『「日帰り登山」を楽しむ本』という本がよかったです。
こんばんは。きょうは快晴ではないにしても、いい天気でした。いい天気と言えばまさに昨日です。雲がほとんどなく、北アルプスも全部くっきり見えました。
昨日山に登った方は最高だったでしょうね。でも、山にはもう白いものがかかっているので、きっと朝は寒かったでしょう。山ももう冬支度です。
僕にとっての山登りのシーズンは終わりです。低山の紅葉めぐりは別として、リュックを背負ってのトレッキングは来年の初夏までお預けです。さてその間は、山の写真を眺めたり、山の本を読んだりしてすごすことにしましょうか。
それで、というわけでもないのですが、先日書店でたまたま見かけた新刊の、『「日帰り登山」を楽しむ本』(今泉忠明著 PHP文庫)という本を衝動で買ってしまって読みました。
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「日帰り登山」を楽しむ本 (PHP文庫) 著者:今泉 忠明 |
書名を見ると、登山入門書のように見えますが、意外や意外、結構深い内容でした。地図の読み方や、装備、歩き方など、基本的なことはもちろん分かりやすく書いてありますが、なにより面白いのは、動物や虫、植物といった生き物の生態などが詳しく書いてあることです。
著者のご専門が生態学ということもあり、単行本程度の内容はありますね。山というと春から秋に登るものという先入観が僕はありますが、生物にとっては冬も大事な時期で、冬の雪の中での足跡をたどる山歩きなども面白く書いてあります。
ややもすると山頂に立つことが目的になってしまう山登り。頂だけが山ではない、という著者の言葉は、ちょっと響きますね。いい本でした。
超ベストセラーになる本ではないのでしょうけど(今泉さん、PHPさんすみません)、本との出会いを感じさせる一冊でした。それこそ「ベストセラーだけが本ではない」という気分です。これからも書店の棚で、貴重な本との出会いを楽しみたいものです。


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