込んだ感じで、今朝も寒いです。そろそろストーブを出さなくちゃと思うほどです。

西穂高岳に登り、筋肉痛もだいぶやわらいで普通に歩けるようになりました。道すがら北アルプスを眺め、今日だったらもっと良かったろうなとか、あの日でよかったとか、いろんなことを思います。結局いつでもいいんですけど。また登ればいいんだし。

他の方のブログを見ると、奥穂高から西穂高まで縦走している方や、独標までの方や、東京方面からはるばる来られた方やら、それぞれの登山をしていらっしゃいます(あたりまえですが)。写真をみると、僕とは違って山の険しさなどが伝わる写真や、楽しさが伝わる写真などがあって、やっぱり撮る人によって違うんだなぁ、と感じます。僕はというと、どちらかというと山の眺めを主にしているものが多くて、それはそれでいいのですが、もっといろんな視点で撮らなくっちゃ、と改めて思いました。それだけ、写真は奥深いんでしょうね。

さて、本の話ですが、雑誌で紹介してあって面白そうだと思い、買った本があります。『カボチャの冒険』(五十嵐大介 竹書房 690円)という本です。

カボチャの冒険 (バンブー・コミックス) といっても、コミックなんですが。田舎に暮らす若い男性が、一匹の猫を飼っていて、その名前が“カボチャ”。猫と主人公との日常を面白おかしく書いたストーリーです。

まあ、といっても何がすごいことが起こるわけでもなく、猫が起こす出来事にハラハラしながら日々を暮らす、というごく平凡な物語なのですが、そこがこの作品の魅力でしよぅか。こちらも心がほのぼのとしてきます。

コミックは殆ど読まない僕ですが、たまにはコミックもいいかなという気分になりました

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2007年9月21日 (金)

秋はやっぱり京都でしょうか。『サライ』は京都特集でした。

おはようございます。(とっても誰も読んでないか。でもまぁいいや。)ここ数日は天気がいいようで、こちらも今朝は晴れです。山に登るのには絶好な天気かもしれませんね。次の休みは是非登りたいです。周囲の山々を見ながら稜線を歩く、何よりのリフレッシュです。

さて、きょうはこれといった話もないのですが、昨日あったことで思ったことを一つ。それは、外国の方とまたも接することがあり(それが2度も)、つくづく国際化したなぁと感じたことです。

一人目は西洋の方(ってこんな表現はないでしょうが)、ヨーロッパあるいはアメリカといった感じの男性で、これがまた日本語がぺらぺら。こちらが英語を話す必要もなく会話が成り立ちました。どうやって覚えたのでしょうね。そこのところを聞きそびれました。

二人目(ご夫婦のようでしたが)は中国の方、香港からいらっしゃったようです。こちらははじめ日本人かと思い普通に接したら、キョトンとしていたので、おや中国の方かなと思ったほどです。このときは当方の英語力のなさもあって、なかなかコミュニケーションがとれず、四苦八苦しました。ならば中国語を、なんていう自信はありません。(むりしてでも挑戦すべきだったと後悔しています。)香港でしたら広東語でしょうが、殆どのことは北京語(普通話)を話せるのではと勝手に思っていますが、実際どうなのでしょう。ためしにちょっと一文言ってみましたが反応なし。発音が悪いのかな。

英語といい中国語といい、これからは話さなきゃならないことが多くなりそうです。実践あるのみでしょうか。

またも、話は飛んで、今秋発売の『サライ』は京都特集でした。秋の恒例の企画なのですが、やっぱり秋は京都かな。紅葉の古都を散策するのはとても心地よいものがありますね。1200年の歴史を感じる京都は何度行ってもいい所だと思います。

今年は行けないかもしれないですが、保存版としてまた買ってしまいました。そんな中で雑学のページがあって、「おいでやす」は一見さん、「おこしやす」は常連さん ということが書いてあり、なるほどと思いました。イメージとして、京都は一見さんと常連さんを区別しているのか、またよそ者に冷たいのか。実際は区別をしながらも、両者に気を配ってるのだとは思いますが、これは住んでみないと分からないかもしれませんね。

京都の秋は2年ほど前に訪れましたが、東福寺の紅葉はやはり素晴らしかったが印象に残っています。今年は本でも読んで行った気になろうと思います。来年の春には行きたいですね。

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2007年9月13日 (木)

漫画ですが、日本の歴史の本が文庫で出始めました。

おはようございます。急に涼しく(いや、寒く)なりました。通勤に上着が必要になるほどです。これから一気に冷えていくのでしょうか。

秋山シーズンも始まり、高い山から順に紅葉が始まっていく、待ち遠しいような、冬に向うので寂しいような。今度の連休の天気はどうでしょうね。天気が悪くないようなら、僕もちょっと山に登ろうかと考えています。どこがいいかな。

さて、読書、という程ではないのですが、本を一冊読みました。『漫画版 日本の歴史 1』(岡村道雄著 集英社文庫 600円)です。

日本の歴史 1 漫画版 (1) (集英社文庫 特 15-1)書名のごとく、コミックです。いわゆるコミック文庫というものです。1巻は「日 本の始まりと国家の誕生」で旧石器時代から縄文・弥生時代をへて、卑弥呼などの活躍する邪馬台国の時代までです。

このシリーズはもともとは子どもさんに向けた本ですが、今回大人向けに追補して文庫にしたようです。全1O巻で現代までを通史で進みます。この1巻は、今年の7月に出て、現在4巻まで発売中です。

漫画だけど、さっと読めそうで、しかも、ところどころに新しい解説もある。なんかよさそうだな、というところから買ってみました。折りしも、今年は飛鳥に出かけて、古代史に興味がわいたということもあるので。

読んでみたら結構面白いです。縄文時代の日本人の暮らしのところでは、暮らしの原点のようなものを感じましたし、いまよく言われるエコ生活も(電気がないので当然ですが、)、ちょっとこれを参考にするといいな、とすら思いました。もちろん、縄文時代の暮らしに戻れ、なんていうことはないですが。日本人の食生活などもこのころ基礎ができたようですし、あなどれない時代ですね。

できれば2巻以降も読んでみたいと思っています。

そして、余談です。もう一冊、これは買ったばかりですが、井上ひさしさんの『父と暮らせば』という本がありますが、その中日対訳本が出たということで、衝動買いをしてしまいました。『和爸爸在一起』he1 ba4ba zai yi1qi3)(こまつ座刊 1000円)です。

宮沢りえさんが演じた映画でも有名ですが、舞台演劇として多く演じられているようです。広島の原爆投下に関する内容ですが、平和の大切さを訴えるという意味では、普遍的なテーマなので、日本だけでなく世界の人にも読んでもらいたい。そういう思いで、中国語訳を刊行したようです。

僕などの中国語力ではなかなかすらすら読むことはできないので、辞書をひきながら読むことになりますね。でも、日本語の表現を中国語ではこういうのか、ということを感じながら読んでいけたらいいな、と思っています。長くかかりそうですが、新たな挑戦です。

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2007年9月 7日 (金)

知らないということは恐ろしい。という程のことではないですが。

おはようございます。台風の名残か少し雲があるものの、青空もちらほら見えます。(窓から覗いただけだけど。そこ以外一面青空だったりして。)幸いこちらはさほど影響を受けることなく夜を越しました。今週末から来週にかけて天気はどうだろうか、気になります。晴れだと山病がまたむくっと起きて、「山に登りたーい!」なんて言い出すかも。

話は変わり、読書の秋になりました。書店で棚を見ていると、あれも読みたい、これも読みたい、なんて思います。でも、そのくせ今読みかけている本がなかなか読めなくて困っています。決して面白くないわけでなく、“読み場所”と“読み時”がいけないのかもしれません。職場の休憩時間に、なんて思っていると途中中断が入ったり、電話が鳴ったりで集中できません。ノンフィクションやエッセイならいいのですが、小説は話に入っていかないといけないので、このさいNGかな。やっぱり、小説は家で静かに読むのが一番かもしれません。若いときには電車通勤をしていて、片道1時間半なんてこともあり、『アンナ・カレーニナ』なんていう長い本を電車の中だけで読んだこともあります。でも、今は自転車、まさか読みながらというわけにもいかないですね。とにかく、どんどん読みたいです。

それと関連して、知らないことは恐ろしい(という程のことはないですが)、最近、“腐女子”という言葉を知りました。なんだそりゃ、と何気なく思っていただけですが、どうも男性同士の恋愛を描くボーイズラブ(略してBLだそうで)愛好家(オタクの域に達する)をさす言葉のようです。そして今はもっと広い意味でオタク女性を言うようですが。

『腐女子彼女。』という本を見かけて、なんのことか分からなかったのですが、『腐女子彼女。2』が出て、ベストセラーの上位に入り、無視できなくなりました。へぇー、そういうことか、っていう感じです。

腐女子彼女。パート2

つぎに同じく『となりの801ちゃん』という本も見かけ、これまた『となりの801ちゃん2』が出て、同じくノンフィクションのベストセラー上位に入りました。中を見てみるとマンガなんですけど。『となりの猫村さん』みたいなものか、程度にしか捉えていなくて、801ちゃんを“はっぴゃくいっちゃん”なんて読み続けていたら、それは“やおいちゃん”って言うんだ、と指摘されて、「なにそれ!」です。どうも「801(やおい)」という言葉には深い意味があるようで、同じく男同士の恋愛を描いた小説の愛好家のことをさすようです。(僕にもよく分かりませんので、詳しくはWikipediaで見てみてくださいね。)

となりの801ちゃん 2 (Next comics)

知らないということは恐ろしい(という程のことではなく、知らなくてもいいことかもしれません。)という例でした。まったく世の中、いろいろな言葉があるものです。

最後に、ファンタジー小説では人気(これまた知らなかった!)の桜庭一樹(さくらば・かずき)さん、名前だけは見たことがありましたが、男性かと思っていたら女性でした。びっくり。『日経エンタテインメント』10月号の本のコーナーに紹介されていましたが、すごい読書家なんだそうですね。そのなかの『桜庭一樹読書日記』をちょっと読んでみたくなりました。

桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。

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2007年8月11日 (土)

ひょんなことから雑誌『サライ』のバックナンバー(四国遍路特集)を買うことになって。

こんばんは。きょうは本当に暑かったですね。各地で最高気温だったところも多いようです。こちらもこの夏、最高の暑さでした。そんななか、なぜか自転車で2~3キロの道を山を越えていくはめになり、暑いやら足が動かないやらで、戻った時には汗だくでした。

夕方には恵みの夕立が来て、少し涼しくはなったものの、熱されたアスファルトに水がかかって、生ぬるい空気が漂い、むしむしさが増したような、そんな気すらします。きょうのような日に山の尾根を歩いていたら大変でしょうね。

さて、ひょんなことから雑誌『サライ』のバックナンバーを買うことになって(買う予定はなかったのですが)、今年の4月19日号を手にしました。(僕はまだ「サライ世代」ではないぞーっと叫んでみても、後数年でそうなりそうです。でも、どちらかというと「サライ」は定年を過ぎたあたりのちょっとリッチな方が読まれるような気がします。それでいくと、仮に歳がそれに該当しても“リッチ”ということはありえないので、「サライ」を毎号読んでるぞ、という状況は想像できません。)

それは別として、その「サライ」4/19号は特集が「四国遍路」でして、あの四国八十八ヶ所巡りでした。

そういう巡礼の旅があることは知っていましたが、改めてこの雑誌を読んで、どんなものか分かりました。地図を見ると本当に四国の海岸線にある寺をぐるーっと回って88寺。総延長は1200kmあるそうです。一日24km歩いて50日かかり、車で回っても8日はかかるという、気の遠くなる旅です。それだけに、かなりの心積もりがないとできそうにないですね。

四国お遍路と聞くと、あの民主党の菅直人さんの姿を思い出します。何か思うことがあったのでしょうね。

この雑誌には、衣装や宿、作法など、これから遍路の旅をしようという方に参考になることが書いてあり、心強いです。(いまのところお遍路の予定はないですが。)

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2007年8月10日 (金)

『そうだったのか!現代史』という本を読みました。世界のことをもっと知らなくては。

おはようございます。きょうも暑くなりそうですね。(毎日同じことを言っているような。)夏の帰省がきょう辺りからあるそうで、また、大移動が始まるのですね。わが街も行楽客で賑わうことと思います。今度の盆休みは天気もよさそうです。ちなみに僕はというと、これといったまとまった休みはなく、淡々と過ぎていく盆です。山にも行きたいけれど、ちょっと用事もあり、そうそう本格的な山には登れそうにありません。まあ、近場の山にちょっとでも登れればいいのかな。

今年はあと、双六岳近辺と北の俣岳に登る予定です(天気次第ですが)。それと、西穂高と焼岳は行きたいですね。

さて、外国人観光客も増え、前にも書きましたが、接する機会が多くなりました。それにつけても英語はもう少し話せるようになりたいものです。日本語と身振りや絵などで意思は通じるものの、できれば言葉をかわしたい。どうも完璧を望んで臆病になってしまうのでしょうね。あいまいな表現で逃げてしまう。失敗を恐れず、堂々と分かる言葉だけでも話そうと思います。それにしてももっと日常表現を覚えなきゃ。

話は全く変わって、本の話です。文庫本で『そうだったのか!現代史』(池上彰著 集英社文庫 760円)というのが3月に出て、ようやく買うことができました。

そうだったのか!現代史 テレビの解説者・コメンテーターとしても有名な、元NHKの記者である池上さんが、僕のように歴史や世界に疎い者でも分かりやすく書いた、世界の現代史の本です。

湾岸戦争、ドイツの東西分裂と統一、中国と台湾の問題、イスラエルと中東問題、中国の文大革命、ベトナム戦争・・・。世界で起こった様々な問題ですが、本当のところをよく知らずにのんきに生きてきたものだと反省しています。

テレビや新聞のニュースを聞き流したり、読み流したりで、どうしてそうなったとか、それが世界にどう影響したのか、など深い意味を考えずに、単にそんな事件や紛争があるのか、としか考えていませんでした。

この本は、それぞれの問題を、事の最初から解説してくれるので、それこそ「そうだったのか!」という思いです。(なんて言いながら、頭に入っていなかったりして。)

複雑な国際社会、今まで以上に、新聞やインターネット、本、そしてテレビなどの情報をしっかり受け止め、自分なりに理解を深めなければ、と改めて感じさせられた一冊です。

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2007年8月 2日 (木)

『サライ』の特集は石原裕次郎さんです。

おはようございます。きょうは晴れ。青空が窓から見えます。蝉の声もどこからか聞こえてきて、夏なんだと感じるひと時です。昔のことって結構覚えているもので、昔家の近くの電柱に蝉が止まっていて、虫取り網で捕まえようと必死になっていた自分を思い出します。それとか、木に登って採ろうとしたり。(それ自体どうということでもないのですが。)夏の風物詩ですね。

夏の風物詩といえば花火。田舎の小さな都市の花火大会がちょうどありました。それは“隅田川の花火大会”などのような大規模なものではもちろんなく、大きい花火大会になれている方には、極、地味なものです。それでも地域の人にすれば大イベント。浴衣を着ておめかしした若い女の子や、家族連れなどが大会会場に向って歩いている姿は、風情があっていつの時代もいいもんだと思います。花火自体、おそらく江戸時代と変わらぬもので、打ち上げる方法もそうなのではないかと想像しますが、そう考えると日本の文化や風習のいいものは末代まで伝えていってほしいと思います。

さて、雑誌の『サライ』の最新号の広告が出ていまして、それを見ると石原裕次郎さん特集でした。映画の予告編DVDも付いているということで、早速買って読みました。

裕次郎さんは昭和62年(1987)7月に52歳でなくなられて、今年で20年になるそうです。もうそんなに経ったのかと思いますね。ついこの前、あの大手術から生還して、手を振る姿を見たと思っていたのにね。

改めて、裕次郎さんの人生を振り返って、やっぱりすごかったんだと思います。と同時に兄貴のような存在の頼れる男で、潔く生きることを教えてくれたような気がします。

以前、『銀座の恋の物語』のことを書きましたが、とても好きな映画です。でもこの「サライ」を読んでみると、まだ見ていない映画が多くて、“裕次郎さんが好きだ”なんて大きな声で言う資格もないような・・・。機会があれば是非他の作品も見て、裕次郎さんからいろいろ教えてもらいたいと思います。

それにしても52歳で天国に旅立つとはあまりに早い。でも、雲の上でもやんちゃをやって元気にしているのかもしれませんね。きっと天寿を全うした充実した一生だったと思います。いつまでも見守っていてもらいたいですね。

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2007年7月14日 (土)

山が縁で、約100年前の『高野聖』を読みました。

台風が接近しています。テレビでもそのニュースが中心ですね。大きな台風なので余計そうなのかもしれません。この連休にレジャーの計画を立てていた方は残念!(止むを得ませんが。)思い起こせば○十年前、伊勢湾台風というのが東海地方を襲いました。僕の記憶の遠く果てに残っている風景は、吹けば飛ぶような我が家、家中木の板を打ち込んでそれに備えました。なおかつ、近くの学校の用務員室に避難して眠れぬ夜を過ごした気がします。当時に比べれば家は丈夫になって雨戸がないのがその証なのでしょうか。でも、やっぱり夜中に台風が通過し風の音や雨の音が激しくなると、やっぱり怖いものです。どうか、やんわりと通り過ぎてもらいたいものです。

さて、先日、岐阜県の籾糠山という山に登ってきましたが、天生(あもう)峠という峠の頂上から登ります。(ちなみに、岐阜県と長野県の間を安房(あぼう)峠といい、ちょっとまぎらわしいです。)天生峠は飛騨の河合という奥深い町から、白川郷へぬける峠で、結構高いところを通る、ちょっとスリリングな道です。白川郷側は、いまはどうか分かりませんが、以前は道路から下何百メートルというがけを通る細い道をガードレールがない、という状態。横から下を見ないのが肝要という道です。それほどの険しい峠なのですが、その昔、文豪・泉鏡花が『高野聖(こうやひじり)』という小説を書いて、この地の代表的な文学になりました。

そこで、僕も棚から文庫本を引っ張り出して読んでみました。持っているのは『高野聖・歌行燈』(泉鏡花著 旺文社文庫 現在絶版)です。

070714kouyahijiri 買ったのが昭和50年で、当時文庫はあまりなく岩波文庫・角川文庫・新潮文庫・講談社文庫くらいだったでしょうか、なかでも旺文社文庫はケースに入っていた貴重な文庫で、名作ばかりを集めた優れた文庫でした。が、残念なことに、そのうち学校専用になり、そしてなくなってしまいました。この文庫は上質の紙を使っていて、30年ほど経った今でも、読むことができます。(ちなみに、その当時、オイルショックやなんやかやで、質の悪い紙で作られたものもあり、今や茶色くなって読めないものが多いです。)

さて、内容はというと、ある若者が若狭の方に帰省するときに、偶然出会った高野山の修行僧と同行し、同じ宿に泊まることになり、その僧から寝床で聞いた話を綴ったものです。

僧が岐阜県のこの天生峠を恐怖の思いで登り、そしてそこでの一軒の家に宿を求めた。そこで美しくも妖しい女性に出会い、不思議な経験をする。というお話です。怪奇話とでも言うのでしょうか、夏にふさわしくヒンヤリするお話で、とても面白かったです。この小説は明治33年(1900年)に発表された、およそ100年前の作品です。が、いまでもしっかり読めるところは、さすがに古典的名作だからでしょうか。

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2007年7月12日 (木)

『裁判官の爆笑お言葉集』を読みました。

台風が近づいているようですが、今のところ外は雨は降っていません。もちろんこれから天気が悪くなっていくのでしょう。

『中国語ジャーナル』の8月号が出ました。ペースの遅い僕には格好の尻叩きです。今月号の表紙は、台湾出身の阪神タイガース選手・林威助(Lin2 Wei1zhu4)さんです。(といってもプロ野球に疎い僕は存じ上げませんでした。)アテネオリンピックの台湾代表でもあったらしいすごいプレイヤーのようですね。

また、中検3級必須単語完全マスター「書いて覚える中検3級単語帳」というのが特集であり、CDを聞いて書き取りするようになっています。これは是非やってみなくては。(僕は3級なんてとんでもない、級外です。)

ちなみに、僕の住む街にも結構中国のかたが観光にみえて、大陸か台湾かは不明ですが、ときおりすれ違います。それほど身近になったようで、これまた是非草の根交流ができるくらいに語学力がアップすることが目標です。(山頂すら見えない。いつたいいくつ山をこえればいいのでしょう。)

さて、話は変わり、『裁判官の爆笑お言葉集』(長嶺超輝著 幻冬舎新書 756円)を読み終えました。

裁判官の爆笑お言葉集 今、新書のノンフィクション部門でベストセラーの上位にいるほど売れている本で、ご存知の方は多いのではないでしょうか。裁判官が法廷で判決の時に述べる「説諭」などで述べたユニークな、あるいは心に残る言葉を集めた本です。

著者の長嶺さんは、プロフィールによると、大学法学部を卒業後、弁護士を目指し何度か司法試験に挑戦されたのですが、夢叶わず、現在はライターとして活躍され、合間に法廷を傍聴して数々の”名言”を記録し、本にまとめたようです。

裁判員制度ももうすぐ始まり、国民が裁判に関わる機会が増えるようです。(ちょっと不安。)裁判といえば、テレビで判決文などを紹介するときに読まれるのを聞くだけで、実際見たことがありません。弁護士と検事の攻防というのももちろん。

そんなわけで、この本のように、裁判長が淡々と述べる言葉ではなく、人間味溢れた言葉を聴けるのは貴重ですね。裁判官も人間なんだな、と感じます。

もちろん、厳正に、公明正大に裁くというのが大きな幹として存在しているからこそですが。

ちょっと裁判についても興味がわくようになった、面白い本でした。

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2007年7月 5日 (木)

人気作家の本でも挫折します。

おはようございます。きょうは曇りで雨は降らない予報です。夜中はかなりの雨で、洪水になるかと思われるほどでしたが、短時間で済みました。

ニュースで見たのですが、2006年の山岳遭難の統計が発表になって、事故・遭難とも前年より増え、統計を取り始めてから最高の数に登っているそうです。死者・行方不明者は278人で5人増。遭難者のなかに占める40代以降の人の割合が8割を超えるとのことです。いわゆる中高年の事故が増えているということで注意を喚起しています。僕はその年代なので、改めて安全登山を心がけるとともに、普段から鍛えておく必要を感じます。と同時に、慣れで山を甘く見ないこと、ですね。ただ、それはそれとして登山者の人口が、今までに対して増えているのか、同数なのかは発表ではわからないし、登山者全体に占める中高年登山者の割合は高いのでしょうから(現にあまり20代の方を見かけません)単純には理解できませんね。(もちろん多いのは事実ですので、真摯にうけとめなければいけないですが。)

さて、歳をとると頭が固くなって頑固になります。例えば本などでも、自分の読む本のジャンルはこれだ、とか。文体はこうでなきゃ、とか、だんだん狭まってくる気がします。なぜなら、最近読み始めた本で、30代後半くらいの人気女性作家の作品があるのですが、書店でパラパラ見て、面白いかなと思って買って読んだら、文体が若く書いてあり、現代若者言葉の連続。著者の年代よりは若い語り調なので、自分が使っている言葉というより、観察して使った言葉かなと思います(僕の独断)。まあそれはいいのですが、やっぱり僕にはちょっと入りづらい会話が多くて、結局挫折しました。(誰のなんと言う本かは秘密・・!)

現代若者風俗に触れるという点ではいいのでしょうが、なぜか僕の心に響かなくて残念です。頭の柔軟性がなくなったのかな。・・といいつつ、やっぱり無理にあわせることないや、と頑固になったりしてね。

苦手なのはケータイ小説のような横書きの文体(縦か横かだけの違いではなく、文体です。もちろん”横”というのは重要な要素ですが)、文が短くて会話が多く、テンポが早い文体。極端な若者言葉の多い文体・・・・などですね。もちろんそれらは読者対象から外れているのでしょうけど。

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2007年7月 4日 (水)

奥田英朗さんの『家日和』が面白かったです。

こんばんは。梅雨らしい雨ですね。九州のほうはかなり降ったとか。水不足のところは恵みの雨なんでしょうけど、そう思うようにはいかないもので、なにより極端なのはいけないですね。

天気予報を見ると今度の休みも降りそうで、山はまたお預けの気配です。テレビや本などでせめて山に登った気になりたいものです。そう、山のDVDもいいかもしれません。そういえば小学館から『日本の名峰』というDVDブック(全4巻)が刊行されました。

小学館DVD BOOK NHK 日本の名峰 1 山の花、岩、雪、谷、森を行く 第1巻 北アルプス 第1巻は「北アルプス」。何といっても山は北アルプスだな、と地元の人間は思います。(他をしらないだけなんだけれど。)登った気になって心を癒すのも手です。

さて、防衛大臣が「しょうがない」で辞任しました。更迭ではなく辞任というのは、首相にとって傷を少しでも小さく、という思惑があるのか。(逆に更迭するだけの威厳があれば支持率も増えたかもしれませんね。)僕などの素人が言うのもなんですが、このままでは選挙に勝てない、という自民党議員の見えない圧力に対した結論でしょうが、建前だけでも、国民にたいしての言葉がほしかったですね。首相や与党の議員にこれ以上迷惑をかけるわけにはいけない、という理由をそのまま語ったのでは、国民不在と思われてもいたしかたないですか。言葉はいろんな意味で難しいものですね。

話は変わり、読み終わった本の話です。『家日和』(奥田英朗著 集英社刊 1470円)は面白かったです。

家日和 短編集で、いろんな理由で家にいる人たちの日常を面白おかしく描いたユーモア小説とでも言うのでしょうか。

突然リストラにあって、止むを得ず主夫になり、奥さんが外で働くようになる。世間的に見れば可愛そうな境遇になってしまったのだけど、当人は意外にこの方が自分らしいと思えるようになる。という話や、内職仕事をしている主婦が、仕事を持ってくる会社の若い男に、ちょっと刺激を受け、夢に現れてもっと刺激的なことになる。・・などちょっとおかしな話が詰まっています。

冷静に見ればたいそうな事件も起こらず、平和な日常の心のスリルとでもいうのでしょうか、結果何かが起きるわけでもない。でも、なんでもない些細なことがきっかけで心の変化が生まれ、周りを見る目も変わる。そんな人々を描いた本です。

『空中ブランコ』『イン・ザ・プール』などちょっと(いや、かなり)変な人を描いた本は、ゲラゲラ笑いながら読みました。それに比べると、本書はちょっと控えめかなと思える内容ですが、人の心をちょっと覗いてみる面白さがありました。

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2007年7月 3日 (火)

『ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を』はエッセイとしても面白いです。

070703azisai 我が家のアジサイも見頃を迎えました。僕が一番好きな花で、なかでもこのような“ガクアジサイ”が好きです。そしてまた、青系の花がいいですね。我が家には表(南)と裏(北)に生えているのですが、日のよく当たる表の方はまだ咲き始めといったところで、やはり日陰の方が咲きが早いようですね。(僕の性格のように、裏でひっそりと咲く感じですか???)背丈が結構高くて、僕の胸あたりまで来ています。しばらく楽しめそうです。

さて、図書館で本などを借りてくることもあるのですが、ノンフィクション系や、学習系は意外に早く読めるのですが(大半はパラパラめくりであたまにはいっていないせいでしょう)、小説はどうもペースが落ちます。なぜかな、と考えると、貸し出し期限が気になってしまうからではないかと。小説はパラパラというわけにもいかず、集中しなければいけない。また、それはそのときの頭(心とも言えるかな)の状態によって違う。よって単純に2週間だから1日1章、という風に機械的に進むものでもない。一気に読める日もあれば、全然読めない日もある。まして、人に(この場合図書館に)ものを借りるということが結構プレッシャーになるたちの僕としては、期限何日か前には返したい・・・。というわけで余計集中できない。(結局、本が読めないものぐさな言い訳だけですが)結論として、小説類で読みたい本があれば、自分で買って、何日かかってもいいので、自分のペースで読もう。(仮に面白くなかった本でも仕方ないですよね。お金を払って買ったんだから文句も言いやすいってものです。)

そこでまたも本の話、先日、とある都市にいって書店に入ったところ、いたるところにPOPが付いていました。そう、本を売るための手書きの広告の紙です。普通、書店で見かけますが、ここは“普通ではない!”数で付いていました。どれも、お店の人が苦労して考えた文句が書いてあり、なかなかユニークでした。そして、そこには『ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を』(菊地敬一著 新風舎文庫 791円)という本が山積みになっていました。さあ、それがどう関係するのか分かりませんが、僕にはなんとなく、ひょっとして・・という感じがしました。(ヴィレッジヴァガードというお店は全国にあるので、ご存知の方は多いでしょうが、本と雑貨が半々という感じて置いてあるとてもユニークで面白い書店です。)

僕は、その“塔”のように積んであるその本を買ってしまったのです。

ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を この本は、出版業界紙に連載されたものをまとめたもので、1998年に単行本で出ました。そして、2005年にこの文庫本になりました。というわけで、決して新しくはないのですが、内容的に見れば古くはないので、この業界を知るには結構参考になります。

と同時に、著者の菊地さんの文はユーモアに富んでいて、笑い飛ばしながらも、現状を厳しく見、奮闘している様子がうかがい知れます。また、この業界に限らず、他の業種でも大手チェーンのように資本の論理で進んでいくのに対して、小さな店や会社はどう消費者と向き合って生きていくかを考えるヒントが得られそうです。なかなか良かったですよ。

きょうはちよっと長かったかな。

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2007年6月26日 (火)

『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する』(題名がチト長い)って?

きょうは予報では一日曇りそうです。その分気温が上がらなくていいかな。今は部屋にかすかな風が入ってきて気持ちがいいです。

ちょっとこのブログの履歴を見てみたら、奥丸山の記事を読んでくださった方が見えて、うれしく思います。これから登られるのかな。何かの参考になっていればいいけど。

で、僕もちょっとその記事を読んでみました(自分の書いた文をね)。去年の秋に登った奥丸山、いま読み返してみると、「ああ、よかったなぁ」という気持ちが沸きます。記事に書いたように、ちょっときつかったけれど、また登りたいと思わせる山です。

今年は、ちょっと遠くまで行って、北ノ俣岳に登りたいと計画を立てています。(北アルプスの槍ヶ岳の西、双六岳・黒部五郎岳の左の端です。)

さて、話は変わって、ちょっと前に読み終わった本を一冊。島田紳助さんの新刊『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する』(幻冬舎新書 735円)です。

なんでも、今まで関わってきたビジネスは一度も失敗していないそうで、どうしてかな、という思いで、書店でパラパラめくっていたら、それにはそれなりの理由がありそう。そこで、買って読んでみました。

島田さんにとってはあくまで本業は芸人で、人を楽しませること。ビジネスはサイドビジネスと割り切って始める。が、いくつかあるタレントショップのように、名前を貸しただけとか、たまに顔を出してお客さんを呼ぶ、というものでは、長続きしない。やるからには仕事として成り立ってしかなければいけない。従業員もお客もともに幸せにならなければいけない。そのためにはどうしたらいいか、を考える、いわばプロデューサーのような立場で、仕事を完全に任せる。そして、それぞれの店の従業員が自分の店という意識で必死に頑張っていき、結果成功へとつながる。そんな感じです。

書名の「大盛り~」というのは一つの例で、なるほどと思いますね。

これだけの信念を持っているというのは、恐れ入ります。ちなみに、今ベストセラーになりましたね。(幻冬舎さんも、題名を作るのが上手い!)

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2007年6月12日 (火)

『鹿男あをによし』はズバリ面白い!

天気がいい日の朝っていいですね。とりわけ日差しが入らない部屋で窓をあけて、わずかな風が入ってくるときなどは、ほんとにささやかな幸せのときでもあります。もちろん静かなのが第一条件ですが。(ささやかすぎる?)

昨日読み終わった本で、『鹿男あをによし』(万城目学(まきめ・まなぶ)著 幻冬舎 1575)という小説があります。

鹿男あをによし 一度聞いたら忘れられない題名ですね。ある大学の研究室で研究をしている主人公が、何かのきっかけで奈良の私立高校の臨時教師として短期間赴任することになった。そして、そこで不思議な体験をすることになる、突拍子もない小説です。

著者の万城目さんは1976年生まれの若手新進作家という感じです。なんでも、デビュー作が『鴨川ホルモー』という、また一度聞いたら忘れられないような題名の小説で、結構評判になった方です。(僕はまだ読んでいないのでストーリーはわかりませんが、京都の話のようですね。)

「あをによし」は「奈良」に係る枕詞だって、むかし高校のときに習ったような、でも枕詞ってなんだっけ・・なんていう程度の知識ですが、「鹿」というの言葉とあわせて、奈良にどっぷりつかるぞーっという気持ちが伝わって、なかなかいい題名だと思いますよ。著者は関西出身で、大学も京都、というわけで京都・奈良・大阪方面はマイエリア。「まかせてちょー」でしょうか。

小説やエッセイは文体で年齢が分かることも多く、この著者も若い方かなと思ってみると、やはりそうでした。(「さわやか」という意味ですよ。) それでもって僕のようにオジサンの部類に入ってもすんなり入る文体なのがいいですね。

ストーリーはといえば、ちょっと予想がつかない展開で進み、奈良のこともちょっとわかり、とても面白かったです。

ちなみに、先日出た「日経エンターテインメント」7月号のBook欄に大きく載っています。よかったら書店でちょっと見てみて下さい。

070521shika 先日行った、奈良の興福寺の鹿です。この鹿も何かしゃべったりしてね。

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2007年5月25日 (金)

さだまさしさんの『眉山』良かったです。映画も見たい!

今朝は雨、恵みの雨となるのでしょうか。昨日までのあまりの暑さで、みなさん外出も控えていたのか、なんとなく歩いている人が少なかったような。商売に影響は多少あるかもしれませんね。車の中は涼しいのでしょうが、クーラーがんがんで、結局車から熱を出し、それが周りの空気の熱も上げているような。そんな気すらします。昔はクーラー付きの車は少なく、窓を開けて走って(もちろん我慢しながら)いたのですが、それはそれでなんとか乗り越えられたような気もします。地球温暖化という大問題に対し、暑ければ冷房で強制的に冷やし・・・っていうのは今後考えないといけないかもしれませんね。

さて、最近読んだ本ですが、さだまさしさんの『眉山』(幻冬舎文庫 520円)がとても良かったです。

眉山 松嶋菜々子さん主演で公開されたばかりの映画の原作ですね。映画もヒットしているようです。その前にちょっと読みたくなって買いました。

説明するまでもなく、徳島が舞台で、松島菜々子さん演じる「咲子」と宮本信子さん演じる母との絆の物語ですね。癌という病の問題がその根幹なのでしょうが、それとは別の次元での母の強さ、女としての優しさなどがよく描かれています。

さだまさしさんはアーチストとしてはもちろんすごいのですが、“詩人”でもあり、作家としてもその才能が存分に生かされている(えらそうなことをいいますが、)恐れ入りました、という感じです。

男性作家が女性の視点で物語を書くというのも大変なことだと思います。それはきっと、さださんにとっては、男も女もなく、人としての生き方を考えると自然にできるのかもしれませんね。

それはそれとして、映画の原作の場合、映画を見てから読むか、本を読んでから映画を見るか、昔の角川映画の宣伝ではないですが、いつも言われますね。でも、僕はこの作品を読んで、特に思ったのですが、映画を見てないのですが、配役を知っていて本を読むと、そのイメージがずっと付いてきて、純粋に物語に入っていくのが難しいように思います。つまり、松嶋さんの顔を思い浮かべながら読んでしまうのです。(悪いことではないのでしょうが)でも、逆に原作を読んでから映画を見ると、「原作と違うじゃないか!」なんて思うこともあり、結局どっちがいいんでしょうね。

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2007年5月11日 (金)

『古代からの伝言』シリーズ、読み終えました。全7巻、長かったですが、読んでよかった本です。

おはようございます。昨日は天気が不安定で、昼から突然の嵐。どうなってるんでしょう。今日もちょっと風が強いです。

長らく読み続けていた『古代からの伝言』シリーズも最終巻「わが国家成る」編(八木荘司著 角川文庫 660円)を読み終えました。

古代からの伝言わが国家成る 日本の古代、卑弥呼の時代から平城京までを読み物風に綴ったこのシリーズは、全7巻。結構長くて、ようやく読み終えたという感じです。でも、どれも読み応えが会って、今まで知らなかったことがたくさんあり、勉強になりました。ただ、刊行が巻数順ではなかったので、時代が前後して、ちょっと理解するのが苦しかったというのが本音です。もちろん今はもう完結したのですから、これから読むかたは、巻数順に読んでいけば、時代の流れの順に行く通史になっているので、面白いかもしれません。

現代の日本のルーツでもある古代日本の状況を目の当たりにできた感じで、読んでとても良かったと思っています。(長かったけど。)

学校の授業で習う古代史は、事実だけをさらーっと通るだけなので、その背景にあるものがなかなか理解できません。「へぇーそうだったのか!」と思うことも多々あり、歴史の奥深さが分かりました。

古墳時代、飛鳥時代とも、当時の日本人は現代日本を作るための最初の段階で苦悩している様子もわかり、あらためて、「大したものだ」と思います。と同時に古代の日本にますます興味が出てきました。

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2007年4月13日 (金)

『新幹線ガール』という本を読みました。新鮮な気分になります。

おはようございます。今日は曇り、ちょっと肌寒い日になりそうです。町の桜もちらほら芽吹き、中には2~3分咲きという気もあります。いよいよかな。ただ、週末天気がそんなに良くなさそうで気がもめます。

4月に入ってからテレビのドラマやらNHKの講座やらで、見るものが結構多くて忙しいです。(なら見なければいいのですが)先日始まった「花嫁とハパ」(フジテレビ系)は石原さとみさんが出ているので(好きなんですよ)見ましたが、コメディなのでのんびり見られていいですね(おじさんなのに)。また、NHKの「北京バイオリン」も2回目。年がたつのが随分早く、1回目の時から早くも3年半後です。この分だとどんなに年が過ぎるのか展開が気になりますね。中国も来年のオリンピックに向けて着々と準備ができているようで、北京も様変わりしたのでしょう。そんな北京の町の風景が見られるのもまた楽しみの一つです。

さて、本を読む時間も作らないといけないのですが、集中する時があまりなく、2冊くらいを、ちょっと(内容の)重い本、ノンフィクション、文庫・新書など職場に持っていって休憩時に読む本・・など並列して読んでいます。そこで、今日は『新幹線ガール』(徳渕真利子著 2007年3月 メディアファクトリー刊 1000円)を読み終えました。

新幹線ガール 現役の新幹線のパーサーで車内での物品販売や案内・・など、旅客機でいうとCAのような仕事だそうです。徳渕さんはまだ20代前半の若い女性で、現在の仕事についてからまだ数年。でも、社内に400人ほどいる中で売り上げNo1になり、一躍時の人になりました。この本は学校を卒業してから今の仕事に就くまで、そして今に至るまでの仕事ぶりと、胸中を語った本です。

まだ若い方なので、これからもっと輝いていかれると思いますが、現時点での思いを語ると同時に、パーサーの仕事とはどういうものか、これから目指そうとしている方に向けてアドバイスもかねて、読みがいがある本だと思います。

僕は昨日この本を買って、今朝読み終えました。正味2時間くらいかな。

接客業はまず、人と接することが好きでなければならないし、一期一会という気持ちが気を引き締める素でもある。また、どんな仕事でも、その仕事が好きであるということが、進歩の第一因である。ということが分かりますね。もう○十年同じ仕事をしている僕のようなおじさんにも、新鮮な気持ちにさせてくれます。

余談ですが、小学生のころ、将来なりたかった職業は、「蒸気機関車の運転手」でした。が、中学生の頃にはもう蒸気機関車は走らなくなりました(一体いつの頃の話やら)。でも今でも列車の運転士には憧れますね。今度生まれたら、「新幹線の運転手」になりたい、と子どものような事を思っています。それほどカッコいいですよね。

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2007年4月12日 (木)

『私の家は山の向こう』という本を読みました。テレサ・テンさんの物語です。

おはようございます。今朝は快晴です。でも、部屋の中は寒くてストーブをつけています。寒暖の差が激しくて、こんな時は風邪を引く人が多いです。幸い僕は今のところ大丈夫ですが。

NHKの教育テレビで「知るを楽しむ 歴史に好奇心」という番組があって、4月は「日中二千年 漢字のつきあい」です。漢字が日本にどう伝わって、どう日本の中に取り入れられたかを講義してくれる内容なのですが、第一回では、仁徳天皇陵といわれていた古墳が、今では「大仙陵古墳」と呼ばれているという話をしていました。なぜなら、それが仁徳天皇の墓だと証明するものがないからだそうで、そのわけはそれを記した文字がないためとの事。日本は言霊の国で、文字は神聖なものと考えられていて、古墳を作った時点には漢字は伝わって使われていたのですが、あえて天皇陵を作る際には文字として残さなかったのだと。

そんな話を聞いた折、新聞などで出生の紹介があり、赤ちゃんの名前が載っているところを見ました。やはり今の両親は非常に変わった名前を(一生懸命考えられたのにごめんなさいね)、或いは読みにくい名前をつける傾向があるなぁ、と感じます。それは音で聞く名前というより、それに対する漢字のつけ方がとてもユニークということです。どうしてこう読ませるの、とかどうしてこういう漢字を当てるの、というのが多いような気がします。(例をあげられませんが。)

それは、今のIT時代に暮らす若い親でも、漢字という文字に対して、思いが深いのではないでしょうか。名前をひらがなで書いてもいいのですが、あえて漢字を当てる。一つの漢字に対してその子の将来を託しているとでもいうような。そんな気がしませんか。

さて、話は替わって、本の話です。『私の家は山の向こう~テレサ・テン十年目の真実』(有田芳生(よしふ)著 2007年3月刊 文春文庫 600円)を読みました。

私の家は山の向こう―テレサ・テン十年目の真実 みなさんよくご存知のテレサ・テンさんの話です。日本で多くの歌がヒットし大人気だったテレサさんはある日、タイの静養先で急死した。そんなニュースを聞き驚きました。スパイ説も飛び交い、中国と台湾の政治問題にも巻き込まれ波乱に満ちた生涯でした。

この本では、その背景にあるもの、またテレサさんがそんな渦に巻き込まれながらもいかに生きたかを語った、ドキュメンタリーです。

本ででもないとなかなか知ることができないことがわかり、とても良かったです。(ちなみにこの春、テレビ朝日系で「テレサ・テン物語」というスペシャルドラマを放送するそうですね。)

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2007年4月 9日 (月)

『宇宙授業』という本を読みました。

こんにちは。今日はいい天気でした。でも北アルプスには雲がかかっていて見ることができず、残念。いつか本当に晴れ渡ったら、デジカメと三脚を持って見晴台に行こうかな。町は梅がぼちぼち咲き始め、もう一週間くらいが見ごろでしょうか。桜は?まだ蕾です。

昨日は、外国人旅行者に出会い、一言二言話す事がありました。(本当に一言二言。)意思は通じて“Fine!”なんて言ってくれて、それは嬉しいんですが、やはり単語を並べるだけで文になっていない。自分の英語力に愕然とします。なんとかしたいとは思いますが。

さて、去年の本なので、新しいとは言えませんが、前から気になっていた本を図書館で見つけて、借りてきました。『宇宙授業』(中川人司<ひとし>著 2006年8月刊 サンクチュアリ出版 1470円)です。

宇宙授業 元・宇宙航空研究開発機構の職員で、現在大阪の高校教諭である著者が、宇宙に詳しくない人にも楽しめる本をというので出しだものです。

去年僕も宇宙の本をいくつか読んで、素人ながらも宇宙の不思議さを感じました。そしてその延長としてこの本を見つけました。

内容は難しいものではなく、宇宙の面白さを質問に答えるような形式で書き表しています。もちろん、実際にはかなり難しい学問なんですが、わかりやすく、感覚として捉えられるように工夫がしてあります。

例えば、「空はなぜ青いのか」「宇宙で音は聞こえるのか」「宇宙の外側には何があるのか」・・など疑問思うことに答えています。いわば宇宙の入門書でしょうか。この本を読んで、宇宙って面白そうだな、と感じたらもう少し専門的な本を読む。そんな感じてしょうか。

とても面白かったですよ。

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2007年4月 6日 (金)

『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』(長い書名!)は面白かったです。

おはようございます。今朝は快晴、春らしい陽気です。今週末から来週にかけて桜が見頃の所もありそうで、天気が良ければいいですね。(ただし寒そうだけど)

ところで、全国の書店員が選んだ「本屋大賞」が決まりましたね。(http://www.hontai.jp/)佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』のようですね(何も僕が書かなくてもみなさん知っていらっしゃるでしょうが)。高校の陸上部の話で、青春小説でしょうね。僕はまだこの佐藤さんの本は読んだことはありません。「本屋大賞」を受賞してもしなくても売れている本なので、それなりの評価は得ているのだと思います。これを機に読んでみるっていうのもいいかもしれませんね。

ただ、「本屋大賞」は書店員が薦める本ですが、「売りたい本」ということなので、結局売れている本で、ますます売れそうな気がするというものを選ぶ、という傾向はありますね。なので、受賞ということでも新鮮な感じはやや薄い、と僕などは思います。(もちろん選ばれる本はいいものばかりでしょうが)ちょっとそんなには売れなかったし、今後もベストセラーになるとは思いにくいけれど、押してみたい本、っていう賞があるとおもしろいですね。(もちろんそれでは商売にならない・・・・・?)

さて、本がらみで今日は最近読んだ本を1冊。『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』(太田直子著 2007年2月刊 光文社新書 714円)です。

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ それこそ超ベストセラーにはなりにくい(太田さんごめんなさい。ベストセラーたったりして。)本ですが、内容が日本語に関するものなので、言葉や映画に興味がある人向けでしょうね。

現役の映画字幕家の著者が、映画字幕の業界・現実を赤裸々(?)に語った本です。僕たちが外国映画を見るときには必ずお世話になる字幕。でも、意外に字幕に書かれている言葉を真剣に読んでいるということはありませんね。言っていることと違うとか、そんな翻訳あるの?とか、へぇー、そう訳すの?とか。そりゃそうですよね。原語が分からないから字幕を見るのですから。ただ、あまり真剣に読んでいると、映画そのものを楽しめない。いわば、字幕は目立たず、映画鑑賞の一助に、という控えめな役割をしています。

でも、この本を読んでみて改めて思いました。字幕は吹き替えのように話した言葉をそのまま訳すのではなく、字数の制限があるため、極端に簡潔に訳している、ということです。なるほど、そうしてみると、言っていることと違う部分があっても不思議はないですね。(そういえば、DVDなどでは、字幕に”吹き替え字幕”と”映画字幕”の2種類あったりすることがありますよね。)

また、いかに簡潔に分かりやすく書くか、に心血を注いでいるため。言葉や日本語についてはかなり厳しい目で見ているな、と思います。

そんなことから、この本では、映画に関係ないことでも、昨今の日本語事情について“つっこみ”を入れています。なるほど、僕なども気がつかないことにも結構指摘していて面白いです。良かったですよ。

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2007年3月29日 (木)

『古代からの伝言 壬申の乱』を読みました。

おはようございます。今朝は曇り、きのうは晴れで暑いくらいでしたが、今日はちょっと寒い感じです。我が家の車もタイヤを普通タイヤにやっと交換、春の訪れを実感しています。

京都はなんでもこの25日頃に桜が開花したようで、今週末あたりから見ごろとか。ただ、京都もところによってずれてくるので、結構長い期間桜を楽しむことができそうです。僕が2年ほど前に行ったときには、醍醐寺の桜は終わっていたのですが、哲学の道とか平安神宮とか仁和寺、二条城などはちょうどいい時で、とてもきれいでした。

京都に車で行くと駐車場探しが大変です。以前は、例えば○○寺に行く時はその駐車場で、などとやっていたら、一つの場所で駐車場が700~800円、拝観料500~600円、なんていうのがいくつかあって結構な出費でした。が前回は、岡崎公園駐車場(平日なら1日でも1300円)に留めて、地下鉄や歩きで回ったら、小路なども楽しめて安く上がってよかったので、次回からもそうしようかと思っています。(バスなどの1日乗車券というのもありますしね。)

ただ、今年はちょっと行けそうになく、日帰りで行ける近場になりそうです。

さて、本の話です。最近ペースが落ちたかなと感じますが、あせる事はないか。マイペース・・。で、『古代からの伝言 壬申の乱』(八木荘司著 2007年2月刊 角川文庫 580円)を読み終わりました。

古代からの伝言壬申の乱 日本書紀などをもとに、日本の古代を旅する『古代からの伝言』シリーズの6冊目です。天智天皇の死後、大友皇子を担ぐ近江朝は、吉野に隠棲した大皇弟(だいこうだい)大海人皇子(おおあまのおうじ)を警戒し、圧迫を強めた。・・・(カバーの解説より)ということから始まる壬申の乱のお話です。

昔、学校で習ったことがある壬申の乱ですが、そこでは、単に、天皇の皇太子と、天皇の弟が戦って弟・大海人皇子が勝ち、のちに天武天皇になった。としか覚えていません。日本の古代史の中で最大の内乱というこの壬申の乱。そこを詳しく書いてあり、よくわかって勉強になりました。どちらかと言えば、大友皇子もまだ若く、臣下に担がれたようで、それもまた悲運といえるでしょうね。また、大海人皇子も甥と戦わなければならない苦悩もあったかと思います。

本シリーズもあと1冊、「わが国家成る」編が今月出ました。これもまた買って書棚に待機しています。(ちょっと厚め)

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2007年3月 9日 (金)

『大人になると、なぜ1年が短くなるのか?』という本を読みました。気になりますよね。

きょうは天気が悪いのかな、と思っていたら、快晴です。何かがある特別な日ではなく、3月のある一日ですが、なぜかしら、気持ちも和らぎますね。

私事ですが(そんなことを言ったら全部私事です。)、パソコンのディスプレイの処分の手続きをしました。NECのデジタル・ディスプレイで、ほぼ30年前に買ったものです。それにPC8801mk2を繋いでいました。(PC88シリーズは僕たち一般の人間には憧れのシリーズでした。超人気のPC9800シリーズはそれより上位で、その時はビジネス向きでした。16ビットで漢字ROMが標準搭載。ちなみにPC88は8ビット。今から見ると子どものオモチャにもなりませんね。)まあ、それはそれで十分使わせてもらいましたが、何で今まで持っていたかって?単に記念でした。でも、この年になって使うはずのないものをいつまでも持っていても仕方がないので(いや骨董品の価値にもならないし)処分することにしました。(この僕が骨董品かな?)で、処理費は4200円。ちょっともったいないことをしましたね。

パソコンのリサイクルといえば、先日新聞で見たのですが、中国やインドの貧しい地域には、世界からパソコンの本体、プリンターなど、「電子ごみ」が送られてきて、山ほど積んであるそうです。使える部品などがあれば、売れてそれなりの収入にはなるようですが、一方、水銀やその他有害物質もあり、健康に影響を与えていることも事実のようです。(http://www.asahi.com/world/china/news/TKY200702040107.htmlに詳しく)

僕たちにできることは、できるだけ機器を大事に使い、無駄のない購入をすることくらいでしょうか。

さて、また話が長くなってしまいました。本のことです。『大人になると、なぜ1年が短くなるのか?』(一川誠VS池上彰対談 2006年12月刊 宝島社 1365円)という本を読みました。

大人になると、なぜ1年が短くなるのか? 僕のように中高年の部類に入ると、1年があっという間に過ぎるなぁ、と思います。みなさんはどうでしょう。(小学生がそう思ったらコワイ。)ちょっと気になる書名だったので読んでみました。

一川さんは、「時間学」の研究者で、池上さんはNHK出身のフリー・ジャーナリストです。池上さんが聞き役で一川さんが解説するといった感じの本です。

僕は、例えば50歳の人にとっては1年は今まで生きた50年のうちの1年で、50分の1。10歳の子にとっては10分の1で、50歳の人の方が1年を早く感じる。と思っていました。でも、この本にもそのことは書いてありましたが、必ずしもそれが理由ではないようです。

人間には体内時計があって、それは代謝に影響されるそうで、年をとるほど代謝が悪くなる。そうすると、体内時計がゆっくりになって、相対的に実際の時間が速く見える。ということのようです。その他、交通事故などの瞬間がスローモーションのように見えるのは何故か、といった疑問についても解説していて、「ほほー」と思いました。

ちょっとユニークな本です。

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2007年2月27日 (火)

日本の古代史が面白いです。

天気というものは不思議なものですね。昨日は快晴だったのに、今朝は今にも雨がふりそう。(そりゃそうだ。)いちいち不思議がっていては身が持ちませんね。ただ、気候が変、という感じはしますね。おりしも、アメリカのゴア前副大統領による映画『不都合な真実』が、アカデミー賞の長編ノンフィクション賞に選ばれたとか。地球温暖化に対する警告のメッセージとして、世界中に衝撃を与えているようですね。本も今よく売れています。(『不都合な真実』(ランダムハウス講談社刊、すこし大判で2940円です)僕たち一般市民は、できることから省資源化に努めるしかないです。

話は変わって、見続けている中国武侠映画『神鵰侠侶(しんちょうきょうりょ)』も10巻目を見終わりました。あと1巻です。長い長いと言いながら、あと少しと思うと何か淋しいような。

さて、本の話です。小説から遠ざかっていて、これまた今回もノンフィクションの『古代からの伝言 日本建国編』(八木荘司著 2007年1月刊 角川文庫 780円)を読み終わりました。

古代からの伝言日本建国 日本書紀に書かれていることから、日本の古代を探るシリーズです。この「日本建国編」は、卑弥呼の時代、神武天皇が大和に統一国家を創った時代を中心にした巻です。

本書によると、中国の魏の時代、邪馬台国の女王卑弥呼は使いを出しその足跡を残す。と同時に、九州・日向(ひむか)に天下ったとされる天つ神系の、後の神武天皇が大和に東征し熊野から大和南部に国を作る。互いに牽制しあう関係であった。そして、結果邪馬台国を吸収して、国を統一していく・・・。という流れのようです。

邪馬台国が近畿か九州か、という謎はいまも解決されていない問題のようで、考古学的な大発見がないとなかなか難しいみたいですね。そこで、『日本書紀』や『古事記』、そして中国の文献などから、あれこれ推測することになります。

日本神話が絡んでくると、当然天皇ということにつながり、かつての戦争のこともあり、神が天から降りてきて、九州から近畿に東征し・・・と、なかなか言いにくい面もあるでしょうね。

日本書紀に書かれていることが本当か作り話か、という論議もあるようで、日本の古代史は本当に難しいな、と思います。

神話・伝承はどこにでもあり、それはそれとして、純粋に科学的に、事実に基づいて日本の古代史が解明されるといいですね。

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2007年2月23日 (金)

「読ませ大賞」っていう賞の発表がありました。

今朝は結構な雨降りです。春の嵐?天気図を見てみると、前線を持った低気圧が通過しそうです。一日雨かな。

きのう、僕の山の写真についたリンクを逆に辿ったら、ヤフーの画像検索の画面に来ました。見てみると、例えば同じ穂高のジャンダルムの写真でも本当に数多くアップロードされているんですね。それをクリックしてみるのもなかなか楽しかったです。中には、グループで穂高に登り楽しそうに写真に写っているホームページもありました。僕はひとりで登ることが多いので、わいわい登るのもうらやましく思います。休みの関係もあり、山岳会やグループに参加することができないのが残念。まぁある意味自由でいいんですが。早く雪が解けて登れないかなー、と思っています。まずは西穂高かな・・・。

さて、本の話題です。「本屋大賞」はだんだん知られてきて、ベストセラーにつながっているのはご存知かもしれません。でも、新しく「読ませ大賞」っていうのができたのはどうでしょう。

じつは去年初めて公募して、先日決まったという賞です。(詳細はhttp://xn--b9j9c247m3n5bikc.jp/です。)好きな人に読ませたいと思う本を公募したものです。読書週間の間、書店にポスターが張ってあるのを見た方がいらっしゃるかもしれません。それです。

第1回の受賞(と言っていいのかな)はフィクション部門では『東京タワー』、ノンフィクション部門は『鏡の法則』でした。どちらもベストセラーでいまでも売れ続けている本です。(がしかし、ひねくれものの僕はどちらも読んでいません)

「本屋大賞」は現在ノミネート作品が発表されている段階ですが、(大賞発表は4月5日。ずいぶん引っ張りますね。)書店にはそのコーナーがあるところもあります。でも、この「読ませ大賞」はちょっと盛り上がりが少ないようです。

第1回ということもあるし、また応募する対象として「好きな人に読ませたい」という動機もちょっと地味なような。(余計なお世話?)「サン・ジョルデイの日」もそうですが、人に本を贈るとか、読んでもらいたいとか、というのは難しいですね。

これからに期待します。

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2007年2月22日 (木)

苗字についての新しい本を見つけました。

きょうは夢で中国語を話している(話そうとしている)自分を見ました。北京大学に語学留学の希望を出している設定で、大学から連絡があったようだけど・・と訪ねていくシーンでした。そこで必死に中国語で自分の意思を伝えようともがいている自分、でもすらすら言えず、分からないところが英語になったりして・・・。まあいくら夢といっても、自分が覚えている表現しか言えるはずもなく、(自分が知らない表現が出てきたら、それはお化けです。)結局自分の実力のなさを知るだけで、疲れた夢でした。でも、こりゃやらんといかん、と発奮する材料にはなります。これを機に中国語日記でも書こうかとも思います。やっぱりどんどん聞いて、話して、読んで、書く。これしかなさそうですね。

でも、あるとき自分が、まったく言葉が通じない国に1人置かれたらどうなるだろうと考えます。(一人で海外旅行に行ったときのようです。)その際は、否が応でも何か話して、意思の疎通を図らないといけません。やっぱり言葉はコミュニケーションの素ですね。

さて、苗字の話ですが、ときおり変わった苗字の方に出会い、なんでそんな不思議な苗字なんだろう、と思うことがありますね。(最近は、赤ちゃんの名付けで普通の名前の方が少ないというのも驚きですが、名前にまつわる奥深いものが古来の日本にはあったのだと思うと、名前って一生付き合うもものなので大切にしたいな、と感じます。)

そこで、図書館に行ったとき、新しい本で『苗字と名前を知る事典』(奥富敬之著 2007年1月 東京堂出版刊 2575円)というのを借りてきました。

苗字と名前を知る事典 事典というだけあって、読むというより引くと言ったほうがいいほど詳しい内容です。

日本人の苗字は今30万くらいあるそうです。中国は人口が13億ほどもあるのに、約5000、韓国ではなんと250くらいだとか。極端な話ですね。それほど日本人の苗字が多いということです。

話は奈良時代ほどに遡って、“氏”“姓”とあり、“氏(うじ)”は蘇我氏、物部氏・・とかの氏族の名前で、“姓(かばね)”は敬意を表す(位を表すことにもなる)もので、氏に付けた。大臣(おおおみ)、大連(おおむらじ)・・・などだそうです。例えば蘇我大臣蝦夷(そがのおおおみえみし)のような感じです。

それから時代が下るにつれ、名字ができ苗字になり・・・という具合になり、今は“氏”“姓”“名字”“苗字”は同じになってしまった。ということです。(屋号などはあるみたいですが)

僕は、この本をさーっと一読しただけで頭に入っていませんが、資料としてとてもいい本だと思います。

ちなみに、僕の苗字もある系統のところに書いてありましたが、それがそのままその系統なのかは分かりません。明治維新の頃、庶民はわりに好きな苗字をつけたとも言いますし。なにしろ由緒のありそうな苗字ではないので。とはいえ、こんな僕にも先祖はいて、もちろん、ぱっと江戸時代に出てきたわけではなく、縄文時代にもいたことになるわけですから、人の歴史ってすごいですね。

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2007年2月14日 (水)

『風立ちぬ』が新聞連載始まりました。

今日は一日中雨でした。東北地方ではすごく荒れたようで、それに比べたら穏やかなほうですね。

『中国語ジャーナル』の3月号が先日出ました。毎月買っているので習慣になっています。(学習が習慣ならなおいいですね。)3月号なので連載が終了するものもいくつかあり、年度末だなと感じます。今月の特集は「ベテラン講師陣によるQ&A 学習の悩みズハリ解決!」です。ちょっと読んでみると、何か僕にもできそうな気がしてきます。とは言え、やっぱりひたすらやるしかないですね。

話は変わって、きょうの中日新聞を見ていたら、堀辰雄の「風立ちぬ」の連載が始まるそうで、思わず「なつかしー!」と言ってしまいました。思えば30年ほども前に読んだ覚えがあります。こんな僕でも青春時代があって、すごく良かった覚えがあります。(いま書棚にある文庫本は、新潮文庫で、昭和50年の1月に買っています。値段は160円です。)当時の女子学生は、堀辰雄、中原中也、立原道造・・などが好きな人が多く、(音楽は荒井由実)、結構流行ったような。

070214kazetachinu これが持っている本です。これは結構いい紙を使っているので、焼けてなくて、今でも読めます。そんなことを思ってみると、昔の小説もいいものが多いです。また読んでみたくなりました。

そう、ここのところ本を読んでも、“ながら”で読むので頭に入らず、結局途中でやめてしまった、ということが3冊ほど続きました。作品の内容というよりは、こちらの側の問題かもしれません。やっぱり、小説は集中しないといけませんね。

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2007年2月 9日 (金)

「本屋大賞」のノミネート作品が決まったようで。

おはようございます。昨夜は思いもよらない雨(小雨ですが)。この時期雨が降るなどというのは異例です。それだけ暖かいということですね。なんだか、本当にこのまま春になりそうです。

ブログというものを書き綴っていますが、はてどれだけの人が読んでくださるのか。・・なんていうことを考えていたら書けません。即刻やめないといけないくらいです。まぁ、何のたしにもならないブログですが、偶然出くわしたらちょっと読んでくださいね。こんなオジサンもいる、くらいに思って。

2,3日前のテレビ(『クローズアップ現代』)で、自転車の危険運転が多いという話をやっていました。結局その番組は見ていないのですが、自転車通勤の身としては、危ないと思うこともままあり、他人事ではないと思っています。歩道を自転車が“わがもの顔”で走り、歩行者に接触、或いは出合い頭に衝突。で、けが人も多く出ているとか。

狭い日本の道路、車も多く歩道も狭い。自転車はどこを走ればいいの?車道を走れば危ないし、駐車している車があるとなお危ない。かといって歩道をそのスピードで走れば歩行者にとっても危ない。止むを得ず歩道を走る場合はまずは歩行者のことを考えてゆっくり走るしかないですね。また、よけてもらったら「すみません」と声をかけるのが礼儀かもしれません。

さて、本の話です。全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」といもののノミネート作品が決まったようです。(詳しくはhttp://www.hontai.jp/で)書店員が読んで、是非お勧めしたい本(もちろん“売りたい本”ということになりますが)を選ぶ賞です。第1回が2004年で、『博士の愛した数式』(小川洋子著)、第2回が『夜のピクニック』(恩田陸著)とベストセラーになり、この賞も書店にとっては重要な賞になりました。

実際受賞する作品は、受賞しなくてもベストセラーになっていることが多いので、新鮮という感じはしませんが、受賞することで改めてその地位を確立するという効果があります。

芥川賞・直木賞は文壇が選び、それにあわせ書店が本を仕入れて販売するという形になりますが、「本屋大賞」は逆に売る側から選んだ賞なので、書店としても力が入るでしょうね。(とはいっても選考に加わらなかった書店の場合は、「ふーん、それに決まったの?」と、結局は芥川・直木と同じだったりして。)

ともかくも、読んで楽しい、あるいは感動できる小説が選ばれて、結果として売れればいいですね。

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2007年2月 2日 (金)

ブルボン小林さんの『ぐっとくる題名』を読んでみました。(ブルボンって?)

2月2日、久しぶりの雪です。窓のカーテンを開けると、積雪5cmほど。雪は今も降っています。これが本来の2月です(でも寒い)。

カレンダーをめくり忘れました。山の卓上カレンダーの2月は日光白根山です(厳しそう)。山のシーズンまで4ヶ月、早く登りたいとうずうずしながら、山の地図などを眺めています。

さて、本の方もまた小説から遠ざかってしまいました。小説を読みたい!と思いながらもなかなかめぐり合わず(予算の関係もあって単行本が買えないのもまたその要因で)、手頃なノンフィクション新書に走ってしまいます。もちろんそのおかげでバッグに入って、いつでも読めるのがいいのですが。そこで、今回は『ぐっとくる題名』(ブルボン小林著 2006年9月刊 中公新書ラクレ 756円)です。

ぐっとくる題名 本の書名、映画の題名など、ちょっと面白い題名をあちこちから拾ってきて分析した、面白い本です。

題名と中身がミスマッチのものを特に選んだようです。そして「しだらでん」(濁音と意味不明な単語)、「長めのいい部屋」(パロディの題名)、「淋しいのはお前だけじゃな」(先入観からの逸脱)、「光ってみえるもの、あれは」(いいかけでやめてみる)・・などいくつかのパターンに分けて“分析”しました。(というより、おもしろおかしく突っ込んでみました。)

堅苦しい内容ではなく、笑いながら読める、そして“役に立つ?”本です。

ちなみに著者のブルボン小林さんが、芥川賞作家の長嶋有さんと同一人物とは、買ってから知りました。(と言いつつ、まだ読んだことはないんですが)

それと関連して思うに、韓国映画・ドラマって邦題がちょっとユニークなのが多いような。例えば、『親切なクムジャさん』『私の頭の中の消しゴム』『バンジージャンプする』『僕の彼女を紹介します』『猟奇的な彼女』『私の名前は、キム・サムスン』『このろくでなしの愛』『僕の、世界の中心は、君だ』・・・・まぁ、いいか。

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2007年1月31日 (水)

『考古学から見た日本人』という本を読みました。日本人のルーツを探る本です。

岐阜県と長野県の間にある御嶽山(御岳)が最近、火山活動が活発になってきているようです。登録している防災メールでも時々来るようになりました。またも何年か前のように噴火なんてことがあるのでしょうか。少し心配です。地震という心配もあり、活火山の焼岳も近くにあることで、そういったことには敏感になります。そう、去年は焼岳と御岳に登っていないので、今年は行きたいと思っているのですが。

焼岳は頂上付近では絶えず水蒸気が出ていて、活動しているのを肌で感じることができます。(もちろん登山禁止にはなっていないのですが)そして御岳、何度登ってもいい山です。北側の継子岳、そして御岳最高峰の剣が峰、それぞれ表情が違い、かつ高山植物も咲き、とても楽しめます。北アルプスと少し距離を置いて“孤高”の山という感じがします。

また登りたいなぁ。

さて、本ですが、『考古学から見た日本人』(大塚初重(おおつか・はつしげ)著 2007年1月刊 青春新書インテリジェンス 767円)を読みました。

考古学から見た日本人 日本人はいかにして「日本人」となったのか。その起源から、縄文文化の先進性、邪馬台国の謎まで3万年の歩みの原点、(カバーに)

はるか昔、日本列島は朝鮮半島と陸続きで、ロシアともカムチャツカ半島から陸続き。つまり、北からも南からも人が入ることができた。日本海は大きな湖のようなものだった。そのため、今の日本人のルーツを探ると、どうやら北方からきた民族と、朝鮮半島から来た民族が日本の真ん中で交じり合ってできたようです。(南の海からも来ているとも聞いたことがあります。)以前、NHKでも日本人はどこから来たか、というような番組をやっていたのも覚えています。

はてさて、そこから縄文文化が栄え、弥生文化に移行し、邪馬台国が誕生し、古代日本の国ができ、飛鳥時代へと続く、そんな歴史の流れの中でいろいろな謎もあり、またロマンもあり。なかなか面白いですね。

邪馬台国については、今でも九州説、畿内説とあり決着がついていないようですが、本書ではあえて、突っ込んで述べています。そこらあたりは興味がありますね。

折りしも『古代からの伝言』という本を読み続けていて、古代の日本についても関心が出てきているので、これからも、こんな感じの本があれば読んでみたいです。

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2007年1月30日 (火)

『古代からの伝言』「日出づる国」編まで来ました。

今朝たまたまヤフーニュースを見ていたら、NHKの名物アナウンサーが定年退職で4月からフリーになるとのこと。局の壁を越えての活躍が期待されますが、そのプロフィールをちょっと見てみたら、九州の方で、初赴任地が北海道。「春を待つ気持」を教わったとのことです。ふーん、そんなものかなぁ、と思いましたが、たしかに雪深い国・冬の長い国の人たちは(僕の国も含んで)、とにかく春が待ち遠しいもの。九州・四国の方はもちろん春の桜は待ち遠しいでしょうが、北国はそれとは少し違うかもしれませんね。そう思いました。

話は変わりますが、最近のテレビCMで気づいたこと。それは、インターネットがかなりのウエイトを占めているなぁと思うことです。たとえばショートストーリー仕立てのCM、それが「続きはwebで・・」とかいうもの。あるいは、「商品の詳細はネットで・・・・○○○検索 ←click」というのが多くなりました。それほどにインターネットは日常生活に浸透してきたんですね。

さて、本の話ですが、シリーズで読んでいる「古代からの伝言」、最近「日出づる国」編を読み終わりました。4冊目です。

古代からの伝言 日出づる国 「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す」という文書を隋に届け、大国と対等の立場を強調した聖徳太子と、その時代の物語です。

本が出る順番、また読む順番で時代が前後するのでちょっとややこしくなるのが難点でしょうか。それぞれとても面白くて、ぐいぐい読み進めますが、前に読んだことを忘れていっているのもまた事実。記憶力の悪さに嘆きます。あと、3巻、これからも読み続けようと思いますが、考えてみれば、全部出てしまってから、時代順に読んだ方が良かったのかも。(あさはかなり)

この本の次は1月に出た「日本建国」編です。一番古い時代です。そしてそのあと、また時代が下って「壬申の乱」編、「わが国家成る」編。いやはや年表でもそばに置いておかなければ。

ちなみに、今まで読んできて、朝鮮半島と日本との関わりについてが、かなりの部分を占めていると感じます。それだけ東アジアと深いつながりがあるんだな、と改めて思います。

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2007年1月25日 (木)

『「ニッポン社会」入門』という本を読みました。見えなかったものが見えるかも。

今朝はいい天気で日差しがまぶしいです。青空が広がり気持ちも和らぎますね。それにしても雪が降りません。これを“異常”というのでしょうか。冬らしくありません。

ところで、ブログパーツを2つほど入れてみました。月の形をあらわすものと、略語のクイズのものです。さてどうでしょうか。少しカラフルになったとはいえあまり増やすわけにはいかず、いいと思うものをとっかえひっかえ貼り付けてみようかな、と思っています。

ちなみにちょうどムックで『めちゃカワッ!ブログパーツBOOK』(晋遊舎刊 880円)というのが出て、ちょっと見てみました。書名のとおり可愛いブログパーツがたくさんあって、ブログを盛り上げるのにいいかもしれません。(おじさん向きのは少なかったのですが)

さて、新しく読んだ本で、『「ニッポン社会」入門』(コリン・ジョイス著 2006年12月刊 NHK生活人新書)というのが面白かったです。

サブタイトルに「英国人記者の抱腹レポート」(“抱腹”という言葉も久しぶりに聞いたような)とあります。イギリスの高級紙『デイリー・テレグラフ』の東京特派員として日本に住んで久しい著者の日本観を綴ったものです。

外国の人が日本に来てびっくり、という話はよく聞きますが、この本はちょっと違います。単に驚いたということを書くだけでなく、もっと突っ込んで日本の伝統・文化を考え、その良さには敬意を払い、逆の場合は遠慮なく斬る。そんなところがいいですね。

日本社会について手っ取り早く学びたければ、近くのプールに行くといい、と著者は語っています。日本社会の縮図だとも。規則と清潔さを愛し、我慢強く、良しにつけ悪しきつけ、その国民性を理解できる、と。

日本に赴任して何年もたち日本語を不自由なく話し、日本のいい習慣もどんどん取り入れている。でもそれでも日本人から先入観で見られるのには抵抗があるようです。

日本人自身では分からない日本と日本人を、外からの視点